有馬記念 (12月・GⅠ) (2019グランプリ有馬記念の展望) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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2019グランプリ有馬記念の展望
当然、注目馬はアーモンドアイ。
アーモンドアイは当初、2019有馬記念へ出走未定だったため、主戦ルメールはフィエールマンに騎乗と発表されてたが、アーモンドアイが一週前追い切りを終えて厩舎サイドからGOサインが出たため、ルメールは速攻でアーモンドアイにスライド騎乗となった。
ここで鞍上が空いてしまったフィエールマンにはビュイック騎手にスライドという噂になっていたのだが、そのビュイック騎手は先週の競馬で進路を妨害したため、2020年 1月5日までの16日間(開催4日間)騎乗停止となってしまい、急遽フィエールマンは池添騎手での参戦となった。
普段は安定感を欠く池添騎手だが、今年はマイルCSをテン乗りでインディチャンプを勝たしていたし、昨年の勝利ジョッキーでもあるから、なんとも不気味な存在だ。
実は池添騎手、トリビアな記録ながら、
有馬記念で現役最多の 4勝を誇る記録の持ち主。
ますますもって不気味だ。
…そんなフィエールマンだが、凱旋門賞で最下位だったのは記憶に鮮明に残っている。
しかも、凱旋門賞でブービーのブラストワンピースから15馬身も離されての哀れなもので、字面から見れば最低最悪の着順だが、裏を返せば騎乗したルメールが早々と諦め、ほとんど何もしないまま終わったと解釈もできる。(みっともなかった)
…で、今回の2019有馬記念なのだが、厩舎関係者からは「凱旋門賞とは出来が違う」という若干意味不明の強気コメントが出ている。…まぁ、状態は良いのかもしれないが、これ以上失望させないでもらいたいものだ。
巻き返しが期待できるのはサートゥルナーリアか。
この血統は燃えすぎることが難点とされている。
サートゥルナーリアの場合「上の兄弟でよりはマシ」と言われていたが、それでも潜在的にそんな要素は若干見え隠れしている。
どーも東京2400mのダービーやJCといったスタンド前発走で大観衆の声援に対してスイッチが入ってしまうのが、入れ込む原因なのではないか?と、言われているようだ。
今回はスタート地点が過去の2戦よりはましなので、上手く行くかも?しれない。
有馬記念は中山芝2500m。
言わずと知れた小回り競馬。
コースということを考えれば先行有利なのだが、そうなるとまず逃げることが決定的なアエロリットは要注意だろう。
アエロリットは突出したスピードがあるため、2000mくらいまでを主戦としてきてたが、血統的にはスタミナも十分にある。
ましてやスローになることのの多い有馬記念なので、残りめも警戒しなければならない。
同じことが言えるのがキセキか。
おそらくアエロリットの番手に控える競馬になるだろうが、展開は絶好と言えると思う。
凱旋門賞から上手く再仕上げできていたら、キセキにも十分にチャンスはあるだろうと思う。
加えればキセキの鞍上は、ようやくエンジンがかかってきたムーア騎手。とても心強いパートナーとなるだろう。
2週間前はわずか9頭の登録で、一体どうなるんだ?…と思われた今年の有馬記念だったが、ここにきて俄然盛り上がりを見せている。
前期した以外にも今年のJC馬スワーヴリチャードや、菊花賞馬ワーループレミア、3歳勢ではヴェロックスもスタンバイだ。
ん?
あれ? デムーロの名前が無い。
…コレも今年を象徴する事象でしょうw
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