最終更新日:2024年05月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,791

競馬コラム~騎手編 (強烈なデビューを果たした、角田大河騎手) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 強烈なデビューを果たした、角田大河騎手

    新人ジョッキーと、新人調教師がデビューする。

    今年も3月5,6日の週から、新人ジョッキー新人調教師デビューする

    先日の競馬コラムで引退調教師のことに触れたが、既報の通り藤沢和雄調教師が管理していた馬の大半は新規開業の蛯名正義厩舎へ転厩となった。

    ついにきた、蛯名正義厩舎
    その先週は出走がなかったが、今週はいよいよ初出走が見られる模様だ。
    預かっている馬の質の高さは言うまでもないだけに、その期待に違わぬ結果を出して欲しいものである。



    強烈なデビューをした角田大河騎手

    さて、今週は新人ジョッキーにフォーカスを当ててみよう。

    競馬学校での評判・評価がそのまま実戦に繋がる…ということはそう多くはないが(実戦で真価が問われる)、そんな中でデビューウィーク鮮烈な活躍を果たした新人ジョッキーがいた。
    それが角田大河騎手だ。
    角田大河騎手
    角田大河騎手

    『角田』と聞いて競馬ファンが思い出すのは元ジョッキーで現調教師の角田晃一だ。
    角田大河騎手は、その角田晃一調教師息子で、は現役ジョッキーの角田大和騎手となる。

    そんな角田大河騎手だが、3月5日(土)の阪神1Rにて、なんと初騎乗となったレースでいきなり勝利(メイショウソウゲツ)を挙げた。
    さらに驚くべきは、続く2Rでも勝利を挙げて連勝を決めてしまったのである。

    JRAにおいて初騎乗からの連勝は過去に2人だけおり、栗田伸一元騎手(1979年)、福永祐一騎手(1996年)に次ぐ、3人目の快挙となった。

    また、勝たせたのが8番人気という低評価の馬だったことも、高く評価できる(2勝目・メイショウトールは2番人気)

    無論、デビュー早々に勝つこと自体凄いのだが、福永祐一騎手の初騎乗初勝利は、当時の自厩舎(北橋厩舎)の勝てる馬、いわゆる「ご祝儀」的な感じで用意してもらった馬でもあっただけに、それに比べると角田大河騎手の勝利はより驚きとインパクトが強い。
    コロナ禍で入場者数を制限していた阪神競馬場だったが、初勝利を挙げた時はファンが思わず歓声をあげ、拍手が沸いた。

    デビューウィークはその2勝のみとなったが、8鞍に騎乗して2勝、2着1回、3着2回と申し分のないスタートとなった。
    同期10名の中、先週騎乗したのは9名で、勝ち星を挙げたのは1人だけだったため、今週以降より注目が集まることは必至だろう。

    角田大河騎手の成績
     


    デビュー前から光っていた角田大河騎手

    先ほど「競馬学校での評価が実戦に結びつきづらい」と書いたが、この角田大河騎手は、競馬学校在籍時に「アイルランド大使賞」という在校時の成績優秀者に贈られる賞を受賞しており、その当時から技術力の高さは証明していた。

    昨年デビューした兄・角田大和騎手は20勝という上々の成績だったが、その当時の大和騎手の評判などと比べると「弟の方が出世しそう」というのがまわり関係者の評価らしい。

    また、所属する石橋守厩舎というのも心強い材料である。
    2勝を挙げた「メイショウ」冠松本オーナーとの繋がりが深いし、最近はゴドルフィンの馬も血統馬含めて管理馬が多く、社台系との結び付きは少ないものの、競馬サークルにおいてしっかりとした人脈のある調教師が師匠であれば、今後あらゆる機会を増やしていけることは間違いない。

    弟・角田大河騎手は今週も含めて騎乗依頼が増えてくるだろうし、ローカル開催に行けば固め打ちするようなことがあっても驚けないだろう。
    目標とするジョッキーは武豊騎手とのことだが、そんな偉大なジョッキーにどこまで近づくことができるか、今後の騎乗ぶりには大いに注目したい。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。



2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。