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競馬コラム~騎手編 (今年の新人騎手はチョット…) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 今年の新人騎手はチョット…

  2. 今年、2019年デビュー新人騎手は、ちょっとモノが違うかもしれない

    藤田菜七子騎手3年前にデビューし、競馬ファンに限らず世間の新人騎手への注目度が それまでと比べて急上昇したのは周知の事実で、「藤田菜七子世代」を筆頭に、年々新人のレベルが上がっているのもまた事実。


    今年2019年は、競馬学校卒業生7人と、35歳にして 騎手試験を突破した藤井勘一郎騎手を合わせ、合計8人の新人騎手がデビューした。(藤井勘一郎騎手は「騎手」としては新人ではないが、新人騎手全員が初開催から騎乗馬があること自体かなり珍しい)

    一昔前は新人騎手が開催第1週目から、いきなり勝ち負けになるなんてこと、まず無かったが(過去にはデビュー2日目で重賞を勝利した武幸四郎騎手もいたけど)、今年はなんとデビュー2日目で2勝する新人が現れたもんだから、超ビックリしたと同時に、なんだか ものすごいレベルの高さになってるな…と、感じた。



  3. 斎藤誠調教師の息子、斎藤新騎手

  4. このデビュー2日目で2勝した新人騎手とは、美浦 斎藤誠調教師を父に持つ、斎藤新騎手

    下の写真ではガッチリ握手しているが、実は息子に甘やかすことも斎藤新騎手も甘えることなどもなく、斎藤新騎手の所属が父のいる「美浦」でなく、ロードカナロアの調教師として有名な栗東の安田隆行厩舎になったのは「親子で美浦に一緒にいると甘えていると見られるので」という理由だそうで、未開の地である関西を選択したんだとか。

    関西の調教師は関東に比べて新人を積極的に乗せることで有名なので、この選択が「吉」と出たようだ。
    美浦斎藤誠調教師を父に持つ斎藤新騎手の親子ショット 
    ↑斎藤誠調教師と、斎藤新(あらた)騎手の親子ショット



  5. 岩田康誠騎手の息子、岩田望未騎手

  6. もう一人下馬評が高かったのが、現役騎手である岩田康誠騎手の次男である岩田望未騎手

    岩田望未騎手の所属は、なんと昨年の全国リーディング厩舎となった栗東藤原英昭厩舎
    なんでも藤原調教師が、岩田望未騎手のことを息子のように可愛がっているらしく(もちろん騎手としての腕も見込んで)、初戦から1番人気になる自厩舎の馬を用意したほどの入れ込みようで「超ひいき」しているんだそう(結果4着)

    馬の質、スタッフの技量は全国リーディングを取る程だから、言わずもがな、初勝利は時間の問題だろうね。


    また、関東高木登厩舎所属の菅原明良騎手デビュー2戦目で0.1秒差2着と、勝利まであと一歩だった。

    ただ、競馬学校卒業時に最も成績優秀であった生徒に送られる「アイルランド大使特別賞」を贈られたのは前述の斎藤誠調教師の息子、斎藤新騎手だった。…やはり「いきなり2勝」は伊達ではなかったようだ。
    岩田康誠騎手の次男坊の岩田望未騎手 
    ↑岩田康誠騎手と、岩田望未騎手の親子ショット



  7. 個性派逆輸入ジョッキー、藤井勘一郎騎手

  8. 個性派」では、競馬学校を経ずして騎手試験をパスした、「逆輸入ジョッキー」の藤井勘一郎騎手

    藤井勘一郎騎手がなぜ「逆輸入ジョッキー」と呼ばれるかと言うと、15歳でオーストラリアに渡り、現地の騎手学校に入学して17歳で騎手デビュー。
    その後、シンガポール、アジア各地、国内の地方競馬などを転々としながら6度も騎手試験を受けて今回ようやく合格の運びとなった、なかなかの苦労人なのだ。

    年齢的にはベテランだし経験豊富な彼の海外仕込みの騎乗にも今後大いに注目したいとこだ。
    逆輸入ジョッキー藤井勘一郎騎手がデビュー 



  9. 名前が個性的…かめだ・はーと

  10. …それにして余談だが、最近の騎手の名前(本名)も「次世代」を感じる。…まぁ、「キラキラネーム」って呼ばれる名前がジョッキーにも登場しはじめた(笑)
    斎藤新(あらた)騎手は、まあ、漢字として読めるとしても岩田望未(みらい)騎手、…まぁここまではアリだが、亀田温心かめだはーと)騎手は、どーだ。


    かめだ・はーと❤️、だぞ。

    少しあの亀田ブラザーズ」に似てるが、全く関係ない
    そしてコレはなにか初騎乗する「亀田温心」をイジってあげてなのか? 疑いたくなるような初騎乗した馬の名が「ハハハ」…岩田望未騎手とのデビュー戦と差がありすぎて泣けた。

