競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (競馬の、制限付き開催を想像してみた。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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競馬の、制限付き開催を想像してみた。
「ダート適正白毛の遺伝子〜白毛馬ソダシがデビュー」でも書いた、白毛馬ソダシが、先週勝った。
勿論、無観客開催でだ。
以前の、コロナ禍前の開催なら大声援が飛び交っていたことだろう。徐々に制限付きでも観戦ができるようになってきた
コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除されたが、競馬はいまだに無観客開催となっている。
制限付きでも有人観戦が可能になったら、競馬の場合どのようになるだろう。
国内スポーツ界ではプロ野球がようやく開幕し、当初は無観客開催だったが、早々と人数制限付きで、観客を入れての開催が始まった。
ただ、観戦ルールでは
・指笛や応援歌合唱禁止
・鳴り物なし
・タオルの振り回しなし
・観客同士が肩を組むことや飛び跳ねることは禁止
・ゴム風船禁止(これが一番危険かも)
となっており、とても野球観戦とは言えない観戦となっている。
そんな制限だらけの観戦でも、待ちに待ったファンからすれば「やっと来れた」という感動すらあるだろう。
ライブ感を楽しむために来場するというのであれば、それはそれで人の感じ方、楽しみ方があるので、ルール内で楽しめるのであれば良いと思うのだが、昨今のコロナ感染者の増加傾向を考えると、この観戦ルールがしばらくは緩和されることは考え辛いだろう。制限付きの競馬観戦を想像する。
競馬開催においてはまだ具体的な観客入場の時期は決まっていないが、おそらくプロ野球に倣って競馬や各スポーツ観戦においても似たような観戦ルールが設けられることは明らかだろう。
ただ、競馬と野球が違うところは、野球は純然たるスポーツであるのに対して、競馬はそれに付加される要素として「お金を賭ける」という事象が発生する。
入場制限前の競馬を振り返れば、
「豊!差せぇええええ!」
「ルメール残せぇええええええ!」
「何やっとんねんデムーロォオ!」
などという、声援とはとてもいえない「絶叫」が競馬場に渦巻いていたが、果たしてJRAはこれらの行為を規制できるのだろうか?
野球同様に、競馬も根っからのファンがやっと行けるとなれば、規制有りでも殺到しそうだ。
先述したように「賭事」となる競馬の場合、入場時に「この人は守れそうだ。この人はダメそうだ」と、目視で規制する分けにもいかず、難しそうだ。
観客に規制が設けられるライブということでふと思い出したのが、以前歌手の桑田佳祐は音楽番組である「音楽寅さん」という番組の企画で、網走刑務所で慰問ライブを行い、その時に桑田がノリノリのMCで好評だったそうだが、受刑者がライブに対して出来る表現は曲間に拍手を送るということのみだったらしい。
まぁそう考えると、ライブに規制があっては既にライブではないのかもしれない。
叫んでこそのライブだし、感情のままに興奮してこそのライブだから、ライブの「熱さ」を完全に取り戻すのにはもう少し時間がかかりそうだ。今わかることは何もない
2020年7月14日時点では、競馬は中央も、地方競馬も無観客開催が続いており、いつ頃から制限付き観戦ができるようになるかは目処が立っていないようだ。
中央から解除が始まるか、地方から様子を見るのか、そのようなことも全く分からない。全く見当がつかない状況だ。
ただ、コロナ禍で無観客開催となったからこそ、皮肉にもネット投票加入者数が増加しているのは事実、売り上げも微増らしい。
地方も売り上げが伸びているそうだから、どれだけ競馬ファンが我慢しているのかが分かる。
コロナの心配が無くなり、以前のような観戦ができるようになった時の感動や熱気は、凄まじいものがありそうだ。
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