最終更新日:2024年11月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,957

有馬記念 (12月・GⅠ) (2018有馬記念の注目馬) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2018有馬記念で話題の注目馬、オジュウチョウサン

  2. 2018年の有馬記念は、現時点では今年の天皇賞(秋)を勝ち、且つ昨年のダービー馬でもある1番人気のレイデオロ有力視されているが、レイデオロ以外にも注目を集めている、ある「特異な馬」が出走を予定してる。


    その馬とは「絶対障害王者」の異名を取るオジュウチョウサンのコトだ。

    障害レースでは 史上最多のJ・GⅠ 5勝、JRA障害重賞9連勝中の障害レースのレジェンドであるオジュウチョウサンは、有馬記念の前日に行われる中山大障害に出走すれば 勝利間違いなしと言われるほどの「絶対障害王者」であるのだから「もう障害界に敵はいない。ならばファンの多い馬なだけに、もう一度平地に戻して年末の有馬記念を目指します」と、名物オーナー長山尚義氏が宣言し、夏の福島から平地競走に戻して、宣言どおり2連勝した。

    現在は1600万条件に在籍する、所謂「条件馬」で、有馬記念出走となると格上挑戦という形になるが、そもそも有馬記念はファン投票で出走馬が決まるレース、
    現時点でオジュウチョウサンは堂々の3位に位置している(ファン投票10位以内の馬が優先的に出走可能)。

    平地に戻した際にオーナー直々の使命を受けた武豊騎手は、その後オジュウチョウサンを2連勝させ「是非有馬記念でも」とずっとラブコールを送られていたのだが、この度正式に騎乗依頼を「受諾」した。

    このことでファン投票の方もさらに票を伸ばすことになるなら、まず出走権利は得たと言えよう。


    では実際に勝負になるかという点なのですが、普通に考えれば「厳しい」だろうな。

    平地で特別戦2鞍に騎乗し、2勝させた武豊騎手曰く、1戦目の500万特別である開成山特別で騎乗した際には楽勝だったものの「イメージほど走らなかった」とコメントしている。
    その後昇級し1000万条件の南部特別に騎乗し勝利した際には「普通の1000万クラスなら勝てて驚けない。ただGⅠレベルになってくると時計面で1つ(1秒前後)違うかなと正直感じます」とコメントしており、ある意味、武豊騎手らしい模範解答とも言えるのだが、武豊騎手は最後にこうもコメントしていた。

    もっと走ると思いますよ、この馬」と。


    JRAのコラボ企画」の時にも少し書いたが、オジュウチョウサンは、血統的にもステイゴールドシンボリクリスエスの肌馬で中山向きなのは好材料だし、ここにきて有力馬が次々に回避しているのもこの馬にとって朗報だ。
    年末を盛り上げる2018有馬記念の「名脇役」となるのは間違いのないだろう。



  3. 2018有馬記念で話題の注目馬たち

  4. このレースで1番人気が予想されるレイデオロは3歳時に散見されたいた「スタートの危うさ」が、今秋は影を潜め安定感が出てきたのは歓迎材料だ。

    本来スタートがあまり良くなくて、中山よりは東京という馬だったのだが、今年は秋の復帰戦で中山コースで行われた産経オールカマーを制しているように、ここにきての精神面の充実は顕著で、今の状態ならここでも主役扱いとされる資格は十分と言える。

    また、天皇賞(秋)からさらに距離が伸びるのもこの馬には追い風となるだろうし、鞍上にルメールを確保しているのは、これ以上ない心強い要素だ。


    天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着のキセキは昨年の菊花賞を勝って以来調子を落としていたが、夏を全休し立て直し、この秋の走りが本来のものとなってきているのであれば完全に復調したと見ていいだろう。
    ジャパンCではアーモンドアイに切れ負けした形の2着と映りがちだが、この馬もコースレコードで走っているなら「相手が悪かった」としか言いようがないレース。
    3歳当時のこの馬は、脚を溜め瞬発力を活かす競馬で実績を積み上げてきたが、古馬になって体質が強化され先行できるようになった。
    またそれを上手く引き出せている川田騎手とのコンビも安定感抜群と言えるので、ここでも信頼に足る走りが期待できる。


    逆にコース替わりが不安なのはジャパンC3着のスワーヴリチャードだろうか。

    1番人気に推された天皇賞(秋)がまさかの出遅れ
    その原因を入れ込みと捉えた陣営は、その対策として敢えて馬を追い込むような調教をせずに前走のジャパンCでイチかパチかの「ソフト調教」を施した。
    結果的に3着となったのであれば一応は吉と出たようにも見えるが、ここにきてゲートや気性面の不安が上ってきたのは、いい材料とは言えない。

    春の大阪杯こそM.デムーロの神騎乗で早めに捲る競馬でGⅠ勝利に導かれたが、当時の騎乗は「同じことをもう一度やれ」と言われても出来ないであろうと推測される神騎乗でした。前出2騎にプラス材料が多いのに対してスワーヴリチャードは不安材料の方が多いのは気になるところ。

    今年のジャパンC4着のシュヴァルグランは昨年のジャパンCを勝ち有馬記念は3着。ただ今年は京都記念を4着し連覇を狙ったジャパンCも4着。
    さらには年内引退と宣言されていたにも関わらず、今年の成績がさえないためか引退を撤回し来年も現役続行と公式にアナウンスしてた。

    この一連の流れだけを見ると強調材料にかけるように見えるが、今回は昨年この馬に初GⅠ勝ちをもたらした最強助っ人ジョッキーH.ボウマン騎手が満を侍してここで騎乗する。
    …だが、昨年はシュヴァルグランでジャパンCを勝ちワールドベストジョッキーの座に輝いた世界の名手H.ボウマン騎手だが、今年は長期の騎乗停止などがあり今ひとつの成績。

    ただ、ここ一番の手綱捌きはまさに世界レベルなので、この秋の成績で人気に陰りが出るようなら却って妙味となる一頭となりうるだろう。
    この「2018有馬記念」で引退が決まっているサトノダイヤモンドは、アブドゥラ騎手を呼び戻して起爆剤にしたいという思惑が見えますが、そもそも起爆剤が必要な状態での出走には疑問符がつく。

    一昨年のダービー馬マカヒキも出走予定だが、武豊に袖にされた時点で状態面が本物ではないことが見受けられるなら出走さえも危ぶまれることが懸念される。

    以上が現時点で「2018有馬記念」に出走が見込まれる馬の評価。

    長きにわたり数々のドラマを演出してきた「有馬記念」だが、昨年、2017有馬記念の覇者となったキタサンブラックのレース後のセレモニーは、私も大いに感動させられた。

    さて、今年のドラマはいかに?



無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。