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競馬の楽しみ方~夏競馬編 (2019年サマーシリーズを盛り下げるルール) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2019年サマーシリーズも「該当馬なし」

  2. 2006年より始まった「サマーシリーズ」は、夏場を休養に充てる大物馬が多いことから、夏は競馬が興行として盛り上がらないという趣旨で始まった。
    開始当初は2000m戦と1200m戦しか無く、一応の盛り上がりを見せていた。


    ただその後、段々とシリーズ自体が下火になっていったため、サマーマイル及び、サマージョッキーシリーズも追加されて現在に至っているのだが、シリーズの人気が下げ止まったというか、シリーズ自体に関係者の関心が薄れて来てるって感じがしてならない。


    …と言うのも、今年は2000シリーズでは、初の優勝該当馬なし」という惨憺たる結果

    優勝の権利は「シリーズで指定されたレースのいずれかで優勝し、尚且つ各シリーズで決められた総合ポイント獲得を満たしていること」となっているのだが、サマースプリントシリーズは6戦あり、複数回の出走が比較的容易でサマーマイルシリーズは3戦しかなく、複数回の出走がなかなか難しいために、今年も昨年も「該当馬なし」と言う結果になってしまったのだ。


  3. 2019年サマーシリーズを盛り下げるルール

  4. 「サマーシリーズの優勝」条件は、指定されたどれかのレースに勝ち、尚且つ決められたポイントを獲得していることで、サマーマイルシリーズにおいては12ptを獲得していることが条件となっている。

    今年の最高ポイント獲得馬は中京記念を勝った「グルーヴィット」で11点だったのだが、この内訳は勝利ポイントが10点、出走ポイントが1点の計11点。
    5着以内に入ればあと1点が加算され「権利」を満たしていたのだが、残念ながら9着に敗れ優勝権利を満たせなかったのだ。

    レースなので勝ち馬が出るのは当然で、このシリーズはG3の勝利で10pt、G2の勝利で12ptが獲得出来るのだが、仕組みとしては「シリーズ」だから同カテゴリーに最低でも2回は出走しなければならないという「縛り」がある
    そのため、シリーズ優勝を本格的に狙うのであれば、最低でも「2戦」に出走しなければならない(サマースプリント王者のタワーオブロンドンは3戦出走)


    昨年のサマーマイルシリーズなどは最多得点馬の「ワントゥワン」は、シリーズ3戦に全て出走しが12pを獲得し、ポイント的には優勝資格を満たしてたんだが、残念ながら「勝利がない」という理由で「該当馬なし」とされた。

    今年の2000シリーズも5戦行われたのだが、5戦とも勝ち馬が異なり、尚且つ複数回出走した馬がいなかったため、こちらも「該当馬なし」となったのだ。


    ルールがある以上、まぁソレに従うのはわかるが、夏競馬を盛り上げるために企画されたシリーズなのに「該当馬なし」で盛り下げてどーなんだ?

    …そりゃ関係者の関心も薄れるだろーよ、
    これではつまらないもんな。

    JRAも相変わらず頭がカタイよ。


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2024/04/27

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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。