最終更新日:2024年12月04日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:118,071

競馬コラム~騎手編 (「ワールドオールスタージョッキーズ」と外国人騎手) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 3年ぶりの夏イベント「ワールドオールスタージョッキーズ」と外国人騎手

    3年ぶりの夏イベント

    コロナウイルスの影響により、開催中止となっていた夏競馬・札幌での一大イベントワールドオールスタージョッキーズ」。(以前は「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」という名称だった)

    まだまだ日本では感染者数が落ち着かない状況が続くが、入出国の制限が緩和されたことにより、このワールドオールスタージョッキーズも3年ぶりに開催されることが決まった。
     
    GⅠがなくやや盛り上がりに欠ける夏競馬の盛り上げ施策だが、スポットで海外諸国のトップジョッキーが集まってレースを行うこのイベントはファンの間でもお馴染みとなっていただけに、久々の開催で札幌への旅打ちを計画している競馬ファンも多いのではないだろうか。 
      
    今年のJRA出場騎手は、リーディング上位騎手に加えて黄綬褒章を受章した柴田善臣騎手や、地方からは激戦を勝ち抜いた愛知競馬の岡部誠騎手が出場権を手にしている。  



    出場外国人騎手の紹介

    そして、気になる海外勢だが、簡単に出場する外国人騎手を紹介しておこう。  

     

    クレイグ・ウィリアムズ(オーストラリア)

    オーストラリアのベテランジョッキー。
    日本へは何度も短期免許を取得して騎乗経験があり、天皇賞・春のジャガーメイル、NHKマイルのグランプリボス、朝日杯FSのアルフレードでGⅠ勝ちの実績。
    45歳になってもまだまだオーストラリアでは第一線で活躍中。
      
     

    チャクイウ・ホー(香港)

    昨年のクイーンエリザベス2世カップを制したラヴズオンリーユーの手綱を取っていたのがホー騎手。
    それ以外にも香港の現役最強とも言われるゴールデンシックスティーの主戦でもある。
    この夏、短期免許を取得して初来日。先日のレパードSをカフジオクタゴンで勝利して早くもJRAの重賞を手にし、今後の活躍が楽しみな1人だ。

     

    デヴィッド・イーガン(イギリス)

    アイルランド出身の23歳。
    昨年はミシュリフとのコンビでサウジカップ、ドバイシーマクラシック、英インターナショナルSを制覇して一躍時の人になった。
    父が現役騎手、親族に調教師等がいる競馬家系。今後の成長にも注目の若手ジョッキーが初来日。

     

    テオ・バシュロ(フランス)

    フランス出身の29歳。
    大舞台での勝利実績こそ少ないが、近年メキメキと力をつけているフランスの注目株。
    2019年シーズンに年間100勝を達成すると、2020年、2021年と3年連続で100勝以上を挙げ、今シーズンも開幕からリーディング争いを演じている。
    これが日本初騎乗となる。

     

    ジェームズ・グラハム(アメリカ)

    これまで積み上げてきた勝ち星は2900勝。
    GⅠ勝利がキャリア10年目とやや縁遠かったものの、2007年から16年連続重賞勝利を果たしているなど、長年一線級で活躍するアメリカ競馬の重鎮。意外にもこれが日本での初騎乗となる。
    やや日本での知名度は低いかも知れないが腕は本物だ。

     

    コラリー・パコー(フランス)

     「世界の女性騎手でJRA短期免許有資格者は誰か?」の競馬コラムでも紹介をしたことのあるコラリー・パコーはフランス出身の女性ジョッキー

    フランスの女性ジョッキーと言えばミカエル・ミシェル騎手が有名だが、そのミシェル騎手が持つ女性騎手年間最多勝利数72勝に迫る71勝を挙げて(2019年)一気に名前を売った。
    ミシェルブームに続く、パコーブームを巻き起こすことができるか?

