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競馬の楽しみ方~競馬総合編 (2016年の競馬、思い返してみて、) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

2016年の中央競馬も終わりましたね〜⭐︎

2016有馬記念、いい競馬だったなぁ。
今年一番印象に残る事」はなんだったのかな?…って考えてみると、藤田七菜子(藤田菜々子)を筆頭に色々あった。

JRA的には一番の収穫は、間違いなく海外馬券」だろう。

マカヒキが挑戦した凱旋門賞の売り上げが約42億円。
これは馬券を売ったほうも驚きの数字だったのではないだろーか。


レースの格もそうだろうが、初の試みであったことや、日本から挑戦したマカヒキが前哨戦を勝ったことから「もしかしたら」と、期待するファンが増えたことがこれだけの売り上げに繋がったと言えるだろう。

これに続いたのが香港の38億円。
日本馬が13頭出走したということも原因として大きいけど、13頭も招待した香港のアシストも大きいだろう。
…というのは、あとから出た裏話で、香港ヴァ—ズに出走したスマートレイアーは当初、香港マイルにしか登録していなかったのだが、「香港側からヴァ—ズに出てくれ」と内々に話があって出走に至ったそうだからな。

凱旋門賞もそうだが、主催する香港サイドも「日本の強い馬が来れば現地での馬券が売れる」」という現実をここ数年実感していたようで、「スマートレイアー」の実力、力量と言うよりは裏技を使ったみたい。やはり「カネ」だガネw

その他の海外馬券はカレンミロティックが出走したメルボルンCが6億円ヌーヴォレコルトが出走したブリーダーズCフィリーアンドメアは8億円と、一気に売り上げは下がっているものの、やはり勝てるかもしれない馬が出走することがスポンサーの動きと連動しての売り上げに直結するということなんだろう。

シンプルにこの企画だけで100億円を売り上げたJRAだが、当初はもっと低い予想だったようでうれしい誤算と言えるだろう。(2014凱旋門賞でレールを敷いてくれたキズナオルフェーブルの貢献、そしてタイミングもあった)


来年2017はドバイワールドC

ついに馬券発売対象になるので、

凱旋門賞や香港開催並みの売り上げが期待できるだろう!



これだけ売り上げがあれば、もっと広告費をかけて認知度を上げるであるとか、遠征する馬に報奨金や補助金を付けるなどの施策を講じれば、もっと積極的に遠征する馬も増えることだろう。

ただ、来年2017は大阪杯がG1になるので、そちらとの兼ね合いも難しいところだろうが、今年の秋を見ても香港に13頭も出走していながらも有馬記念にそれなりのメンバーが揃ったように、近年の中央競馬界は馬の質が向上し、さらに質の各々得意なカテゴリーに分散する事によって、全体的に層が厚くなっていると感じられるので、今後はますます海外馬券は重要な財源となるだろう。

来春にはヨーロッパで凱旋門賞に次ぐ格を持つ「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」も開催される。
ここに有力馬が出走するようなら、さら成る売り上げが見込めるだろう。

そんなこんながありましたが、2016年は香港Cのモーリス、やはりこの馬が一番衝撃的でしたね!


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結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。