最終更新日:2024年11月23日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,979

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (地方馬でドーピング…黒い噂) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 地方馬でドーピングが発覚!

  2. 地方馬ヒナクイックワンから、筋肉増強剤である「ボルデノン」という禁止薬物が検出された

    引っかからなければ間違いなく効果のある薬物なので、当然ながらオーナーサイドが真っ先に疑われた。
    だが調べられたらすぐにわかるような「検出されやすい薬物」なので、オーナーサイドが入れたとは考えにくく「外部」もしくは「内部」による「悪意」以外に考えられない。という線で「確信犯」という可能性が非常に高いことが予想される。
    …後ほど「事件の概要」をより詳しく説明する。



  3. JRAでも横行していた競走馬のドーピング

  4. 実は、ただ「バレないようにやる」という競馬界における「ドーピング」JRAでも横行しており、ポピュラーなドーピングといえば、馬を興奮させ競走能力を向上させるためにカフェイン系薬剤だろう。


    …その他では、
    冬季において競走馬が自己防衛のため「冬毛を本能的に伸ばす」という馬の性質を抑制するため、規約ギリギリの範囲内で強力なサプリメントを投与する。というのもあった。

    馬の冬毛」というのは人間に例えれば「脂肪を纏う」ことにより「保温効果を高める」というのと同じで、同時にシェイプアップされていない体は競走能力を低下させる。
    そこで、冬場の大きなレースにおいて勝負をかけてくる馬に相当に強力な「スーパーX」という伝説的なサプリメントを投与すると、ゴッソリと冬毛が抜け落ち、競走能力UPに繋がると信じられ使われてたこともあった。

    このサプリメントは副作用が非常に強く、1回使用すると内臓に相当な負担をかけるため、連続して使うことはまず不可能で、まさに「一発勝負」用のサプリメントとして一時期重宝されていた。
    今聞くと酷い話だ。人間の都合の為に動物を犠牲にするのだからな。…こういったところが「競馬=賭博」というダークな印象として根底に根付いているのだろう。

    JRAのドーピング規定」は時代に沿って常に変わるものだが、逆の意味では規定に引っかからない薬物を業者が開発すれば「やり放題」という状態になるので、ある意味イタチごっこ的な側面も常に内包しているのが実情だ。
    競馬における禁止薬物一覧(競馬ドーピング一覧)情報 
    ↑JRAの禁止薬物一覧(競馬ドーピング一覧)



  5. 2006年 凱旋門賞でディープインパクトがドーピング

  6. 近代の競馬における禁止薬物でもっとも有名な「ドーピング大事件」は、2006年凱旋門賞の、ディープインパクトだろう。

    wikipediaでも「ディープインパクト禁止薬物検出事件」というページタイトルがあるくらいの重大事件です。
    この時の凱旋門レース、未だにディープインパクトが3着だったと思っている人もいると思うが、公式記録は「失格」だ。


    これは、こんどこそ凱旋門賞を日本馬に獲られるという海外勢の恐怖からの「犯行説」が濃厚だが、JRAが謝罪してしまったし、「限りなくブラックに近い、グレー」な闇に葬られた「大事件」な為、不自然なくらいにニュースにならない「案件」だ。
    2006年の凱旋門賞でディープインパクトがドーピング(薬物)事件の情報 
    ↑2006年の凱旋門賞でディープインパクトによるドーピング事件



  7. 昔の競馬ドーピング

  8. 「昭和の競馬」時代にはここ一番の勝負って時には、マムシを食わせるという嘘か本当かわからない逸話も記事にあった。
    昔の日本では、体力を使った競技で、試合前にマムシの血を試合前にマムシの血を飲み、暗い部屋に選手を入れて開始直前ギリギリまで「興奮」を高まらせたってハナシも聞いたことがあるから、競馬でマムシを食わせるという「発想」は本当のことだろう。
    昭和の競馬ではマムシでのドーピングが主流という競馬情報 
    ↑昭和の競馬はマムシドーピングが主流w