    コラリー・パコー騎手(フランス)
    ▲ コラリー・パコー騎手(フランス)


    日本での知名度があまりないぶん、今年は全体的に「これから注目しておいて欲しい」というタイプのジョッキーが選ばれた印象である。

    とくにコラリー・パコー騎手は、まさに「第二のミシェル」を狙った人選という感じで、JRAの2匹目のドジョウ作戦が成功となるか、この後の動向にも注目だ(笑)
     
    ちなみにミカエル・ミシェル騎手は、今年5月からアメリカを拠点に移して騎乗を行っている。

    昨年暮れに落馬負傷で長期休養を余儀なくされていたが、復帰のメドが立ったことと海外渡航の制限が緩和されたことでアメリカへの挑戦を決断したという。
    年内はアメリカ中心となる予定だそうだが、近いうちに再来日してくれることを楽しみにしたい。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/23

テッパンという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

テッパン」という競馬予想サイトへ集客を行っていた「解体新書」による検証では「回収率470%」とのことだった。


しかし、競馬検証.comが30レース分の予想精度を独自に検証した結果、回収率わずか40%で、収支結果は88万超えどころか、▶︎マイナス−18万 100円となった。


今回検証するテッパンの無料予想(無料情報)は、2024/11/30に提供された3鞍の中から、京都3Rで提供された買い目の検証となる。


テッパンという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ テッパンの無料予想(2024/11/30)

結果:3-9-2

結果的には、1→3→7番人気で決まったのだが、テッパンが予想したのは1,2,5,9,10番人気の5頭。要するに、上位人気3頭と下位人気2頭の組み合わせというものだ。


騎手名を見ても分かる通り、武豊と短期免許の外人騎手に若手有望株の2名を入れていれば当たるだろうと考えたのだろう。
勿論、1着となった3メイケイレイン(武豊)の前走を見る限り、一本かぶりのグリグリ1番人気になることは予想されていたし、11頭立てであれば余裕で捌き切れて当然であった。


要するに、このレースは2,3着馬を探すレース

テッパンが提供したレース


5アイルランズコールは、C.デムーロ騎乗ということから2番人気に押し出されたのは明らかであり、ダート変わりと距離短縮という2つの変化に加えて、前々走から5→8着と着順を落としていたことも懸念されていた。
ヤネ(鞍上)が幸からC.デムーロに代わっただけであり、馬の調子や陣営の話とは関係なくチョイスしたようだ。

結果は5着
序盤から行きたがって抑えるのにひと苦労したようで、勝負どころから追い上げを図ったが、直線はピリッとした脚を使えなかった。やはりという感じだった。


そして、1ホウオウアーネストであるが、前々走から0.7秒差の4着→2.4秒差の6着と夏バテによる調子落ちから5番人気と競馬ファンからの評価も落ちていたのだが、R.ムーア騎乗となったことからテッパンの予想担当は「外国人マジック」に期待でもしたのだろう。
結果は8着。 全くと言っていいほど、良いところはなかった。


逆に、2着となった9ダイシンレアレアは3番人気にもかかわらず予想者が買い目から切ったというのは、鞍上が小崎綾騎手であったことによるものと思われる。
小崎綾騎手や3着のM.デムーロ騎手には悪いが、2歳未勝利戦であれば馬のレベルもまだ団栗の背比べ状態であり、騎手のレベル差はそれほど影響しない。

テッパンの予想者には、押し出された人気を見分けるコツを掴んでほしいところだ。




2024/11/30

「うまスグ」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するうまスグの無料予想(無料情報)は、2024/11/30の中京6Rで提供された買い目である。


うまスグという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ うまスグの無料予想(2024/11/30)

結果:10-11-5

結果的には1→5→3番人気での決着となり、買い目の5頭の内馬券になったのは1番人気の10アンシールただ1頭のみという残念すぎる内容。

うまスグが提供したレース

おまけに、◎に推奨した8カンタベリーハヤテは見せ場もなく16頭立ての16着という結果。
何故、15番人気の8カンタベリーハヤテを◎に推奨したのか理解に苦しむ


そして、◯に推奨した2番人気の12クアトロジャックは、4角では既に手応え劣勢となり直線坂下で内から来た勝ち馬を押し返す余力もなく流れ込み8着というもの。
ここ最近の永島まなみ騎手の実績を見るだけでも、2番人気とはいえ手を出すのは勇気がいるだろ


△2タイキバルドルが11番人気の割に健闘し6着ではあったが、8番人気の★15ラウダブルも直線では見せ場なく後退し13着という結果には、目も当てられない。

競馬は人気ではないというが、◎15番人気、◯2番人気、▲1番人気、△11番人気、★8番人気という予想は、「あくまでも高配当を狙ったものです」という注釈を入れてほしいものだ。
当たればラッキー」という思いが伝わってくる買い目である。
無料予想とはいえ、今回かなり無責任な予想であった。