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競馬の楽しみ方~夏競馬編 (2015年 夏競馬) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

9月から2015年度の秋競馬が始まりました。
9月と言えば例年夏の上がり馬が台頭してくる時期なんですが、9月初頭の時点ではこれといった目立った馬はいなかったんですよ。


うーん、「夏の上がり馬」は、どーも盛り上がらんなあって…って思ってた矢先に、出ました、出ました、上がり馬。

その「上がり馬」とは・・・・・秋華賞トライアルの紫苑Sを8番人気でぶち抜いたマンハッタンカフェ産駒の「クインズミラーグロ」。


8月の新潟で「500万」から再スタートしたんですが、この時期は降級馬が相当強い。ところがこの馬、休み明けを2着した後折り返しの特別を快勝。

デビュー時に412kgしかなかった馬体も、休ませて438kgまで成長し、「これは」と思わせる成長ぶりで勢いそのままに、トライアル挑戦したところ、スタートで安目を売りながらも器用に馬群を縫いながら、直戦では鋭く割って出てきて勝っちゃいました。
…ま、勝てると思ってましたけど(自分馬券はあたらずorz)。


でも本番もこのくらいの人気で出てきてくれたら期待大ですね。

そんなこんなで2週後のオールカマー、ここでも出ましたスーパー上がり馬
同世代の「ヌーヴォレコルト」がせこく内をぴったり回ってくるのに対して、この馬は後ろから行って異次元の末脚で一気の脚でメチャメチャ弾けました。


中山であそこまで弾ける馬を見たのは久々ですね。
本当なら叩いてエリザベス女王杯が陣営の青写真だったんでしょうけど、あまりの弾けぶりにビックリ仰天の厩舎も馬主も急遽、天皇賞(秋)参戦を高らかかに宣言しちゃいました。

でもこの馬も馬鹿にしたもんじゃないですよ。
その証拠に歴代の秋華賞馬なんですが、新設G1なんであんま価値が高いG1とは思ってなかったんですが、調べてみるとなんと勝ち馬は キラ星のごとく輝く馬ばかりで二度びっくり。


以下歴代勝ち馬。

・ショウナンパンドラ
・メイショウマンボ
・ジェンティルドンナ
・アヴェンチュラ
・アパパネ
・レッドディザイア
・ブラックエンブレム
・ダイワスカーレット
・カワカミプリンセス
・エアメサイア
・スイープトウショウ
・スティルインラブ
・ファインモーション
・テイエムオーシャン
・ティコティコタック
・ブゼンキャンドル
・ファレノプシス
・メジロドーベル
・ファビラスラフイン


ね、凄いでしょ。
実は秋華賞って実は出世レースだったんですね。

ショウナンパンドラ」は馬名前が地味だから天皇賞は人気しないから美味しいですよ。
今から楽しみですね。


これに対して一気に評価を下げたいのが同世代のオークス馬「ヌーヴォレコルト」です。
1番人気に応えての2着でしたが勝ち馬には完全に完敗。内を器用に回っての経済コースを通って、岩田マジックは上手く行ったかに見えましたが、勝ち馬にこれだけ負かされると もう一回やっても結果が変わるとは考えづらいです。


さらにこの馬には実は裏話があって、夏の間イマイチ体調がさえず毛艶もひどかったみたいです。
本来鹿毛馬(ま、茶色っぽいって思ってください)なのに栃栗毛(茶色より黄色掛った毛色)かと思わせるほどのくすぶっていたみたいです。

茶色から黄色ですよ。顔色悪いったらありゃしないって感じですわ。


そんな状態なのに、岩田が2週前に追い切りに来て跨った際「どうもピンとこん」とか言い出して、1週前追い切りにも自ら率先して騎乗し、闘魂注入ちゃったみたいなんです。

岩田的には間に合ったという感触だったみたいですが・・・・。


一応レースでは見せ場も作り2着確保なら体面は保ったかもしれませんが、そんな経緯がありながらメキメキにやっちゃったらこの後どうなっても知りまへんで。


岩田の気持ちはわからないでもないですが、この馬この後相当危ないですわ。
皆さん気をつけて見ていてくださいね。


今回この馬には「夏の下がり馬」の称号をささげます。


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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。