最終更新日:2024年05月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,806

競馬の楽しみ方~番外編★ (混戦の牡馬クラシックとなるか) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 混戦の牡馬クラシックとなるか

    各馬の本当の能力が把握できない

    先週のスプリングSを終え、ここから3冠路線へと進む馬たちがひと通り出揃ったことになる。
    今年はどの馬が世代の頂点に立つのか、まずは春の大一番・日本ダービーに向けての戦いが始まる。
     
    そんな今年の牡馬クラシック路線だが、ひとことこれと言って抜けた存在の馬が見当たらない。 
    今年については「能力が拮抗している」という意味ではなく、「各馬の本当の能力が把握できない」という意味で混戦を極めていると感じる。
     
    その理由が今年行われた3歳中距離オープンレースの出走頭数
     
    京成杯・・・9頭立て
    きさらぎ賞・・・8頭立て
    共同通信杯・・・12頭立て
    すみれS・・・9頭立て
    弥生賞・・・10頭立て
    若葉S・・・8頭立て
     
    どのレースもフルゲートを大きく下回る頭数でのレースとなった。
    ※先週のスプリングSはフルゲート(16頭立て)だったが

    少頭数のレースになるとどうなるか? 長く競馬をやっている人は把握していると思うが、とかくレースが単調になるということだ。
    道中、超がつくスローペースになって直線での瞬発力だけの勝負になったり、警戒するあまり誰も仕掛けることができず前で楽をした馬が逃げ切ったり、というシーンはこれまでも多くあった。
     
    無論、レースに勝つことが一番重要なのだが、こと間違いなくフルゲートになるであろうクラシック戦線において、大して得るものがなく楽なレースを経て参戦してくる馬は「各馬の本当の能力」に対する非常にジャッジが難しいのである。


    揉まれる競馬を経験する」とよく耳にすると思うが、大事なのはまさにコレだ。

    来月行われる皐月賞はコーナーのキツい中山競馬場、さらに最終週で芝が傷み、荒れた馬場状態となる。
    そこにフルゲート18頭でポジション争いが激しいレースになると考えれば、それまでの経験値や、そこで培ったタフさが勝負を分けるカギにもなる。
     
    …つまり何が言いたいかと言うと、いざ走ってみたらアッサリ、というケースも多分にあるので(笑)、一概にすべてを疑ってはいけないのだが、前述の前哨戦で良い勝ちっぷりをした馬にも不安要素を抱えているということだ。
     
    とはいえ、今年の皐月賞はおそらく単勝人気から割れること必至で、3連単もひょっとしたら1番人気が万馬券スタートになってもおかしくないくらい。 
    穴党の人には打ってつけのレースになることは間違いないだろう。 
     
    まだレースまで時間は十分にあるので出走馬をくまなくチェックし、激走気配のある馬の目星をつけておきたいところである。 


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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。



2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。