最終更新日:2024年05月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,806

競馬の楽しみ方~女性騎手編 (2022年5月・JRA女性騎手の近況(藤田菜七子騎手・古川奈穂騎手・今村聖奈騎手)) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2022年5月・JRA女性騎手の近況について(藤田菜七子騎手・古川奈穂騎手・今村聖奈騎手)

    悩めるアイドルジョッキー藤田菜七子騎手の近況について

    2018年にJRA女性騎手の最多勝記録(35勝)を更新し、翌年には年間45勝を挙げるなど目覚ましい活躍を続け、JRAに貢献してきた藤田菜七子騎手だが、近年は落馬による負傷などの影響もあり、極度のスランプに陥っている。

    2022年JRA女性騎手、藤田菜七子騎手の近況
     

    スランプ」と言っても、本人の騎乗技術が著しく低下しているわけではない。
    単純に需要がなくなった。というのが正解だろう。

    これまでの競馬コラムでも何度も書いてきたが、女性騎手には斤量減の恩恵があり、男性ジョッキーに比べて有利なところはあるが、現実的な話をすると、やはり「腕っぷし」という部分で男性と女性では明らかに分が悪い
    馬を御せるか否かは、ひとつでも上の着順を目指すためにジョッキーの重要なスキルで、調教師やオーナーも「勝ちに導ける騎手」「上位に導ける騎手」を選ぶのは当然の流れである。

    その中で期待値の低いジョッキーは消去法で序列が下がっていってしまう

    これは女性ジョッキーだけの問題ではなく、伸び悩んでいるジョッキーすべてに言えること。

    とにかく自身の身体を鍛え、技術を磨いて結果を出せるジョッキーにならなければプロとしてはやっていけない。

    そんな苦悩の日々を送っている藤田菜七子騎手だが、3月初旬から拠点を所属する美浦から栗東に移して武者修行を始めた

    だいぶ差は縮まってきたものの、いまだ西高東低の勢力図となっている競馬界であり、レベルの高い厩舎、ジョッキーと一緒に過ごして学ぶことが第一ではあるが、それと同時に営業活動の側面も多いにあるのだろう。

    中京、新潟、小倉などのローカル開催では関西馬の出走も多いだけに、ローカル場が主戦場となる自身としては少しでも騎乗馬を集めたいところだ。

    そして、肝心の武者修行の成果はというと…先週・先々週と2週連続で勝ち星を挙げ、徐々に希望の光が見えてきた…かも?しれない。
    勝利を挙げたのは杉山厩舎、藤原英厩舎という栗東上位厩舎の馬だ。

    その2勝を挙げるまでは今年はここまで1勝のみだったことを考えると、大きな進歩と言えるだろう。
    ここから着実に信頼と結果を積み重ねていけるかどうか、今後の活躍に期待したい。



    古川奈穂騎手の近況について

    また、藤田菜七子騎手同様、もう一段階上のレベルへのステップが求められているのが古川奈穂騎手だ。

    2022年JRA女性騎手、古川奈穂騎手の近況
     

    超がつく名門・矢作厩舎に所属し、毎週のように勝ち負けを期待できる馬に騎乗させてもらえてるものの、今年ここまでわずか4勝

    周囲から「俺がオーナーだったら絶対クビにするけどね…」という笑えない冗談話も聞こえてきそうな状況だ。
    矢作調教師としてもオーナーがいる手前、いつまでも黙って見守っている訳にはいかないだろう。

    2021年、期待の女性騎手として注目されていたが、正味、古川奈穂騎手の騎乗技術「まだまだ」というレベルのもの。

    これから期待できる伸びしろを含めてのジャッジだが、その伸びしろを埋めるのは、こちらも今の努力次第だ。



    今村聖奈騎手の近況について

    今年デビューした別の女性ジョッキー今村聖奈騎手が、3月のデビューから3ヶ月も経たずに10勝を挙げる快進撃。(女性新人騎手の斤量減の恩恵アリ)

    2022笑顔の今村聖奈騎手
     
    ちなみにデビュー年に年間10勝は今までの9勝(牧原由貴子元騎手、西原玲奈元騎手)が最高でこれが新記録だ。
    加えて同期の中でも2ケタ勝利は一番乗り

    今年まだ7ヶ月も残しての10勝達成だから、ここからどこまで数字を伸ばしてくるか注目が集まっている

    父が元ジョッキーというDNAか、はたまた契約している敏腕エージェント・元競馬ブックの小原氏のお陰なのかは定かではないが、最近のJRA女性ジョッキーは完全に今村聖奈騎手一色で、永島まなみ騎手含めた他の3名の存在は確実に薄くなっている。

    勝負の世界、みんな平等に…という訳にはいかないのだが、せっかく厳しい世界に飛び込んできたのだから、華々しく活躍する姿を見たいものだ。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。



2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。