最終更新日:2024年10月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,693

うまスグ 競馬予想サイトの口コミの評判を徹底検証結果

▼ うまスグの競馬予想サイト情報

  • ■サイト名:
    うまスグ
    ■補足情報:

    うまスグ」という競馬予想サイトのトップページで紹介されている口コミレビューは、運営者によって捏造された虚偽のものである可能性が非常に高い。また、「うまスグ」の運営会社を調査をすると、2度も社名変更しており、その前身は「モーカル」という悪評だらけの競馬サイトの運営社であることが判明した。そんなグループサイトの集客を捏造口コミで客集めしていたことが確認されている「集客サイト」は、「うまスグ」においても不都合な事実には一切触れることなく今回も捏造口コミ?で集客中だ。それと面白いのが、「うまスグ」の口座名義を調べると、現在の社名でもなく、違う社名の振込先となっていた。

    ■運営会社:

    株式会社KANALOA(株式会社ジャンソナ?)

    ■運営責任者名:

    笹本康太

    ■電話番号:

    03‐5579‐9131

    ■メールアドレス:

    info@uma-sugu.com

    ■住所:

    東京都渋谷区神宮前6-28-9

    ■IPアドレス:

    133.242.173.186

▼ うまスグの関連サイト情報

▼ うまスグの競馬検証レポート

ページ内目次[]

  1. うまスグ 競馬予想サイトの口コミ評判と無料予想の徹底検証

    うまスグ 競馬予想サイトを徹底検証!その真相と実態とは?

    検証記事公開日:

    うまスグ」という競馬予想サイトの口コミ評判やサイトの信憑性を検証した。

    「うまスグ」の検証を行ったところ、「うまスグ」のトップページで紹介されている口コミレビューは、運営会社によって捏造された虚偽のものである可能性が高いことが判明した。

    さらに、「うまスグ」の運営会社を調査した結果、同社はすでに2度も社名変更をしており、その前身は、「モーカル」という、現在も悪評口コミが非常に多く寄せられている競馬予想サイトの運営会社であることが明らかになった。


    そんな「うまスグ」のことを、運営者にとって不都合な事実には一切触れることなく捏造した口コミを用いて集客をする集客サイトがある。今回はいつもの集客サイト以外にも更に集客媒体が増えているようだが、どれも同じタイミングで検証を開始し、同じタイミングで記事公開をしており、極めて疑わしいものとなっている。


    最近の競馬予想サイト業界の検証サイトは、ほとんどが競馬予想サイトを運営している「運営社」が自社運営する「集客サイト」であることがこれまでの検証で確認されている。

    しかし、競馬検証.comは異なり、徹底的にうまスグの実態を明らかにしている


    さらに、「うまスグ」の無料予想についても、検証開始した2024年10月4日から抜き打ちで長期検証を行っていく。最低でも1ヶ月以上、場合によっては半年にわたる検証を行う予定だ。この情報以上に、より詳しい情報は無いだろう(笑)。

    今回、「うまスグ」という競馬予想サイトを検証する中で、特に興味深かったポイントは以下の通り。

    うまスグの検証で興味深かったポイント
    ・「うまスグ」の口コミレビューの捏造がバレバレw
    ・あまりにも不自然な検証内容、公開のタイミング。これぞ正に、集客サイト(笑)
    ・口座名義は「ジャンソナ」?
    ・「うまスグ」のグループサイトはここだ。
    ・「うまスグ」のグループサイトの予想精度


  2. 似たような グループサイト

    「うまスグ」の会員登録前ページを少し下がると、マンガを使って利用者のハードルを下げようとするコンテンツがある。今回のマンガは、後ほど紹介するグループサイトの「投稿 うまライブ!」などに似ているが、うまスグの漫画は「うまライブ」ほど長くはない。漫画を分割させ、ページの後半でまた続きを載せている。

    うまスグの漫画が似てる
    ▲ 似たような グループサイト



    口コミレビューは捏造したもの

    更にTOPを下がると、うまスグを利用したとされるユーザーの口コミが紹介されているが、その内容が笑うしかないほど荒唐無稽だ。

    地方競馬でも50〜100万円はざらですし、中央なら200万前後は的中しますね」という発言や、もう一つの口コミでは「月に最低限100万は稼げました!」ときた。


    いやいや、競馬歴がどれだけ長いのか知らないが、地方競馬で「50〜100万円がざら」とか、中央競馬で「最低100万、200万前後がフツーに当たる」なんていう予想サイトが現実にあるわけがない。
    こんな「馬鹿げた発想」を真顔で書いているのを見ると、本当にため息しか出ない。こんな口コミを信じてしまう人などいるのだろうか?

