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競馬予想ブログ (夏競馬がスタート!福島競馬場で新たな開催時間拡大の試み)

  1. 夏競馬がスタート!福島競馬場で新たな開催時間拡大の試み

    競走馬と観客に優しい新スケジュール

    先々週から福島競馬がスタートし、本格的な「夏競馬」が始まった。今年は阪神競馬場の改修があるため、西の競馬は例年の中京開催ではなく、いつもより早めに小倉開催となっている。

    2歳馬のデビューをはじめ、様々な楽しみがある夏競馬だが、今年はひとつ大きなトピックスがある。それが「開催時間の拡大」だ。


    近年、夏の気温が毎年のように上昇し、日中は外に出るだけでもひと苦労だ。猛暑の中、人間でも辛いのだが、暑さが苦手な競走馬にとってはさらに過酷な状況である。

    夏が苦手な競走馬

    そこで、競走馬が比較的ダメージの少ない環境でレースを行えるよう配慮されたのが今年の新しい試みだ。
    7月27-28日と8月3-4日の新潟開催において、日中の約3時間半を休止時間とする競走スケジュールが採用される。


    1レース: 9時35分
    5レース: 11時35分

    休止時間:

    6レース: 15時10分
    7レース: 15時45分
    12レース: 18時25分

     
    という形で行われる。

    やや早めに1レースを始め、11時半過ぎの5レースを終えると、14時半過ぎの6レースパドック入りまで休止となる。なお、その間、札幌競馬はこれまで通り等間隔でレースが行われるため、JRA全体が止まることはなく楽しむことができるので心配はない。

    競走馬にとって嬉しい制度変更だが、来場する方にとっても、一番暑い時間帯に外へ出る必要がないのは喜ばしいことである。これまでよりも長い時間JRAを楽しめることになるが、これが吉と出るか凶と出るかはアナタ次第だ(笑)



  2. JRAの継続的に行うナイター開催もそう遠くない?

    一方、このようなJRAの施策で影響を受けるところもある。

    JRAの後に開催をして、流れをもらっていた地方のナイター競馬は些か思うところもあるだろう。
    16時30分~18時30分の時間帯はJRAの方に留まってしまう可能性が高い。地方競馬としても前半の格下レースなのでそれほどダメージはないかもしれないが、期間限定の施策が時期を拡大していけば、黙ってはいられないだろう。


    もちろん、そう簡単に話が進むわけではないが、公営競技全体遅い時間帯の売上が良いことから、JRAもその流れに乗りたいと思わないはずはない。今年のこの試みが今後どのように発展していくのかは中長期的に見守っていきたいところだ。

    アジアの主要競馬場ではナイター時間帯にレースを行うことも珍しくなく、JRAが海外で需要が出てくることなどを考えると、JRAの継続的に行うナイター開催はそう遠くない未来に実現するかもしれない。



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