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進化する競馬場
阪神競馬場改修工事
秋のGⅠシリーズ真っ只中。
今年の春に新装した京都競馬場も賑わいを見せているが、そんな中でお隣の阪神競馬場改修工事のお知らせが。
メインスタンドの改修に伴い、来年2024年春から2025年の春頃まで阪神競馬が休止となる。
▲ 現在の阪神競馬場 ▲ 現在の阪神競馬場
前述の京都競馬場ほどの改修ではないが、今あるスタンドを部分的に改修するとのことで約1年間の短いお休みだ。
その工事において、観戦席の仕様変更(間隔を空けた座席配置)、グループ席やプライベートエリアの設置、インフラ・ホスピタリティの拡充と、昨今の来場者のニーズに合わせるためのアップデートが行われるとのことだ。
1991年竣工と比較的新しい建物ではあるが、東京や京都に比べるとやや座席エリアが少なく、多くの人がゆったり競馬観戦を楽しめる環境というと、やや満足度が落ちるところもあっただけに、このタイミングで京都ともに関西の競馬場がレベルアップすることになる。
コロナ禍でインターネット投票は大きく数字を伸ばすことに大成功したが、そんなコロナも落ち着き始めた今、改めてレジャーとしてのオフラインにおける価値が重要になっている。
ウマ娘に頼るのも限界があるというもので、競馬場もレジャーのひとつとして、進化を続けていかなければ、新しいファンを獲得していくことができない(笑)
今後の変更にも注目の競馬
そんな阪神と言えば、春の大阪杯と宝塚記念に、年末の2歳GⅠとビッグレースが開催される競馬場である。
来年2024年に関しては、大阪杯(2回阪神)までを阪神競馬場で行い、その後毎年行われていた6月からの阪神開催を京都競馬場で行う。
すなわち宝塚記念が京都競馬場で行われるのだ。
9月は中京競馬場で、そして年末は京都競馬場で開催することが決まり、阪神JFと朝日杯FSはともに京都での開催となる。
ちなみに、宝塚記念が京都競馬場で行われたのは、ディープインパクトが勝った2006年以来のこと。
阪神競馬の改修以外にも、2024年は地方競馬を含めたダートグレードレースの整備に伴い、例年東京競馬場で行われていたユニコーンSが京都1900m戦で開催されたり、夏の暑さ対策として、休止時間と薄暮レースの開催が決まったりするなど、色々と今後の変更点が発表されている。
変化に対応していくファンはやや近年大変な印象もあるが、競馬が長く続いていくためだと思って上手く付き合っていくしかないな(笑)
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12/1は「ギア1」という低額コースにて1つ目は269.7倍(161,820円獲得)、同日2つ目は77.2倍(54,040円獲得)のダブル的中 となった。
「原点」独自の「重賞原点」という無料コンテンツや、提供される予想には無料予想でさえ、常に載っている見解(短評)、それと検証当初から連日的中で地方競馬の回収率も高かったこともあり、「原点」への期待は高まるばかりだ。