    うまスグの口コミレビューは捏造したもの
    ▲ 口コミレビューは捏造したもの



    それともう一つ。
    次の項目でうまスグの情報検索した結果を紹介しているが、見ると分かるように、どの集客サイトも2〜3時間前にGoogleにインデックス(検索エンジンに認識される)されたものばかりだ。


    つまり、それ以前の情報は一切存在せず、うまスグの本家サイトすら見当たらない。この状況では、うまスグに関する情報を事前に知ることも、検索で見つけることも不可能ということになる。


    しかし、口コミでは「月に100万は稼げました!」などと平然と書いているのだから、呆れるばかりだ。
    これが捏造でないとしたら、この投稿者達は一体どこでそんな情報を仕入れてきたのか。



    捏造した口コミだろう。



  3. うまスグの情報検索した結果

    次にうまスグの情報検索をした検索結果を紹介しよう。

    2024年10月4日 21時の時点で、「うまスグ 競馬予想サイト」という複合キーワードでうまスグの情報検索したところ、3つの集客サイトがインデックスされていた。

    うまスグのサイト情報検索結果
    ▲ うまスグの情報検索結果(2024/10/04 21時)



  4. これぞ正に、集客サイト(笑)

    「うまスグ」の情報検索した結果、表示された3つの集客サイトは、いずれも2〜3時間前にインデックスされたばかりだ。さらに検証内容を確認すると、不自然な点がいくつか見受けられる。


    これぞ正に、集客サイト(笑)
    ▲ これぞ正に、集客サイト(笑)



    3つの不自然な点。

    不自然な点を3つ挙げよう。

    1つ目、2〜3時間前にインデックスされたサイトが現れる以前、うまスグに関する情報は一切存在していなかった。それなのに、どうやってこれらの「集客サイト」は「うまスグ」の存在を知ることができたのだろうか?


    2つ目、検索で見つけることもできないサイトを、なぜこれらの集客サイトは同じタイミングで検証できたのか?不自然さは否めない。


    3つ目、3つの集客サイトはいずれも平日の地方競馬から検証を開始している。地方競馬は毎日開催されているが、なぜこれらのサイトが同時に検証を終え、同じ日に記事を公開できたのか?全くもって偶然とは思えない。



    不自然な点から考えられること

    上記の不自然な点から考えられることは、以下の通りだ。

    情報の捏造や意図的な操作
    
「うまスグ」に関する情報がインデックスされる前には存在しなかったことを踏まえると、集客サイトが「うまスグ」の存在を知っていたのは不自然だ。このことから、これらの集客サイトが「うまスグ」の運営者と結託して、最初から用意された情報をもとに捏造されたか、もしくは集客サイト自体を「うまスグ」の運営社が運営している可能性があると考えられる。


    集団的な操作・共謀の可能性
    
これらの集客サイトが同時に「うまスグ」を検証し、同じタイミングで情報を公開していることから、複数のサイトはすべて同じ運営元か、もしくは「うまスグ」の運営社が指示を送り、意図的に連携して情報を発信した可能性が高い。個別に動いていたのであれば、これほどまでのタイミングの一致はあり得ない


    集客を目的とした誤情報の拡散
    
平日の地方競馬から検証を始め、同じ日に記事を公開したことは、競馬予想サイトとしての信頼性を装った集客目的での操作と考えられる。信頼性を持たせるために、複数のサイトが意図的に同時期に情報を発信している可能性が高く、これは事実の検証を目的としたものではなく、ただの集客目的の戦略に過ぎない。


    これらの点から、「集客サイト」による情報は、捏造されたものである可能性が非常に高く、信頼に値しないと考えられる。



    いつもの集客サイトでも…

    これらの集客サイトとは別に、「いつもの集客サイト」のことも確認してみると、やはり既に「うまスグ」のページを作っていた。

    うまスグの集客サイト

    予想通り、この「解体新書」という集客サイトでも同様の不自然さが見られる。
    先ほどの既にインデックスされている集客サイトより更に1日前の9月25日(10日前)から「うまスグ」の検証を行っていたと主張しているのだ。
    しかし、10日も前に「うまスグ」に関する情報は一切存在せず、前述の「3つの不自然な点」は、この怪しい検証をしている「解体新書」にも当てはまる。