  9. 相次ぐ「禁止薬物」検出の怪 4か月で3度

  10. ここから先は、岩手県競馬組合からのプレスリリースを参考に、まとめたものです。


    岩手県競馬組合は2018年11月5日、10月28日(日)に行われたレースに出走したヒナクイックワンから禁止薬物が検出されたと発表した。
    同組合によると、検出されたのは禁止薬物に指定されている筋肉増強剤「ボルデノン」で、岩手競馬で競走馬から禁止薬物が検出されたのは、7月と9月に続いて今年3度目となる。というから驚きだ。

    《禁止薬物が検出されたのは以下の3頭》7月29日(日)スターズレディ 三ノ宮通(水沢)
    9月10日(月)ウバトーバン 高橋純厩舎(水沢)
    10月28日(日)ヒナクイックワン 高橋純厩舎(水沢)


    岩手競馬では、1着と2着に入った馬に対してレース後の尿検査を義務付けており、今回、尿検査の結果、10月28日(日)のレース後ヒナクイックワンから禁止薬物が検出され「陽性」が確定したのだ。

    岩手県競馬組合は、7月に行われたレースに出走したスターズレディからも、今回と同様の禁止薬物「ボルデノン」が検出され、9月には高橋純厩舎所属の馬から同じ薬物が検出されたという。
    地方競馬では「ボルデノン」のドーピングが大流行だ。

    さらに、今回10月に同じ高橋純厩舎所属ヒナクイックワンから禁止薬物が検出されたことを受け、複数の馬から禁止薬物が検出された「高橋純厩舎所属の馬」について、異例の全頭尿検査を実施したところ、新たにワンサイドストーリからも禁止薬物が検出された。
    「高橋純厩舎所属」自ら関わっているのだろうか。



    競馬関係者の記事によると、地方競馬の同じ競馬場で4カ月の間に立て続けに3度も競走馬から禁止薬物が検出されたのは非常に珍しいケースだそうで、犯行の方法や、犯人の目的など、多くの謎が残っており、事件の真相は明らかになっていない。
    テレビの話題にも挙がっていないし、なんだか極めてダークな「力」を感じなくもない。


    盛岡競馬場の「セキュリティ」だが、盛岡競馬場に出入りする関係者によると、厩舎の入り口には鉄製の門があり、ガードマンが常時在中しているという。
    厩舎に入る際には、厩舎関係者は通行証、メディアはIDを提示しなければならなず、部外者が厩舎に侵入するのは極めて難しい状況にある一方、見ず知らずの者が競走馬に薬物を注入するのもまた、不可能に近いという。


    また、競馬はレースによって賞金がそれぞれ設定され、競走馬の順位に応じてジョッキーや厩舎関係者が賞金を得るのだが、仮に内部の関係者による犯行ならば、この賞金が目当てで犯行に及んだと推測されるが、地方競馬の場合、中央に比べて賞金はごく少額だ。

    7月のレースで禁止薬物が検出された際、岩手県競馬組合がジョッキーなどから返還を求めたのは、レース賞金を含むわずか、11万7千円ほどだった。…悲しすぎるほどに少ない・・

    この程度の賞金を得るために、リスクを冒してまで禁止薬物を注入するメリットは無いだろう。
    その上で「同じ厩舎の馬」に犯人が禁止薬物を注入する理由は、禁止薬物の使用が発覚すれば何らかのペナルティーが厩舎に与えられるため、犯行の動機は同厩舎もしくは岩手県競馬組合への「怨恨」しか考えられないという説が根強い。

    この騒動を受け、岩手県競馬組合は11月10日以降のレースの開催を中止しているが、この騒動が沈静化しないと開催までの期間が必然的に長期化し、再開自体が危ぶまれてもいる

    以上は内部の人間が怨恨から犯行に至ったという仮説であるが、別の仮説ではこの騒動が長期化し、仮に騒動が沈静化したとしても、再度薬物が検出されるようなことがあれば「岩手県競馬」自体がパニックに陥り、その結果、岩手県競馬が廃止になることも考えられる。
    そうなると大きなメリットを得る「何らかの組織」が存在し、それを企図しているのではないか?…という「黒い噂」も流れてきている。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。