競馬コラム~騎手編 (次世代ジョッキーの活躍) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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次世代ジョッキーの活躍
岩田望来騎手がリーデイング2位
先月末、サウジカップ騎乗のためサウジアラビアへ渡航していたルメールが、日本に帰国後、コロナウイルスに感染したことが判明し、そのまま療養となった。
その結果、ルメールは約1ヶ月近く日本での騎乗をストップしていることになるのだが、その間にリーディング争いに異変?が起きている。
先週時点で42勝、トップをひた走るのは悲願のリーディング獲得に燃える川田将雅騎手だが、鬼の居ぬ間に…ではないが、「冬競馬の楽しみ方? ルメールが目覚めるまでに…」の競馬コラムでも書いたように、例年暖かくなってから固め打ちを始めるルメールが目覚める前に少しでも勝ち星を稼いでおきたい状況だ。
そして今回注目すべきは、その次に付けている騎手である。
デビュー4年目の岩田望来騎手が33勝を挙げて2位につけている。
騎乗数が多いぶん勝率や連対率といった数字は全体的に低めではあるのだが、3月のこの時点で30勝以上ということは、単純計算で年間100勝を超えるペースだ。
昨年の88勝を上回る数字だから、この快進撃がどこまで続くか見ものである。
また、岩田望来騎手といえば「3桁目前の岩田望来騎手。名門厩舎の宿命」でも書いたように、これだけ勝ち星を挙げているにもかかわらず、グレードレースをデビューから一度も勝てていなかったという「ネタ』」のあったジョッキーだ。
ただ、そう言われながらも2月19日の京都牝馬S(ロータスランド)で待望の初重賞勝利をゲットしたことで肩の荷が降りたと思われ、その重賞勝ち後で12勝。さらに信頼を得た印象だ。
岩田望来騎手の騎乗馬の仲介(エージェント)をしているのは、元競馬ブックの記者で、ひと頃の騎乗依頼仲介を仕切っていた小原氏が務めている。(ひと頃…と言っても、まだ彼の影響力は他のエージェントとの繋がりで今もしっかり根付いてはいる)
有力厩舎やオーナーとの結びつきが多い同氏だけに、岩田望来騎手に集まってくる馬の質は必然的に高くなるのは当然だが、重賞を勝ってひと皮剥けた今年はしっかり飛躍の年にして、その地位を固めたいところだろう。今年デビューした女性ジョッキー今村聖奈騎手も。
ちなみにその岩田望来騎手のエージェントである小原氏だが、先日デビューを果たし「崖っぷち藤田菜七子騎手と新人・今村聖奈騎手」でも紹介した、現役4人目の女性ジョッキー・今村聖奈騎手のエージェントも務めることがわかった。
栗東のトップジョッキーたちの騎乗馬を仲介してきた小原氏が、女性ジョッキーを担当するのはこれが初めてになる。
今村聖奈騎手は、元ジョッキー今村康成氏(現在は飯田厩舎で調教助手)の娘で、関係者との結びつきも多い立場ではあるが、この敏腕エージェントとのタッグでどれだけの騎乗馬を集められ、どれだけの成績を残せるのかも注目される。
…とは言っても、現在も福永祐一、岩田康成、岩田望来といったジョッキーを抱えながらの担当ではあるだけに、この3人の『おこぼれ』を待つという立場にはなってしまうかもしれない。
それでもローカル場にいけばそのぶん「おこぼれ」は増えることになるので、ジョッキーとしてもエージェントとしても都合が良い。
そんな今村聖奈騎手、先週の13日(日)阪神8Rでデビュー初勝利を挙げた。
所属する寺島厩舎の馬(ブラビオ)での勝利だっただけに、喜びもひとしおだった。
これまでの騎乗馬の質を振り返ると、やはり「フィーバー」になっていた藤田菜七子騎手ほどのものではないが、それなりのレベルの騎乗馬を用意してもらっており、やはり「しっかりとしたエージェントが付いている」と感じさせるものがある。
しかしこれは本人も、周囲も口にしているが「まだまだレベルアップが必要」という状況であり、この数年でどれだけ成長できるかが重要だろう。
一方で、今現役で続けている3名の女性騎手との比較で「一番息が長いのはこの子なのかもしれない」という人も少なくはないようだ。
良いか悪いかは別にして、太いエージェントを獲得することが出世への近道となっている今の中央競馬界だ。
そこをクリアしているアドバンテージは大きく、彼女のこれからは競馬サークルの色々なところで注目されている。
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12/1は「ギア1」という低額コースにて1つ目は269.7倍(161,820円獲得)、同日2つ目は77.2倍(54,040円獲得)のダブル的中 となった。
「原点」独自の「重賞原点」という無料コンテンツや、提供される予想には無料予想でさえ、常に載っている見解(短評)、それと検証当初から連日的中で地方競馬の回収率も高かったこともあり、「原点」への期待は高まるばかりだ。