    因みに「ハハハ」はおもしろ馬名をつけることで小田切有一氏の所有馬で、もしかしたら小田切有一氏の性格上、ウケけ狙いかもな。過去には「ロバノパンヤ」という名前の馬もいたし。
    今回の「ハハハ」はかなりインパクトある馬で、ウケもいいけど、実は血統だけは悪くない。芝はダメだがダートでもしかしたらという感じかな。

    今回亀田温心(かめだはーと)がどういう経緯で「ハハハ」に乗ることになったか知らないけど、「カメダ・ハートがハハハに乗って11着」という、記憶に残すミッションなら成功だw
    亀田温心騎手もデビューで騎乗した馬は「ハハハ」 
    ↑初騎乗したのは「ハハハ」で11着

    ま、名前はともかくとして現在の競馬学校入学も、卒業も、狭き門となっているのは確かで、自ずと卒業生の質も年々上がって来ているようだ。
    実力を発揮しだし人気になってからでは遅いので、まずは亀田温心(かめだはーと)馬券で先物買いか。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/30

「うまスグ」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するうまスグの無料予想(無料情報)は、2024/11/30の中京6Rで提供された買い目である。


うまスグという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ うまスグの無料予想(2024/11/30)

結果:10-11-5

結果的には1→5→3番人気での決着となり、買い目の5頭の内馬券になったのは1番人気の10アンシールただ1頭のみという残念すぎる内容。

うまスグが提供したレース

おまけに、◎に推奨した8カンタベリーハヤテは見せ場もなく16頭立ての16着という結果。
何故、15番人気の8カンタベリーハヤテを◎に推奨したのか理解に苦しむ


そして、◯に推奨した2番人気の12クアトロジャックは、4角では既に手応え劣勢となり直線坂下で内から来た勝ち馬を押し返す余力もなく流れ込み8着というもの。
ここ最近の永島まなみ騎手の実績を見るだけでも、2番人気とはいえ手を出すのは勇気がいるだろ


△2タイキバルドルが11番人気の割に健闘し6着ではあったが、8番人気の★15ラウダブルも直線では見せ場なく後退し13着という結果には、目も当てられない。

競馬は人気ではないというが、◎15番人気、◯2番人気、▲1番人気、△11番人気、★8番人気という予想は、「あくまでも高配当を狙ったものです」という注釈を入れてほしいものだ。
当たればラッキー」という思いが伝わってくる買い目である。
無料予想とはいえ、今回かなり無責任な予想であった。




2024/11/23

テッパンという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

テッパン」という競馬予想サイトへ集客を行っていた「解体新書」による検証では「回収率470%」とのことだった。


しかし、競馬検証.comが30レース分の予想精度を独自に検証した結果、回収率わずか40%で、収支結果は88万超えどころか、▶︎マイナス−18万 100円となった。


今回検証するテッパンの無料予想(無料情報)は、2024/11/30に提供された3鞍の中から、京都3Rで提供された買い目の検証となる。


テッパンという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ テッパンの無料予想(2024/11/30)

結果:3-9-2

結果的には、1→3→7番人気で決まったのだが、テッパンが予想したのは1,2,5,9,10番人気の5頭。要するに、上位人気3頭と下位人気2頭の組み合わせというものだ。


騎手名を見ても分かる通り、武豊と短期免許の外人騎手に若手有望株の2名を入れていれば当たるだろうと考えたのだろう。
勿論、1着となった3メイケイレイン(武豊)の前走を見る限り、一本かぶりのグリグリ1番人気になることは予想されていたし、11頭立てであれば余裕で捌き切れて当然であった。


要するに、このレースは2,3着馬を探すレース

テッパンが提供したレース


5アイルランズコールは、C.デムーロ騎乗ということから2番人気に押し出されたのは明らかであり、ダート変わりと距離短縮という2つの変化に加えて、前々走から5→8着と着順を落としていたことも懸念されていた。
ヤネ(鞍上)が幸からC.デムーロに代わっただけであり、馬の調子や陣営の話とは関係なくチョイスしたようだ。

結果は5着
序盤から行きたがって抑えるのにひと苦労したようで、勝負どころから追い上げを図ったが、直線はピリッとした脚を使えなかった。やはりという感じだった。


そして、1ホウオウアーネストであるが、前々走から0.7秒差の4着→2.4秒差の6着と夏バテによる調子落ちから5番人気と競馬ファンからの評価も落ちていたのだが、R.ムーア騎乗となったことからテッパンの予想担当は「外国人マジック」に期待でもしたのだろう。
結果は8着。 全くと言っていいほど、良いところはなかった。


逆に、2着となった9ダイシンレアレアは3番人気にもかかわらず予想者が買い目から切ったというのは、鞍上が小崎綾騎手であったことによるものと思われる。
小崎綾騎手や3着のM.デムーロ騎手には悪いが、2歳未勝利戦であれば馬のレベルもまだ団栗の背比べ状態であり、騎手のレベル差はそれほど影響しない。

テッパンの予想者には、押し出された人気を見分けるコツを掴んでほしいところだ。