最終更新日:2025年07月04日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:119,871

競馬予想ブログ (C・ルメール騎手、落馬負傷で無念の戦線離脱)

  1. C・ルメール騎手、落馬負傷で無念の戦線離脱

    ルメール騎手がドバイターフで落馬

    先週末、アラブ首長国連邦・メイダン競馬場で行われたのは「ドバイワールドカップデー」。
     
    その中で日本から参戦していたC・ルメール騎手がドバイターフ(GⅠ)に騎乗(キャットニップ・米国馬)し、競走中に落馬するアクシデントが発生した。 

    すぐに病院に運ばれ、鎖骨と肋骨を骨折、さらには負傷の反動で肺に穴が開いてしまったことも判明した。 
    命にかかわる事故にならなかったのが幸いだが、絶対安静が必要とのことでいまだアラブ首長国連邦にて療養を行っている。

    C・ルメール騎手がドバイターフで落馬
    ▲ ルメール騎手がドバイターフで落馬



    リーディング争いからも戦線離脱

    そのドバイターフの後に騎乗を予定した日本馬、ドバイシーマクラシックのスターズオンアース、ドバイワールドカップのデルマソトカゲはともに乗り替わり。(スターズオンアース⇒デットーリ、デルマソトカゲ⇒マーフィー騎手)

    ルメールにとっての今年のメインがこの2頭だっただけに、こういうのもなんだが、結果的に他国の馬に騎乗したのが『余計』となってしまった格好だ。
     


    鎖骨と肋骨、骨折の程度にもよるが、この箇所の骨折であればある程度の痛みと引換えに騎乗はできなくもない。
    ただ厄介なのが肺に穴が開いてしまったことで、これは完全に完治しなければいけないところ。
    それまでは日本に戻ってきてもすぐに騎乗とはいかない
     
    また、ここでリーディング争いの話をするのもどうかと思うが、現在46勝で首位となっているルメール騎手を追いかける2位川田騎手とは6勝差

    これは復帰するまでに間違いなく抜かれ、ある程度の差が開いてしまうだろう。 



    騎乗キャンセルでジョッキーが…

    …と、このアクシデントで大慌てになっているのはルメール本人だけではない。

    今週からクラシック戦線がスタートする。
    皮切りとなる桜花賞ではチェルヴィニア(アルテミスS勝ち)、来週の皐月賞ではレガレイア(ホープフルS勝ち)に騎乗予定だったが、これはすべて騎乗キャンセルとなった。
    急遽オーナー、厩舎サイドは代わりのジョッキーを探さなければいけなくなってしまった。

    とはいえ、一世一代の大舞台だ。
    その他の競走馬も事前にジョッキーを決め、より勝てるチャンスのある選択をしてトップジョッキーを手配しており、この期に及んでルメール同等のジョッキーが空いているはずがなく、とにかく困ってしまってどうしようもない状況だ。
     
    直前に迫っている桜花賞はギリギリまで調整に手間取っている様子。
    このような経緯のある競走馬が本番で結果を出した例は記憶にないのだが、果たして結果はどうなるやら。。


関連コラム

競馬予想 無料予想のある、優良競馬予想サイト