最終更新日:2024年04月30日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,594

競馬の楽しみ方~競馬総合編 (スプリント界にもディープの風が吹くか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

ども、「2.5代目 馬将」です。
僕もコラムを書くことにしましたw

今現在、最も種付け料が高く、繁殖牝馬の質が高い種牡馬は言わずと知れた「ディープインパクト」。(そんな伝説の馬の名前を使ったりするから「Deep Impact」というサイトはディスられるんですがw)

…けど、そんな「ディープ産駒」でも決してオールマイティーではない。
実績を残す産駒の特徴は、やはり父譲りの切れ味が上手く遺伝したタイプで、活躍の場も芝のマイルから長くても「クラシックディスタンス」までだ。
力のいる馬場にはやはり向かないようで、ダートでは「コレ!」と言える活躍馬がいない。


グレードレースのステイタスはやはりなんと言っても「芝のクラシックディスタンス」、…そしてマイル路線で、繁殖牝馬もその「馬場に合った血統」がつけられているのは「血統」に興味を持って見ていると気づくところもある。(「血統」見てると面白いですよー)


そういえば、大馬主である「ゼンノ」の冠号で有名な「大迫氏」は、セレクトセール(馬の競り)で億単位の馬採算度外視だけで、次々に競り落としてるが、あるインタビューでその真意について問われると、あっさりと「だってダービー勝ちたいんだもん」と答えていたなぁー。

…億単位ですよ? あまりにもストレートな回答にフイてしまいました。


…まぁ、ココまでで言いたいことはと、いうと、当たり前すぎる話で申し訳ないのだが、ダービー馬はダービー馬から生まれ、「ダービー・トゥ・ダービー」を地で行くのがディープインパクトなのである。ってことだ。


…しかしここにきてこの傾向に異変が起きつつある。


その異変を起こそうとしているのは皮肉にも現役時代のディープインパクトの馬主である「金子正人氏」所有の牝馬で、関西の名門、「藤原英厩舎所属」の「ウリウリ」という馬だ。


この「ウリウリ」というかわいー名の馬の血統背景はと言うと、マイルからそれ以上という、定番配合ながらマイルの重賞を勝った後は泣かず飛ばず
もぅ、これ以上距離を延ばしても逆効果と踏んだ藤原英調教師は、ディープ特有の切れを思い切って短距離路線にぶつけてきたのだ。

…その効果はあっさりと吉と出て、1400m戦の重賞を3着した後、同じ距離のOP特別をアッサリ勝利し、その後更に距離を短くして、スプリント重賞の「CBC賞」にぶつけて、もの凄い切れ味でぶち抜いてしまったのである!


初年度産駒の「リアルインパクト」が1400mの重賞を過去に勝ってはいるが、1200mの重賞勝ちは「ウリウリ」が初めて。
今後はスプリント路線を歩むことになるだろうが、名門厩舎なだけに万が一にも将来的に「スプリンターズS」にでも勝とうものなら、種牡馬「ディープインパクト」の価値は更に上がる事になる。


勝たないまでも、勝ち負けまで持ち込むくらいの競馬が出来れば「第二のウリウリ」を目指して意識して、短距離を狙う厩舎も増える事が予想されるんじゃないだろーか。
スプリント路線でも「ディープ旋風」が巻き起こっても、なんら驚けない。

…そうそう、忘れてはいけないのが、ディープインパクトと並んでの二枚看板種牡馬である「キングカメハメハ」もスプリント路線に絶対王者「ロードカナロア」を送り出しており、これまでディープ産駒がスプリント路線に目を向けていなかっただけの話で、キンカメ産駒に出来てディープ産駒に出来ないという事は実際問題、ないだろう。


そして更に期待されるのは、種牡馬としてスプリンターも出せるとなれば、星の数ほどいる「サクラバクシンオー産駒」の繁殖牝馬との配合も今後増えてくるだろうな。

ただ、やはり競馬の王道は「ダービー・トゥ・ダービー」
やはりまだまだダービー馬は、ディープやキンカメを父に持つのがステイタスとなるだろう。

ならば代用品で全兄「ブラックタイド」をスプリンター系の牝馬に配合すればディフュージョンラインの完成かw??


いずれにせよ今後の「ウリウリ」の活躍次第では種牡馬ディープインパクト価値は、更に大きく変わる事となるだろう!



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2024/04/28

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今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。