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競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (競馬評論家「棟広良隆」とは?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 競馬評論家「棟広良隆」とは?

    矢作芳人調教師をアシストする人物?

    前回の競馬コラム「矢作芳人調教師、幸運のランボルギーニ?」でも紹介した、矢作芳人調教師

    先週のジャパンCに無敗の牡馬三冠馬コントレイルを送り出したのだが、残念ながら結果はコントレイルアーモンドアイに敗れ2着

    無敗記録もストップしてしまったが、無敗の三冠馬が伊達ではなかったことは証明された一戦だった。


    そんなコントレイルの活躍もあり、今年2020年度は調教師部門で現在全国1位矢作芳人調教師だが、彼のことをアシストしている人物がいる。それは競馬評論家棟広良隆だという。
    競馬評論家棟広良隆の画像
     


    競馬評論家「棟広良隆」は英語講師が本業?

    矢作調教師といえばこれまでの経緯も異色で「〜幸運のランボルギーニ」にも書いたように黄色のランボルギーニを買ったりと、少し変わった人物のようで、類は友を呼ぶというか競馬評論家の「棟広良隆」も競馬専門チャンネルのグリーンチャンネルを見てると、なかなかのキャラである。

    昔に比べると最近は少し落ち着いてきた感があるが、前は髪にメッシュ入れ、挙句に青や緑に染めたりするのだが顔パンパンに太ってて似合わないんだよなぁ〜と思った視聴者も多かったのではないだろうか。

    そんな「棟広良隆」のキャリアだが、実は京都大学工学部を卒業という高学歴の持ち主。
    京大在学中に新馬場適正理論」を創始し、京都大学競馬研究会の会長を務め(現在は名誉会長)現在は父と「棟広塾」を経営している。

    英語を教えるかたわら、多くの雑誌や競馬新聞に連載を持つ競馬評論家として活動しているようだ。

    今でも塾講師を平日毎日しているのか分からないが、ライブドアブログの「KEIBAコンシェルジュ=棟広 良隆という人物像」という記事で「棟広塾」を絶賛し、自分が講師をしていることが書かれている。
    棟広塾について語る競馬評論家の棟広良隆
     


    最近の競馬評論家「棟広良隆」の活動

    最近の「棟広良隆」はYouTubeの「棟広良隆の競馬チャンネル」において中央競馬全レース回顧の配信を開始し、ユーチューバーとしても頑張っている。
    棟広良隆の競馬チャンネル
     


    矢作芳人調教師が一目置く棟広良隆

    矢作芳人調教師棟広良隆、双方ともに「ただの交友関係」と言ってるが、棟広良隆が昔書いた「工学的穴場券入門」という書籍の帯に矢作調教師が「馬場のことはいつも棟広に聞いている」と書いて紹介しているくらいだから、それから何年も経ち、その親交はより深まったのであろう。

    棟広良隆も矢作芳人調教師には自ら好んでアシストしているようで、矢作厩舎の馬が勝利した際には全馬に「おめでとうメール」を送るそうだが、ただ単に「おめでとう」だけではなく「昇級してどうなるか」や「今回は馬場が向いた」など私見も織り交ぜているという。

    それに対して矢作調教師も「距離短縮はどうか?」などと意見を求めたりしているらしく、この意見交換が今の矢作芳人調教師の地位を維持するのにも大いに役立っているのかもしれない。


    ただ実際は矢作厩舎のレシングマネージャーは、厩舎スタッフの細川貴之氏が務めており、完全に一枚岩出そうで、一旦矢作厩舎にスタッフとして加わった人間は定年まで一人も辞めないというのも何処かで読んだことがある。
    それだけスタッフとの信頼関係が強い厩舎なのだろう。

    となると、棟広良隆のアドバイスはいいように使われているのか、ただの交友関係なのか分からないが、優秀な評論家調教師という立場を考えれば、互いにメリットがあるのだろう。

    今後の矢作厩舎の管理馬の取捨選択は、棟広良隆の発言が参考になりそうだ


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。