競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (JRAも東京オリンピックの延期決定で大混乱) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
-
JRA、東京オリンピックの延期決定で全ての計画が水の泡
東京オリンピックの延期決定を受け、今年の夏競馬の日程を「五輪仕様」で組んでたJRAが思わぬ事態で大変らしい。 -
コロナ禍の思わぬ余波にJRAもどうする?
JRA広報部は「オリンピックの延期が決まったばかりで、まだ何の検討の段階にも入っていない」としているが、それもそうだろう。 -
いつ競馬が中止になってもおかしくない状況
現在の状況を顧みると、いつ競馬が中止になってもおかしくない状況だ。
オリンピックの馬術競技に獣医や馬運車を提供するため、JRAは通常3場開催の夏競馬を、今夏の五輪期間中は新潟、函館の2場に限定していた。
さらにマラソン会場が札幌に変更されたことを受け、函館と札幌の開催時期を入れ替えたのだが、あれだけマラソンの札幌開催変更で連日ニュースで物議を醸していたにもかかわらず、コロナにより全ての企画が吹っ飛んだ。
思わぬオリンピックの影響に、JRAの施策は全く意味をなさぬものとなってしまった。
コロナウィルスの影響で、毎週毎週開催が無事に行われるか否かに汲々としている状態において、夏の日程を見直す余裕が無いようだ。
仮に見直したとしても、今のコロナがどこまで蔓延してるか、暗い見通ししかたたないし、こんな状態で夏までに現在の状況がどう変わっているか、全く想像がつかない。
そうは言っても時間は待ってくれないので見直しの企画は進めているのだろうけど「見直しの見直し」さえも想定しなくてはならない現状なら「これまで通りの日程で」というのが一番無難な落とし所になりそうではある。
またローカル競馬といえば「競馬がやってくる」ことに意義があるもので、それを無観客で開催したとしても果たしてそこに有意義な競馬開催と言えるかは甚だ疑問でもある。
無観客開催とはいえ、正常に日程を消化できているのは世界から見ても日本くらいだそうである。
先日、格闘技団体の「K1」が強行開催をして物議を醸したが、JRAは農林水産大臣の監督を受けて日本国政府が資本金の全額を出資する特殊法人だ。
いわゆる日本の競馬(JRA)は「国」が営業しているようなものなので、考えてみれば、よく今まで開催ができていたとも言える。景気後退が激化する中、この収入を失うのは大きな痛手とも考えられなくもないだろうから、競馬開催は「国」にとっては「税収のドル箱」とも言える競技なので今止めるわけにはいかない。
混迷を極める新型コロナウィルス。
人間は状況を見守るしかないのか…早く終わってほしい。
関連コラム
- 進化する競馬場 (2023/10/18)
- ダートグレード競走体系の見直しで、ダートの評価と今後に注目 (2022/12/01)
- ニュージーランドトロフィーが、GIIからGIIIに降格? (2022/04/07)
- 日本ダート界のスターが不在 (2022/01/27)
- JRAの賞金増額…その狙いは? (2021/12/01)
- 競馬界の現状を他の公営競技と比べて (2021/09/16)
- 馬の骨折にクリーニング手術? (2021/04/28)
- 2歳G1には父ロードカナロア産駒の登録無し? (2020/12/09)
- 競馬評論家「棟広良隆」とは? (2020/12/03)
- 武豊、VIP席招かれて嬉しいのは分かるが… (2020/11/05)
- コロナの影響下でJRAの思惑を考えてみた (2020/09/17)
- 競馬の、制限付き開催を想像してみた。 (2020/07/14)
- 武豊、50歳のダービージョッキーが誕生となるか? (2020/04/23)
- JRAも東京オリンピックの延期決定で大混乱 (2020/03/26)
- コロナウィルスの襲来。競馬界への影響は? (2020/02/26)
- 武豊騎手とメガネ (2020/01/07)
- 小規模な競馬場で、新記録のオンパレード (2019/11/07)
- 記憶する遺伝子〜ディープ、キンカメ (2019/08/16)
- ディープインパクト、死す (2019/07/31)
- ルメール・ファーストでM.デムーロの心情いかに? (2019/05/08)
- 2006年凱旋門ディープインパクト事件 (2018/11/20)
- 地方馬でドーピング…黒い噂 (2018/11/14)
- 飲酒運転が大影響 (2018/10/23)
11/17には、またしても「いきなり万馬券」で東京9Rにて391.8倍の配当を得た。推奨金額最大600円が、23万 5080円という払い戻しの結果となった。ココは常に論理的で今回も説得力がスゴかった! 同日、無料予想でも86.8倍的中。
…現役の記者による唯一無二のサイト!
「俺の競馬予想」のサイト内ブログは、新聞や雑誌では知れないネタが満載。