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競馬の楽しみ方~コラボ編 (2017 ダービーは「キングダム×JRA」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

それにしても今回のJRAのコラボは、また随分と金をかけたものだ。

今回は「週間ヤングジャンプ」で連載中の大人気漫画の「キングダム」と「JRA-日本ダービー×キングダム」のコラボだ。

昨年のジャパンカップが「日本相撲協会」とのコラボで「ジャパンスモウカップ」、
一昨年はジャパンカップ、有馬記念と「進撃の巨人」とのコラボで「進撃のジャパンカップ


JRAの広告費は青天井ですなw
ダービー当日もイメージキャラクターの松坂桃李柳楽優弥高畑充希土屋太鳳らが揃って来場と、大人も子供も馬券を買わないでも楽しめるイベントが満載だ。


公営ギャンブルの売り上げはその年の景気に左右されることが大きく、オグリキャップブームが巻き起こったバブル全盛当時は、ギネスブックにも認定され、今も破られない有馬記念の売り上げが「875億円」という記録が有名な話。

これだけ惜しみなくPR費用を使えるということは、競馬場への客足も伸びている昨今だけに、今がファンの囲い込みの絶妙のタイミングということなんだろう。



さて、今回は私も大好きな「キングダム」とのコラボなのと、昨年の「ジャパンスモウカップ」は過去一番面白かった企画だったのに忙しくて更新が遅れてしまい、更に撮ったキャプチャ画像を誤まって捨ててしまったので、テンション下がって更新する気が失せたってのもあり、今回は今のうちに「魚拓」しておこうと思う。

…今回の「キングダム×JRA」は公開当初からインパクト大で、「キングダム」読んでる方なら分かると思うが「政が王騎や信と馬を走らせるなんて…」こんな光景はありえない。などと、こんなところからテンションが上がってしまった(笑)
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画像自体はNHKで放送されていたアニメ版のキングダムのようで、しばらく前から「乞うご期待!」と踊らされていたw

そして待ちに待った「キングダム×JRA」のコラボ内容はと言うと…
3つのゲーム要素があるように見えるが、実際には2つほどが楽しめるものだった。

1つ目が「東京競馬場からの奪還」といったもので、謎解きゲームで、作戦完了すると「金券5万円分」…と、あるが、ただの「応募資格」が得られるってだけ。


2つ目が「ぶっ飛び飛信隊〜15頭の歴代ダービー馬を入手せよ!」といったもの。
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背景は「クラッシュ・オブ・クラン」や「戦国X」など「箱庭系」と呼ばれるスマホアプリのような雰囲気で、「ぶっ飛び戦場メーカー」なんてタイトルのものもあったので「どれだけ金かけてるんだ?」と期待が先行してしまうのだが、実際に検証を進めてみると、金はかかっているものの、ゲーム性としては「クソゲー」だった。


「ぶっ飛び飛信隊〜15頭の歴代ダービー馬を入手せよ!」は「モンスト系」と呼ばれる「モンスターストライク」が元祖弾いて戦うフリックゲームで、先ずはステージ選択だ。
懐かしい馬から最近の馬までが「キングダム」のキャラと並んでいるのだが、ここで1つ、JRAのあってはならないミスを発見。

それはこのステージ選択一覧の中央下部に「ステージ4 トウカイテイオー」で「王家の誇りで姜燕を倒せ!」とあるのだが、このキャラ画像は「姜燕」ではなく、間違いなく「王家」ではなく野盗あがりの「桓騎将軍」だ。…コレはJRAさん、やっちゃダメでしょ。

…で、とりあえず「オルフェーブル×王騎将軍」を選んで遊んでみると、直ぐ敗北作戦失敗
だが、次には1回のストライクで撃破したりと、少し慣れれば簡単すぎてつまらない。

ぶっ飛び戦場メーカーに至っては、てっきり自分のオリジナル砦を生成できるのかと思ったが、「名前」をカナで入れるだけで自動生成
コレも1回のストライクで勝利。100戦100敗の魔窟とか書かれてあるが、瞬殺だった。つまらない。


他に2017年5月27日〜6月25日まで東京競馬場内の「JRA競馬博物館」で「キングダム」のキャラと歴代ダービー馬のコラボイラストなどが展示されるって告知もあるが、よく見ると少しショボそうだ。



…正直なところ去年の日本相撲協会とのコラボの方が別格に面白かった。
アレは「B級ゲーム」ノリのところが私にはエラく刺さり、JRAにアプリ化してほしいとメールまで出しました。
力士が馬に跨って、ゲートインするところとか、馬と体格のいい力士のバランス、またダブルでのコラボで「ストリートファイター」も途中で参戦したり、力士が馬持ち上げて空飛んだりと、メチャクチャだったけど、アレは最高だったなぁ。。


その前が「進撃の巨人×JRA」だった。
アレは衝撃だったな、、確か「進撃の巨人」が異様な人気を出し始め、アニメ化したところでJRAとのコラボ企画が出て、「進撃の巨人のアニメ」とのコラボなので、実際に自分で「巨人」を選び、大きくして手前に置いたり、小さくして背後に巨人を設置することで遠近画像を作ることができて、そこに自分の馬で走るキャラを置くことで、アニメシーンを作ることができるといった、画期的なものだった。

あの頃は「ゲーム」ってものではなかったが、「ずっと残しておいて欲しかった企画、第一位」の世界に誇れるウェブ企画だったと思う。

そう思うと、今年の「キングダム×JRA」は、別に目新しいものがあるワケではなく、「スゴイ!」けど、個人的には既に来年に期待している。


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2024/04/27

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今回検証するうまスピンの無料予想(無料情報)は、2024/04/27の京都7Rで提供された買い目である。

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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

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今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。