    特におかしいのは「解体新書」に掲載されたユーザーから送られてきたという口コミだ。

    現時点(10月4日21時)で「解体新書」はまだインデックスされていないにも関わらず、すでに5つもの口コミが投稿されているという。

    どの集客サイトも数時間前にようやくインデックスされたばかりの状況で、インデックスもされていないサイトに、ユーザーがわざわざ訪れて「うまスグ」と検索し、口コミを投稿したとは到底考えられない。

    これは捏造された口コミの可能性が極めて高いと言えるのではないだろうか。(一晩経ってもインデックスされていなかった)

    捏造された口コミか
    ▲ 捏造された口コミか



    ちなみに「解体新書」や「競馬戦線」、さらに「オトナの競馬」、「競馬口コミダービー」、「マスターズ」などの集客サイトは、これまでにも多くの口コミ投稿で「これらは全て同じグループではないか?」という指摘を何度も受けてきた。

    うまあど」の検証時に、見つけることが不可能なサイトを1ヶ月以上も前の同じ日から検証から検証していたことが明らかになったが、これはまさに「同じグループ」だからこそ可能であったのだろう。

    証言①証言②


    今回の「うまスグ」の検証で、また新たな集客サイトが増えたようだが、これらのサイトはやはり口コミでも言われているように「すべて同じ運営元」なのかもしれない。
    だとしたらかなり大きな企業が予想サイトの集客に加担していることになる。



  5. うまスグの会員数を確認してみた

    うまスグ」という競馬予想サイトは、「LINEの友だち追加」で会員登録を行う形式のため、現時点での正確な会員数を確認することが可能だ。

    早速確認してみると、現時点(10月4日21時)ですでに314人も会員がいることになっている。


    何度も言うように、2〜3時間前にインデックスされた3つの集客サイトが登場するまで「うまスグ」のことを知ることも、探すことも不可能だったはずだ。

    それなのに、一体どうやって「314人ものユーザー」が「うまスグ」を知り、わざわざ訪れてきたと言うのか?たかが数時間前にインデックスされたばかりの競馬予想サイトに、これだけの人数が集まり、口コミを投稿したとは到底信じ難い。これは明らかに「購入された会員」だろう。
    (ちなみに翌日の13時を過ぎても318人にしか増えていない。)

    うまスグの会員数が多過ぎ!
    ▲ うまスグの会員数が多過ぎ!


    最近では、サイトが「賑わっているように見せるため」に、LINEのフォロワー数を買う「マーケティング手法」も広く利用されている。たとえば、わずか3000円で100人のLINE会員を購入することができるのだ。


    つまり、今回の「うまスグ」の会員数も、このような手法によって金銭を支払って増やしたものかもしれない



  6. うまスグという競馬予想サイトの基本情報について検証

    うまスグという競馬予想サイトの運営社情報

    次に、うまスグの運営社情報について見てみよう。

    うまスグという競馬予想サイトの運営会社情報
    ▲ うまスグの運営社情報


    「うまスグ」という競馬予想サイトの運営会社情報だが、フッターより「うまスグ」の特定商取引法に基づく表記(上画像参照)を見ると、「うまスグ」という競馬予想サイトは「株式会社KANALOA」という法人名だった。聞き覚えのない会社だ。


    運営サイト うまスグ
    運営会社 株式会社KANALOA
    販売責任者 笹本康太
    運営所在地 東京都渋谷区神宮前6-28-9

  7. 国税庁サイトでうまスグの運営会社の確認

    次に「うまスグ」という競馬予想サイトが「株式会社KANALOA」という運営会社によって運営されていることが分かったので、国税庁サイトから株式会社KANALOAを検索してみた。

    うまスグという競馬予想サイトの運営会社「株式会社KANALOA」を国税庁サイトから検索
    ▲ 運営社「株式会社KANALOA」の検索結果


    株式会社KANALOA」という社名は初めて目にする社名だったが、この国税庁サイトで検索した情報に載っている「株式会社AIVAN」は、現在も非常に多くの悪評口コミが寄せられているモーカル」という競馬予想サイトの運営会社だった。



  8. うまスグの口座名義は「ジャンソナ」?

    次に紹介したい検証情報は、「うまスグ」に会員登録した後に調べたうまスグの振込先口座だ。

    本来であれば「うまスグ」の運営会社は「株式会社KANALOA」という法人なので、口座名義は「カ)カノロア」などといった表記になるはずだ。

    しかし、「うまスグ」の口座名義を調べると「カ)カノロア」ではなく、カ)ジャンソナ」という見たことのない社名となっていた。



    一体なんだこの社名は?


