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競馬の楽しみ方~番外編★ (武豊・ルメールのリーディング獲得に見る秋競馬の展望) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊・ルメールのリーディング獲得に見る秋競馬の展望

    武豊騎手、札幌リーディング初獲得

    日本各地で残暑が続く中、秋競馬がスタートした。
    これからGⅠ戦線に向けて盛り上がってくるところだが、その前に夏競馬でも嬉しいトピックスがあった。



    武豊騎手、札幌リーディング初獲得

    この競馬コラムでも以前に触れたが、武豊騎手がキャリア初となる札幌リーディングを獲得した。


    函館では惜しくもリーディングを逃したものの、その鬱憤を晴らすかのように、札幌では2位の横山武史騎手に5勝差をつける快挙を達成。

    また、函館を含めた北海道シリーズ全体のリーディングでもトップに立ち、若手騎手が多数参戦する北海道シリーズで、55歳の大ベテランが圧倒的な存在感を示した形だ。


    この夏で新たなお手馬も手にしたりし、ここからの秋競馬に向けて、武豊騎手にとって非常に収穫のあるシーズンになったのではないだろうか。



  2. 武豊とルメール、それぞれの躍進の背景

    一方、時を同じくして、新潟でも珍しい『初』のリーディング獲得があった。

    今年の夏は新潟を主戦場にしたルメール騎手がその実力をいかんなく発揮し、夏の新潟リーディングに輝いたのだ。


    意外に思えるかもしれないが、昨年まで北海道を主戦場にしていたことや、グレードレースでのお手馬を中心に転戦するタイプだけに、なかなか1つの競馬場に居続けるということが少ない。


    断言こそできないが、冒頭の武豊騎手の北海道リーディング獲得には、毎年の常連だったルメールが不在だったことでチャンスが巡ってきたというのも否定できない。双方の主戦場がバラけたことでそれぞれに良い結果がもたらされたとも考えられる。

    双方にラッキー
    ▲ エージェントの完璧なシナリオ


    しかし、この2人のエージェントが同一人物であることを踏まえると、グループ内での有力馬を他の騎手に渡すことなく、しっかりと結果を出せたことは完璧なシナリオだったといえる。
    これにより、秋以降も両者には質の高い騎乗馬が提供されることが期待される。



  3. ルメール、秋GⅠ戦線で無双となるか

    とかくルメール騎手は、これから行われるGⅠをはじめとするグレードレースにおいて、勝ち負けを計算できる馬たちがズラリとスタンバイしている。


    今年の春競馬は、2勝以上したジョッキーが1人もいない(全GⅠで違うジョッキーが勝った)という珍しい結果になったが、そんな春とは打って変わって『ルメール無双』という事態になってもまったく不思議ではないくらいだ。



  4. 海外GⅠでの武豊騎手の活躍に期待

    ルメール騎手の話が続いたが、もちろん武豊騎手にも盛り上げてもらわないと困る。
    武豊騎手については、凱旋門賞(愛・アルリファー)、ブリーダーズカップ(オーサムリザルト)など、海外GⅠでの騎乗が予定されており、国内外でその実力を発揮することが期待されている。

    上半期の競馬界は暗い話題も多かったが、今後はレースそのもので大きな話題を提供してもらいたいものだ。



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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。