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競馬の騎手情報、2018年に記憶に残った騎手、記録を残した騎手、2019年に期待値の高い騎手について

▼ 競馬の騎手〜記憶に残った騎手、記録を残した騎手、期待値の高い騎手

  1. 競馬の「騎手」について

    競馬の騎手情報を集めるには

    これまで「競馬コラム」で幾度となく競馬の騎手について競馬コラムを書いてきた。

    知人と競馬談義になった時、互いの情報交換として「どういうところで騎手ネタ情報を入手し、普段どこを意識して騎手情報を見るか」などといった話にもなることがあるので、ここで2018年最後の総括を兼ね、個人的な見解が中心とはなるが『競馬の「騎手」について』まとめたページを作ることにした。

    因みに私の場合、まずは月曜日競馬ブックをチェックする。
    誰がどこの競馬場で乗るのかは一目でわかるので、これを最初にやるのはもう昔から。
    最近だと東西でルメールと デムーロが被っていないか?
    この二人が西と東に別れれば、自ずと有力馬が集中するので、このチェックは肝要だ


    次にどの騎手がどの厩舎の馬に乗るのかをチェックしてる。
    外国人騎手はあまり関係ないけど、日本人騎手の場合はフリーの騎手でも厩舎とのラインがあるので、そこを見るといい。


    「騎手と厩舎とのライン」とは

    関西で有名なラインといえば川田騎手と中内田厩舎。

    例えば中内田厩舎の場合、基本的に勝ち負けが期待できる馬には川田騎手を乗せる傾向にあるが、このラインを飛び越えて中内田厩舎の馬に「外国人騎手が騎乗するようなら」馬主の介入?などがあったのではないか?と見てる。
    その場合、これまでの傾向からして勝負度合いがかなり上がるからだ。

    また、川田騎手が空いているにも関わらず、格下の騎手と配してきている場合も、コレは勝負度合いが低いと私は判断している。(注:あくまでも個人的な見解)

    このように時間があれば「騎手と厩舎とのライン」をチェックするのがいい。
    ただ水曜までの時点では紙面でチェックできるのは特別戦のみなので、木曜の午後に出走馬が確定した後、見れる人は、競馬予想サイトで購入された「競馬予想」と合わせて全レースを見ることをオススメする。そうすることで自分の競馬も楽しめるからだ。



  2. 2020年注目騎手と、その期待値

    2020年期待の若手騎手、坂井瑠星とは

    2020年5月現在、今年デビュー4年目の22歳の「坂井瑠星騎手」に注目している

    坂井瑠星騎手の競馬学校時代の同期には藤田菜七子荻野極木幡巧也森祐太郎、それとギリギリ未成年で飲酒、泥酔して一か月の間、騎乗停止処分を受けていた菊沢一樹がいる。

    坂井瑠星騎手の父親は大井競馬で元騎手の坂井英光調教師で、叔父も笠松競馬の「坂井薫人」という元騎手の競馬一家で育った。

    因みに父の坂井英光は、南関東では「大井の黒豹」というニックネームで呼ばれていたのだが、その由来は単に顔が黒いことと、ブラジル人並みに濃い顔が特徴だったって説がある(笑)

    息子坂井瑠星騎手は母親似のようで、父親には全然似ていないw
    競馬界期待の若手騎手、坂井瑠星騎手の写真画像
     
    ↑2020年の注目騎手は、坂井瑠星




    坂井瑠星騎手の実力とは

    坂井瑠星騎手は父が騎手時代から大井競馬所属であったため、競馬学校卒業後は関西の矢作厩舎所矢作に厩属を打診した。
    何故、矢作厩舎かと言えば矢作調教師の父も大井で調教師をしていた縁もあり、打診に至ったという。

    ただ矢作調教師は厳しい人で「いくら大井繋がりだからといって下手だったら預からないつもり」だったそうだが、結果的に厩舎所属となったのであれば、矢作調教師がその腕を認めたということなんだろう。

    その証拠に今では立ち位置は矢作厩舎の主戦と言っても過言ではなく、2019年の京都大賞典を自厩舎のドレッドノータスで勝っているのも、その実力と言えるだろう。

    ちなみに同期の中でJRA重賞3勝は最多
    2020年5月26日現在、通算勝利数の122勝は多いとは言えないが、長期のオーストラリア遠征を2度も敢行していることを考えれば、経験値といい数字的に見ても悪くないと言える。


    坂井瑠星騎手のオーストラリア遠征

    オーストラリア遠征では約一年間の滞在で16勝
    またデビュー2年目の2017年にはオーストラリアのアデレード地区のトップトレーナーであるライアン・バルフォー厩舎に所属し、同年11月に帰国するまで主戦騎手として活躍した。

    デビュー2年目のジョッキーがオーストラリアのトップトレーナーから主戦を任されるのは異例だろう。
    この頃からグングン実力を伸ばしていき、今では将来が期待できる若手ジョッキーの1人となった。


    2020年の坂井瑠星騎手

    2020年に入り所属厩舎である矢作厩舎の主戦となり、3場開催時でもローカル開催に回らず常に中央場所で騎乗し、自厩舎のみならず他厩舎の勝ち負けが見込める馬の騎乗依頼もどんどん増えてきている。

    日を追うごとに腕が上がっている証拠と言える。

    今年はJRA重賞は今のところ未勝利だが4月に行われた交流重賞の東京スプリントでは自厩舎のジャスティンに騎乗し、コパノキッキングに騎乗した同期の藤田菜七子を粉砕した。

    この期にデビューしたジョッキーは人気なら藤田菜七子
    2020年、今の実力は坂井瑠星

    今後、坂井瑠星騎手の人気は今度ますます伸びることだろう。
    メルカリで少年のような坂井瑠星騎手にもらったサイン色紙が999円で売っていた
    もしかすると10年後には価値が出てるかも。


