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競馬の楽しみ方~地方競馬編 (南部杯が秋の選択肢に入らない原因) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 南部杯でアルクトスお見事、冴えない盛岡競馬場

    アルクトスはお見事、ただ全体のレベルはどうなんだ?

    今週の月曜に行われた交流Jpn1・マイルチャンピオンシップ南部杯は、アルクトスが昨年に続く連覇を達成した。

    ブルーコンコルド、ベストウォーリア、コパノリッキーという名だたるメンバーがこのレースを連覇しており、GIの勝ち鞍はこのレースのみだが、過去の名馬たちと一緒に名を連ねる偉業となった。(3連覇のチャンスもあったエスポワールシチーは、連覇を狙った一戦でオーロマイスターに敗れ、飛び石で同レースを2勝している)

    アルクトスは本質1400〜マイルがベストの馬で、東京マイル(フェブラリーS)のような地力勝負を求められるよりも、テクニックを必要とする地方コースが上手いタイプで、この条件はまさにピッタリ。

    1年のピークは間違いなくココといって過言ではないだろう。
    そんな勝負レースでしっかり結果を出したことは人馬ともにまさにお見事だった。
    アルクトスが横綱相撲を見せ連覇達成!
     


    …しかし気になるのがこのレースの全体的なレベルだ

    2着に入ったのが6歳馬ヒロシゲゴールドだったのだが、これまで短距離を中心に使われ、久々ではあったものの、初の1600m以上での連対がこのレースとなった(笑)

    もちろん展開や位置取り、立ち回りなどが上手く運んだことも要因なのだが、インティ、ワイドファラオ、サンライズノヴァと人気を集めた馬は、往年のピークを過ぎた感のある面々で、せっかくのJpn1レースだけに、1頭くらいは「これから」という若い馬が走って欲しかった

    また、結果論だが、アルクトス以外の中央馬はみな仕上がり途上といった感じに見えた。
    2馬身半差突き抜けたアルクトス以下の着差はわずかで、それだけアルクトスが抜けていたということも言えるのだが、それ以外は枠順ひとつで着順も変わっていたと思えるくらい。

    夏競馬ではそこそこのメンバーがダートのグレードレースに出てきていたのだから、その勢いでこのレースにも出て盛り上げて欲しかった。というのが本音だ。



    近年の流れも要因あり

    ひと昔はこの南部杯(Jpn1)からJBCクラシックへ向かい、チャンピオンズカップ(旧:ジャパンカップダート)、最後は東京大賞典という秋のダート王道路線があったのだが、近年は使い込みを敬遠する風潮も強くなり、この南部杯(Jpn1)が秋の選択肢に入らない実力馬が多くなっているのだろう。

    たしかにここを走って中3週でJBC競走、さらに中3週でチャンピオンズカップ、そしてさらに中3週で東京大賞典だから、わずか3ヶ月で4走はなかなかハードなスケジュールだ。
    そうなると一番賞金の低い、かつ遠征リスクも高い盛岡競馬場というのは必然的に選択肢として薄くなってしまう。

    その一方でワンパンチ足りない馬がここぞとばかりに集まってきてしまう状況も作ってしまい兼ねないのが気にあるところでもある。

    せっかく地方競馬を盛り上げる一大レースなのだから、日程の再考などしてみてもいいのではないだろうか。
    中央ではダートレースがやや下火になってきている状況でもあるし、最近は地方馬から中央でも通用する馬が徐々に輩出もしている。

    しっかりとした日程を組むことで強い馬が集まり、レベルの高いレースが展開されれば観ているファンも盛り上がる。決して悪い話ではないんだが。



    盛岡競馬場は癒される場所

    実はマイルチャンピオンシップ南部杯が行われる盛岡競馬場も魅力的な競馬場なのだ。
    盛岡競馬場
     

    盛岡駅からバスで20〜30分ほど山を登るという、少し遠い場所にあるのだが、緑の山々に囲まれたのどかな雰囲気の中に競馬場がある。(バブル期に建てられただけに、主要駅からのアクセスなどは一切考慮されなかった)

    地方競馬で唯一芝コースのある競馬場でもあり、自然の中で1日のんびりと競馬を楽しむことができる良い場所で、癒されること間違いない(笑)


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。



2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。