最終更新日:2024年05月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,809

競馬の楽しみ方~番外編★ (2022年は1番人気が勝てない?珍記録・新記録) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2022年は1番人気が勝てない?珍記録・新記録

    珍記録・新記録

    馬券が当たらない」というセリフは、これまでに何度言ったかわからないが(笑)、今年の中央競馬はとくに難解と感じている人は多いのではないだろうか。

    今回検証したいのは重賞レースで、なんと年明けの金杯を皮切りに、先週までなんと1番人気が1頭も勝てておらず16連敗となっている。

    これまでのJRA重賞での1番人気連敗記録2016年の10連敗があったが、今年2022年はそれを大きく上回っていて更新中なのである。


    2022年1番人気馬の着順を調べる

    2022年の、ここまでの1番人気馬の結果を整理してみた。

    レース名 1番人気馬 着順
    中山金杯 ヒートオンビート 3着
    京都金杯 エアロロノア 6着
    新参記念 ラスール 7着
    フェアリーS スターズオンアース 2着
    愛知杯 アンドヴァラナウト 11着
    日経新春杯 ステラヴェローチェ 2着
    京成杯 アライバル 4着
    東海S オーヴェルニュ 2着
    AJCC オーソクレース 6着
    シルクロードS カレンモエ 7着
    根岸S ソリストサンダー 9着
    きさらぎ賞 ストロングウィル 5着
    東京新聞杯 ファインルージュ 2着
    クイーンC スターズオンアース 2着
    京都記念 ユーバーレーベン 5着
    共同通信杯 ジオグリフ 2着


    今年はファンも迷っている

    …こうやって一覧にしてみると、敗れて納得できるような1番人気馬もチラホラいる。
    まぁ終わったことなのでいくらでも偉そうに言えるのだが、いわゆる「危険な人気馬」的な馬が結構多かった印象がある。

    とりわけ、きさらぎ賞でストロングウィル1番人気になった時は驚いた
    勝ったマテンロウレオ、2着のダンテスヴューはともに重賞で好走実績のある馬だったのだが、そんな面々を差し置いて、未勝利を勝ったばかりのストロングウィルが1番人気に支持されたのである。

    もちろんその未勝利戦の勝ちっぷりがよく十分に期待できる存在では確かにあったのだが、まさか1番人気にまで推されるとはマスコミはもちろん、厩舎関係者らも予想していなかった様子だった。
    ただ、それだけ馬券を買うファンも悩んでいるということだろう。

    これまた結果論だが、今年ここまでの重賞レースで簡単に買えたレースは少なかったように思う。
    ハンデ戦などにおいても、確固たる軸馬や「まず負けない」と思える馬がおらず、オッズ以上に能力拮抗なメンバー構成のレースが多かった。

    そこに今年は「1番人気は怪しいから」といった妙な邪念が入り、さらに馬券予想を難しくしているようである。



    注目の2022年GI一発目、連敗記録ストップとなるか

    そして今週は、2022年のGI一発目となるフェブラリーSが開催される。
    先日の「日本ダート界のスターが不在」というタイトルで書いた競馬コラムでも少し取り上げたように、今のダート界は文字通りの混戦模様だ。

    こと中距離だけで言えばテーオーケインズ、チュウワウィザードが今年も引っ張っていってくれそうだが、このマイル(+短距離)戦線はとにかく大混戦となっている

    気になる1番人気はどの馬になるのだろうか
    下馬評ではカフェファラオか…という状況だが、これもまた押し出されるような形での支持。
    ディフェンディングチャンピオンとして力は見せてほしいところだが、前走チャンピオンズカップ凡走以来の一戦となるだけに果たしてどうなることやら。

    その他の有力どころは…

    再度のダート挑戦となるソダシ

    ややマイルが長い嫌いのあるレッドルゼル

    逆にマイルは忙しそうなスワーヴアラミス

    …やはり混戦である。


    フェブラリーSの前日には東西で2つの重賞(ダイヤモンドS、京都牝馬S)があり、そして同日に小倉大賞典が行われるが、そこで連敗記録ストップとなるのか。はたまた記録を18にしてフェブラリーSを迎えるのか。

    競馬ファンとしては、いつも以上にオッズのとの闘いを強いられる週末になりそうだが、連敗も不的中もいつかは終わりがくるものだ(笑)


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。



2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。