    うまスグの振込先口座名義を調べた結果
    ▲ 口座名義は「ジャンソナ」?



    「ジャンソナ」とはこの会社のことか?

    「うまスグ」の口座名義が「カ)カノロア」ではなくカ)ジャンソナ」だったので、この「株式会社ジャンソナ」についても調べてみた。

    国税庁のサイトで「株式会社ジャンソナ」と調べてみたが、見つけることができなかったので、「Junsona」や「Jansona」などと調べていくうちに「JANGSONA」で1社だけ見つけることができた


    もしかすると「うまスグ」や「株式会社カノロア」とは無関係かもしれないが、せっかく見つけたので「株式会社ジャンソナ」の運営社情報も載せておこう。

    「株式会社ジャンソナ」
    ▲ はたして関係があるのだろうか?


    「株式会社ジャンソナ」のウェブサイトも発見した。
    代表取締役社長は劉載洪氏で、資本金は200万円で設立されているようだ。主な業務は、タレントやアーティストの育成、マーチャンダイジング、ファンクラブの運営などを行っており、ホームページにはライブ写真が使用されている。

    「うまスグ」との関連性については不明であるが、ひとまず「参考」として押さえておく程度にしておこう。

    「株式会社ジャンソナ」のウェブサイト
    ▲ 「株式会社ジャンソナ」のウェブサイト



  9. うまスグという競馬予想サイトのグループサイトについて

    これまで調べてきた情報と、「うまスグ」の会員登録後にも得た情報などを元に考えると、以下の競馬予想サイトがうまスグのグループサイトとして考えられる。

    うまスグのグループサイト

    ・うまスグ(133.242.173.186)
    モーカル(133.242.179.223)
    MOTTO(153.120.120.241)
    TORURU(133.125.49.55)
    トッカ(133.242.182.18)
    TEBIKI(133.125.39.116)
    ドンピシャ(133.125.41.107)
    的中ファーム(133.125.42.163)
    トクスル(153.126.142.136)
    競馬のコトナラ(133.242.141.163)
    競馬ライク(133.242.159.214)
    競馬365(133.242.185.242)
    万馬券TOTTA(133.242.150.47)
    ギンギラ競馬(133.242.166.101)
    えーあい(133.242.155.99)
    投稿 うまライブ!(153.126.149.126)


  10. うまスグのグループサイトの予想精度

    以下、参考までに。

    事前に「うまスグ」のグループサイトの無料予想の予想精度どれほどのレベルなのか知っておいた方がいいと思うので、いくつか紹介しよう。

    どれも無料予想を1ヶ月以上かけて長期検証した結果となる。



    モーカル
    戦績:10戦3勝 7敗
    収支:-4万 5950円

    検証期間1ヶ月 的中率:30% 回収率:8%

    的中ファーム
    戦績:10戦7勝3敗
    収支:-131万 900円

    検証期間1ヶ月 的中率:70% 回収率:3%

    競馬365
    戦績:24戦6勝18敗
    収支:-15万 3200円

    検証期間1ヶ月 的中率:8% 回収率:7%

    競馬のコトナラ
    戦績:10戦9勝 3敗
    収支:-16万 2600円

    検証期間1ヶ月 的中率:90% 回収率:37%


  11. うまスグを退会する方法を検証

    「うまスグ」を退会する方法は、「うまスグ」の利用規約(下画像参照)を見ると「LINEメッセージにて退会申請が可能」と一言だけ載っていた。

    うまスグという競馬予想サイトを退会する方法
    ▲ うまスグを退会する方法


    「うまスグ」は「LINEの友だち追加」で会員登録する予想サイトなので、「うまスグ」を退会したくなったらLINEを「ブロック」して「削除」してしまえば良いのだが、気になるのは個人情報だ。

    人によってはLINEは本名や、それに近いニックネームを使っていることが多い。

    また、「うまスグ」への登録時にもメアドを共有して良いか?と聞かれるが、LINEで会員登録をすると、LINEと紐づけた個人のメアドも「うまスグ」の運営社に渡っている。退会時にその個人メアドも削除されるという保証はない



  12. うまスグという競馬予想サイトのサイト・サービス内容について検証

    うまスグという競馬予想サイトへの会員登録の方法を検証

    さていよいようまスグという競馬予想サイトへ会員登録をしてみる。

    うまスグへの会員登録は、LINEの友だち追加のみだ。


    競馬予想サイト「うまスグ」への会員登録
    ▲ うまスグのLINE会員登録


    うまスグへの登録は、登録前TOPページの「LINEで簡単 無料登録はコチラ」と書かれた緑のボタンを押すと、LINEの友だち追加のページになるので「追加+」を押す。