    他にも菊沢一樹、小幡巧也も重賞を勝っており後に黄金世代と言われる可能性の高い世代と言える。

    同期ジョッキーにしても父に騎手を持つ二世ジョッキーのデビューが最近目立っているが、おそらく坂井瑠星騎手はアッサリと父を超える騎手になるだろう。



  3. 2019年注目騎手と、その期待値

    2019年期待の若手騎手、松山弘平とは

    私が個人的に考える2019年注目騎手は、ずばり「松山弘平騎手」だ。

    昨年の皐月賞をアルアインで勝利した松山弘平騎手だが、当時は知名度も低く、一応は皐月賞を勝たせたということでダービーまでは連続騎乗となってたが、その後は主戦から外れるという屈辱を味わっている。

    ただ松山騎手は、そのベビーフェイスに似合わぬ反骨心を見せ、今年は現時点でキャリアハイの79勝をマークしているのだ

    全国リーディングは現在9位で、その「下」に武豊騎手がいるのであれば堂々と「ベストテンジョッキー」の座を手に入れたと言えるのではないだろうか。
    2019年の注目騎手は松山弘平騎手

    ↑2019年の注目騎手は、松山弘平



    2019年の松山弘平騎手の実力は?

    デムーロ騎手と ルメール騎手は別格としても、日本人騎手限定では7位、しかもベストテン内にいるジョッキーの中で最年少(28歳/2018年時点)ならば間違いなく未来を担う騎手の最右翼で、既に「若手のホープ」という範疇からも抜け出せそうな勢いだ。

    松山弘平騎手のエージェントを務めるのは専門誌「優馬」の櫻井眞人氏なのだが、櫻井氏は松山騎手の他に、和田騎手も担当している。
    2、3年前まででしたらこの二人の序列は「和田」>「松山」だったのだろうが、今年は和田騎手の怪我があったとしても勝利数では松山騎手は和田騎手を上回っている。

    さらにキャリアハイを続けるようなら「松山時代」の到来は間近と言えるかもしれない。


    その後の松山弘平騎手は?

    (追記:2020/5/27)
    松山弘平はデビュー時に所属していた厩舎が池添兼雄厩舎だったので、あまり厩舎力が無かったため目立たない存在だった。
    フリーになってから、何かきっかけを掴んだかのように化けた。
    もぅ30歳過ぎなので遅咲きジョッキーとはなったものの、上はルメール、川田、武豊の全国リーディング4位のとこまでやってきた。


  4. 2018年、騎手ネタの総括

    2018年騎手総括として「記憶に残った騎手」

    記憶に残った騎手」…このテーマに於いては、どう考えてもブッチギリで記憶に残ったのは、前に「競馬コラム」でも書いたゴール板を間違える周回誤認事件を起こした「山田敬士騎手」だ。

    この「前代未聞の珍事件」はあまりにも反響が大きく、数多くのメディアで取り上げられたので、競馬知らない人も見ただろう。


    改めて1人の騎手ではなく「騎手」を別の角度からも見てみたいと思う。
    …そう考えた時に思い浮かぶのは、ジャパンC週に行われた「過去に印象に残った外国馬は?」というインタビューを東西の騎手にした時、私の想定外の答えを複数人の騎手が語っていた、各騎手の答えが印象的だった

    平地免許しか取得していない騎手は、過去のジャパンCで好走した馬に対してそれぞれの印象を語ってたのだが、時はジャパンC週ということもあり、一ヶ月後に控えた有馬記念にオジュウチョウサンが参戦(→有馬記念回顧)するという話で盛り上がっていた時期でもあったため、障害免許しか持っていない騎手にもインタビューしていた。

    すると、障害専門の騎手は、ほぼ全員が口を揃えてこう答えてた。

    「カラジですね」…と。

    「カラジ」はオーストラリアの障害馬だが、なんと2005年から2007年にかけて春の中山大障害を3連覇しているのだ。

    かつて「ダイユウサク」で有馬記念を制したベテランの熊沢重文騎手(50歳、平地、障害兼任)は「長いこと競馬に乗ってきて平地も障害も見てきたけど、外国馬が中山大障害を三連覇するなんてありえんと思いましたわ」って語っており、他にも西谷騎手なども同様の受け答えをしていた。

    だから有馬記念では残念な結果だった「オジュウチョウサン」の記録も相当に偉業なのだが「騎手」から見れば当時のカラジの走りも偉業だったのだろう。


    2018年騎手総括として「記録を残した騎手」

    2018年の競馬において「記録」といえば真っ先に思い浮かぶのが「ルメール騎手」なんだろうが、今回は第記録よりもトリビア的な珍記録にスポットを当てたいと思うw

    そしてその記録とは、
    現在JRA最年長騎手である「柴田善臣騎手」が保有する珍記録で、これまで柴田善臣騎手はずっと一戦で活躍しながらもクラシック未勝利&クラシックオール2着持ちという、おそらく誰も真似のできない、面白い記録を保有している。
    息の長い騎手だから、こんな記録もあるんだな。


    その後の山田敬士騎手は?

    (追記:2020/5/27)
    前代未聞のチョンボで騎乗停止になったが、性格がいいのか馬主ウケもよく馬は回ってきている
    ただ、エージェントも付けず、自厩舎である小桧山厩舎もイマイチなので、馬質が悪いので残念。
    ただ腕はソコソコなんでよく穴馬を連れてくるジョッキーという印象だ。


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2024/04/27

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今回検証するうまスピンの無料予想(無料情報)は、2024/04/27の京都7Rで提供された買い目である。

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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

トクスルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

トクスルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。