【女性騎手】藤田菜七子騎手 (売上増22億円 藤田菜七子騎手、初G1の影響) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
-
売り上げ増22億円の女・藤田菜七子騎手、初G1の影響
2019年 2月17日に東京競馬場で行われたフェブラリーSだが、藤田菜七子G1騎乗の効果があらゆる面に波及し、全ての面において例年を上回るフェブラリーSとなった。今回はその効果をまとめてみた。 -
藤田菜七子騎手、初G1の影響〜売り上げ
・馬券の売り上げは、前年比117.2%(約22億円アップ)。 -
藤田菜七子騎手、初G1の影響〜こんなこともありました
・レース前のパドックで、藤田菜七子騎手がオーナーの小林祥晃氏(通称Dr.コパ)から願掛けの塩をまいてもらうw -
藤田菜七子騎手、初G1の影響〜総括すると
レースが始まる前、つまりは根岸S後に藤田菜七子騎乗が陣営からアナウンスされた時点で、勝ち負けは置いておいたとして、実際にゲートイン出来るかは「コパノキッキング」の体調もあるし、実現するかどうかは個人的にもなんだか半信半疑であったが、結果的にちゃんと仕上げ、出走させた陣営には高い評価を与えるべきだと思う。この出走でどれだけ楽しい祭りになったことか。
↑初G1のフェブラリーSで惜しくも5着
13年ぶりに150億円を突破
・入場者数は、前年比121.8%(9年ぶりの6万人超えとなる6万1141人)。
徹夜組も前日夕方時点で前年の219人から415人と倍増、府中競馬場正門前には大きな列が作られた。
約2万人増
・東京競馬場内のタフィーショップではフェブラリーS出走馬の馬番別ボールペンが1000個、同キーホルダーを1100個用意したが、コパノキッキングが入った【11番】が正午には売り切れた。
その他、トートバッグ、クリアファイル、ステッカー、タオルなど藤田菜七子関連グッズが飛ぶように売れ、この現象は東京競馬場に限らず、同時開催の京都競馬場でも起こっていたようだ。
・レース後の勝利騎手、調教師の共同会見に先立ち藤田菜七子騎手の共同インタビューが別のスペースを設けて行われたのも異例。
テレビカメラ10台と普段はほとんど見かけないスチールカメラがズラリと並んだ。「目が潤んでいたように見えたのですが」というインタビューの質問に「泣いてません」と語気を強めて否定する。ゲートに入る時に感極まって泣きそうになったと語る。
・武豊騎手のコメント「僕の初G1騎乗は6着だった(1987年菊花賞レオテンザン)。彼女が勝って僕が2着というのが1番きついと思っていました」とコメントしてたが、武豊騎手はもしかしたら「あの馬」に負けるかもと思っていた節がある。
・オーナーの小林祥晃氏はコンビ続投を明言。「無事なら次は4月10日大井競馬場で行われる東京盃」。
・フジテレビ「みんなの競馬・フェブラリーS」の平均視聴率が7.6%で、前4週平均から3ポイント上昇。
瞬間最高は10.9%(尚、関西テレビ「競馬BEAT」では平均視聴率が9.5%で前週比2.5ポイント上昇、瞬間最高は10.9%)。
・指定席満席、駐車場が満車になるのが通常よりもかなり早かった。
そして今回の藤田菜七子フィーバーだが、彼女の年齢がまだ21歳(2019年2月時点)ということもあり、今回のフェブラリーSは「まだまだ序章に過ぎない」と言えるだろう。
それに、今年デビューの新人ジョッキーの中には女性騎手はいないが、既に競馬学校には「第二の藤田菜七子」を目指す騎手候補生がスタンバイしている。
ちなみに名前は「古川菜穂騎手」で、見た目の華は藤田菜七子センパイの方があるが、女の子は変わるからな…期待されてるぞ(笑)
↑第二の藤田菜七子と期待される古川菜穂騎手
勝利騎手インタビューで武豊騎手は、この歴史的な1日について問われ、「僕も歴史的な1日だと思います。なにせ全てが初めてのことですから。彼女が頑張って彼女がつかんだものなので素直に健闘を称えるべきだと思います。僕自身の勝利ももちろん嬉しいですが、彼女が乗ったおかげで全体が盛り上がって、そんな中で勝てたというのは感無量と言えます。何事も経験はプラスになります。次は初めてじゃないわけですから、これが当たり前のようになるといいですね」と締めくくっていた。
既に欧州や豪州では女性騎手の騎乗は当たり前の時代となっている。
そんな世界の趨勢に対して、2019年フェブラリーSからはじまり、ようやく日本も世界の女性ジョッキーに追いつける下地を感じさせる歴史的な1日となった。
関連コラム
- 藤田菜七子騎手の電撃引退と、通信機器使用問題 (2024/10/24)
- 藤田菜七子騎手の希少価値が激減、マズイぞ… (2021/06/24)
- 藤田菜七子、新人を返り討ち? (2021/04/15)
- 藤田菜七子にとって新潟開幕は、究極の背水の陣 (2021/04/07)
- 藤田菜七子&レッジャードロの重賞挑戦。JRAの忖度あるか? (2021/02/11)
- 2021年、いいスタートが切れている藤田菜七子だが。 (2021/01/20)
- 藤田菜七子、ここで見せなきゃヤバいぞ。 (2020/06/10)
- 藤田菜七子、不調の原因は? (2020/05/06)
- 単勝1.5倍人気が馬券圏外。どうなる藤田菜七子? (2020/04/09)
- 2月15日、小倉5Rで藤田菜七子落馬はマジ痛い。 (2020/02/20)
- 藤田菜七子の神スタートとコパノキッキング (2020/02/13)
- 藤田菜七子、減量騎手卒業 (2020/01/15)
- 藤田菜七子騎手、JRA重賞初制覇だが… (2019/12/11)
- 藤田菜七子、2019新潟の女王に君臨 (2019/10/30)
- 藤田菜七子の鍵は新エージェント? (2019/10/16)
- 藤田菜七子、WSJS参戦決定! (2019/08/07)
- 藤田菜七子ウィメンズジョッキーWC優勝 (2019/07/10)
- 藤田菜七子、3kg減を活かせない… (2019/06/12)
- またもや記録更新、藤田菜七子 (2019/04/16)
- 週末は、藤田菜七子騎手、試練の日 (2019/04/10)
- 藤田菜七子騎手、2度目のGⅠ騎乗決定! (2019/03/12)
- 売上増22億円 藤田菜七子騎手、初G1の影響 (2019/02/19)
- 藤田菜七子、電撃ニュース (2019/01/30)
- 藤田菜七子、50勝の壁 (2018/09/04)
- 藤田菜七子のピンチ (2018/07/24)
- 使用済みジャージが高値で! (2018/07/03)
- 敏腕エージェント大丈夫か? (2018/06/19)
- 藤田菜七子(藤田菜々子)フィーバー (2016/04/16)
11/17には、またしても「いきなり万馬券」で東京9Rにて391.8倍の配当を得た。推奨金額最大600円が、23万 5080円という払い戻しの結果となった。ココは常に論理的で今回も説得力がスゴかった! 同日、無料予想でも86.8倍的中。
…現役の記者による唯一無二のサイト!
「俺の競馬予想」のサイト内ブログは、新聞や雑誌では知れないネタが満載。