競馬の楽しみ方~注目馬編 (外国馬初参戦で注目の阪神ジュベナイルフィリーズ) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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外国馬初参戦で注目の阪神ジュベナイルフィリーズ
今年で76回目を迎える2歳GⅠの朝日杯フューチュリティステークスと阪神ジュベナイルフィリーズ(開設当初はGⅠ格ではなかった)。そんな歴史あるレースで、今年、史上初となる出来事が起きる。それが外国馬の参戦だ。
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メイデイレディが挑む日本の2歳GⅠ
12月8日(日)に行われる阪神ジュベナイルフィリーズに、アメリカのメイデイレディ(J・リー厩舎)がエントリーしている。
「メイデイレディ」は今年8月、アメリカのサラトガ競馬場でデビュー戦を勝利。先月のブリーダーズカップJFターフ(GⅠ)では2着となり、ここ阪神ジュベナイルフィリーズへの参戦を決めた。
陣営によると、前々走のGⅢ(ジェサミンS・芝1700m)を制した時点で日本遠征を視野に入れていたという。予定通りの来日となり、その意気込みが伝わる。日本を含め、海外遠征が珍しくなくなった現代だが、デビュー間もない競走馬にとっての海外遠征は繊細である。
それゆえ、これまで日本の2歳GⅠ(2010年から国際競走に指定)に外国馬の参戦がなかったのは自然な流れと言える。そんな中でのメイデイレディの参戦は、陣営が相当な勝負度を持っている証だ。
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Tapit産駒の可能性とデットーリの手腕
メイデイレディの父はTapit(タピット)。
日本ではダート向きの産駒が多いイメージが強いが、日本でも決して芝で走っていない訳ではない。さすがに超高速決着になると厳しいかもしれないが、今の時期のやや時計のかかる芝なら出番も十分にあるだろう。さらに、その手綱を取るのは世界的名手ランフランコ・デットーリだ。昨年には引退報道もあったが、現在はアメリカを拠点に騎乗を続けている。
デビューから連続してメイデイレディに騎乗し続け、一緒に遠征している点も期待感を高める要素だ。▲ メイデイレディとランフランコ・デットーリ
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日本馬との競り合いとレースの見どころ
12月はアメリカやヨーロッパでは競馬がほぼオフシーズンとなる。
同週には香港国際競走が行われるが、アジア圏への遠征は例年消極的になってしまうところだが、今年のメイデイレディが結果を出すと、世界の目も少し変わってくるのではないだろうか。まだまだ素性が見えづらい時期だけに、日本馬の能力判断は難しいところではあるが、今年も決してレベルは低くないとは思う。
有馬記念まで少し小休止となるここ2週だが、例年とは違った盛り上がりを見せて欲しいところだ。
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12/15 には「フィニッシュワークス」という予想で、京都12Rにてなんと24点で2682.1倍を打ち抜いた。推奨金額の最大900円で購入していたら241万 3890円の払い戻しとなった。「フィニッシュワークス」は150ptの安価なコースだし、きっと大勢参加していたのではないだろうか。
(今年は7月の2382.1倍もスゴかったのにまた当てた!)
また、無料予想の3ヶ月かけて検証した結果は、はじめの1ヶ月の回収率が163% 、更に続けた無料予想の、2回目の1ヶ月回収率が206%、そして3回目の1ヶ月回収率は534%だった。