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競馬の楽しみ方~調教師・厩舎編 (2015年3月版 調教師・厩舎編) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

調教師~厩舎編今回は馬券勝負の際に参考にする、競馬における所属厩舎についてお話します!

昨年の全国リーディングベスト20は以下の通りで、これらの厩舎の馬が出てきたらまずは要注意でしょう。

      ≪ 主な活躍場 ≫
1位 堀宣行  54 ドゥラメンテ、モーリス
2位 池江泰寿 49 ミッキークイーン、サトノダイヤモンド
3位 藤原英昭 48 ストレイトガール
4位 友道康夫 42 マカヒキ
5位 矢作芳人 41 リアルスティール
6位 松永幹夫 41 アウォーディー
7位 安田隆行 36 コンテッサトゥーレ
8位 音無秀孝 36 ミッキーアイル
9位 手塚貴久 36 アジアエクスプレス、ハートレー
10位 石坂正  35 モーニン、シンハライト
11位 松田博資 35 引退
12位 尾関知人 35 サクラゴスペル
13位 昆貢  35 ヒルノデイバロー
14位 西園正都 34 ハクサンムーン
15位 角居勝彦 34 リオンディーズ
16位 須貝尚介 34 ロジクライ
17位 斎藤誠  34 ヌーヴォレコルト
18位 高野友和 34 ショウナンパンドラ
19位 藤沢和雄 32 ロサギガンティア
20位 田村康仁 32 メイジャーエンブレム

この中で各厩舎の特徴を見ていくと、まずは1位の「堀厩舎」だが、OP馬(オープン馬:収得賞金など最高ランクに属する馬) の宝庫であり、関東の厩舎で全国リーディングを取ったのは藤沢厩舎以来で新時代の到来と言えるでしょう。

2位は同じくOP馬の宝庫で関西一位の「池江厩舎」は安定感があります。

3位の「藤原英厩舎」は少し特徴があり短期放牧、所謂外厩を使うのをあまり好みません。そのため休み明けはあまり走らず、叩いた後が勝負というのが定石です。

4位友道厩舎」は今年はマカヒキでのブレイクが期待できます。好みもあるかもしれませんが長距離戦を使うのが好きみたいです。

5位は今年のリーディング1位を快走している「矢作厩舎」。看板馬リアルスティールは今後ドバイを控えており楽しみな厩舎です。
この人は競馬関係者筋では変わりものという事です。父が大井競馬場の調教師の矢作和人、その縁で今年は大井競馬所属の 坂井英光騎手の息子さんで今年デビューの坂井 瑠星(サカイ リュウセイ)騎手を厩舎所属として預かっています。

この厩舎の特徴は他のリーディング上位厩舎と比較して極端に出走馬の連対率が低いです。その理由はとにかく数を使うからなのです。ですので、出てきたら即買いという訳ではなく、ここぞという時に仕上げてくるのが特徴です。

西高東低と言われて久しい競馬界ですが、関西の上位陣は概ねここ5年くらい顔ぶれが変わりませんがその中で頭角を現してきたのが昨年のジャパンカップをショウナンパンドラで勝った「高野厩舎」です。
前出の矢作厩舎もそうですが、G1を勝つと預けられる馬の質が一気に上がり、それに比例して厩舎成績も上昇します。
矢作厩舎もディープブリランテでダービーを制するまでは凄く地味な血統の馬ばかりでしたが、それを気に馬の質が一気に上がりました。高野厩舎にも同じようないい効果が今後期待できるでしょう。


関東での有望株は17位ながらも一気に勝ち星を伸ばした「関東斉藤誠厩舎」。
この馬もオークス馬ヌーヴォレコルトの登場で勢いがついてますので今後の活躍が期待できます。


最後に20位の「関東田村厩舎」、この厩舎はまだG1勝ちはありませんが 桜花賞の有力候補のメジャーエンブレムが控えており、この馬が桜花賞もしくはもしくはオークス、NHKマイルを勝つと勝たないでは今後の事を考えると天と地の差があるでしょう。

こんなふうに競馬を見るのも実に楽しいです。

次回は騎手編が出来たらと思いますので今後もよろしくです!!!!!!


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。