最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,957

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (武豊、50歳のダービージョッキーが誕生となるか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊、絶好調の50歳

    絶好調の武豊騎手

    先日の桜花賞レシステンシアを8枠からながらもほぼ完璧な騎乗で2着に導いた武豊だが、レシステンシア桜花賞の後、NHKマイルCが既定路線だったので、鞍上がどうなるか噂になっていた。

    …というのも、毎日杯を勝ったサトノインプレッサが皐月賞をパスしてNHKマイルが次と発表されたので、引き続き鞍上は武豊で暗黙の了解となったから。
    一時 北村友騎手かとも思われたが、あっさりとルメール騎手に乗り替わりが発表された。

    ルメール騎手に乗り替わったのは、武豊とルメール騎手エージェントが同じだったからで、NHKマイルでコレといった騎乗馬がいなかったルメール騎手にスライドしたのだ。

    今後も春のクラシックの武豊には有力馬が軒並み揃っている
    揃っているどころか、実際のとこ選べる立場にあるとも言えるかもしれない。
    武豊、50歳のダービージョッキーが誕生となるか?




  2. 武豊、50歳のダービージョッキーが誕生となるか?

    オークス、武豊どちらに乗る?

    オークスこそ今のところ騎乗馬未定ながらも、同じエージェントのルメール騎手にサンクテュエールスカイグルーヴとお手馬が被っている状況からすると、武豊にこのどちらかが回ってくる可能性は高い

    サンクテュエールはシンザン記念勝ちで桜花賞6着と、実績は十分で、サンクテュエールの血統的に見ても、距離延長がマイナスになるとは思えない。

    スカイグルーヴの方は、牡馬相手の京成杯で2着、血統的に見ても、母の母がアドマイヤグルーヴならこちらも距離延長になんら問題はないだろう。
    父が売り出し中のエピファネイアというのも魅力的だ。

    サンクテュエールスカイグルーヴは両方ともルメールのお手馬なので、同じエージェントである以上ルメールが手放した馬がオークスで武豊に回る可能性が高いのだ。


    ダービー、武豊どちらに乗る?

    一方、ダービーは専属騎乗契約を結んでいるキーファーズ所有マイラプソディに武豊騎手が連続騎乗する可能もあるが、デビューから3連勝後、全く良いところなく2連敗ということを考えれば、馬主側からも無理に乗せようとしないかもしれない。


    そうなると俄然浮上してくるが2017年のセレクトセールで6億円で落札されたアドマイヤビルゴもあるか。

    アドマイヤビルゴといえば、前に近藤利一氏が亡くなった時に書いた「ディープ最後の砦・アドマイヤビルゴ」という競馬コラムで書いたことがあるが、この馬を落札したアドマイヤの故近藤利一は一時期武豊とは絶縁状態だったのだが、昨年他界する間際に「あの馬を武豊で」と遺言を残したという。


    皐月賞で強さを見せつけたコントレイルに立ち向かうには、皐月賞組の巻き返しは期待ができそうもない。

    ならば皐月賞を回避した組でまだ底を見せていない馬なら、アドマイヤビルゴがうってつけであろうが、こと素材という点に関していえば同じディープインパクトを父に持つサトノインプレッサもまだ底を見せていないという点では現時点でアドマイヤビルゴと双璧とも言える。

    ただひとつの問題は、武豊と専属騎乗契約をしているキーファーズが、先述したマイラプソディの騎乗をゴリ押しする可能性もあるので、そうなった時に武豊がどう対応するかは分からない。

    そうでない限りダービーで武豊はNHKマイル出走のサトノインプレッサと、京都新聞杯出走予定のアドマイヤビルゴの2頭のうち、より、魅力を感じた馬をダービーで選べる立場にあるのだ。

    因みに5/10(日)に行われるNHKマイルにはサトノインプレッサに武豊騎手が騎乗することが発表されているが、前日の5/9(土)に京都新聞杯で出走予定のアドマイヤビルゴは土日間騎手移動禁止のルールで騎乗馬は未定となっているようだ。


    京都新聞杯、NHKマイルの結果次第ではあるが、50歳のダービージョッキーが誕生するのもあながち夢ではないだろう。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。