    ページが切り替わったら(上画像参照)アカウントを作成はコチラ」と書かれたテキストリンクを押す。「LINEでログイン」と書かれたボタンを押し、うまスグにメアドを開示していいかと確認画面になるので「許可」を押すと、登録完了ページになるので、「会員専用ページメへ」を押すとうまスグの会員ページにログインすることができるようになる。



  13. うまスグのポイント還元を検証

    競馬予想サイトに会員登録をすると、初回会員登録をした利用者に対し、ポイント還元をする予想サイトもある。

    今回検証しているうまスグには、初回登録者に対し200ポイントのポイント還元がある

    うまスグのポイント還元を検証
    ▲ うまスグの初期保有ポイント


    ただ、うまスグの販売コースはどれも値段が高い

    定価が900PT(9万円)「クイックプロフェッショナル」というコースが、900PTで販売しているバナー画像が残されたまま350PT(3万5000円)に値引きされているものもあり、一応これが最安コースとなっている。
    2つ表示されているのは運営のミスと思われるが、いずれにせよ、還元された200ポイントを使用すれば、残り150ポイントの1万5000円を自己負担で有料に1回参加が可能だ。(それでも他サイトに比べると最安コースの値段は高い)

    うまスグの低額コース。同じものが2つある
    ▲ 低額コース。同じものが2つある



  14. うまスグという競馬予想サイトの的中実績を検証

    「うまスグ」の最古の的中実績を確認すると、9月18日となっていた。この時期に「うまスグ」は完全無名だったので、予想を販売していたとは思えないが、すでに130個もの実績があることになっている。

    うまスグの的中実績を検証
    ▲ うまスグの的中実績を検証



  15. うまスグという競馬予想サイトを利用するメリットとデメリット

    うまスグを利用する際の最大のデメリットは、実際に予想を購入して収支がマイナスになった際の後悔である。そのため、うまスグに興味がある方は、まずは無料予想を数週間試してみることをおすすめする。これにより、うまスグの予想精度を自分自身で確認することが重要だ。

    無料予想」はどの競馬予想サイトでも顧客に課金を促すために力を入れて提供されているコンテンツである。特に、無料予想低額予想は、その後の課金に繋げるための最も気合を入れた予想と言っても過言ではない。


    もしその「無料予想」の精度が低いのであれば、利用を再考すべきだ。無料予想と異なり、有料予想は購入時点で既に費用が発生しているため、マイナス収支となれば損失が大きくなるからである。

    無料予想を試し、その結果がプラスになると感じられれば、うまスグを利用するメリットが見えてくるだろう。うまスグの予想精度を確かめるためには、無料予想の検証が最も効果的であると考えられる。



  16. うまスグという競馬予想サイトが提供する競馬予想について検証

    うまスグが販売する競馬予想(有料情報)を検証

    うまスグが販売する競馬予想(有料情報)について検証したので、次に紹介しよう。

    うまスグという競馬予想サイトが提供する競馬予想
    ▲ うまスグの有料情報の販売場所


    うまスグという競馬予想サイトが提供する競馬予想だが、「うまスグ」は地方競馬の予想も販売しているので、基本的には毎日有料コースを販売している。

    うまスグが販売している競馬予想は、会員ページのTOPに「プラン公開」と書かれたボタンがあるので、ここを押すと、下に販売コースがずらりと並んでいる。



  17. うまスグという競馬予想サイトの無料予想(無料情報)を検証

    うまスグの提供する、無料予想(無料情報)だが、「無料情報」と書かれたバナーボタンを押すか、うまスグの有料コースと同じように会員ページのTOPにある「プラン公開」と書かれたボタンを押す。

    買い目の公開時刻になったら次の販売コースの一覧ページの最上段に「無料情報」と書かれたボタンが表示されるので、これがうまスグの無料予想だ。

    うまスグという競馬予想サイトの無料予想を確認する
    ▲ うまスグの無料予想の提供場所


    うまスグの提供する、無料予想の内容や、提供されるのがいつ、どのようなものかも見ていこう。



    うまスグの無料予想・無料情報の提供時間

    うまスグという競馬予想サイトで提供される無料情報(無料予想)は、基本的に「中央競馬」はレース前日の22時頃、「地方競馬」はレース当日の13時頃に予想が提供される。



    うまスグの無料予想・無料情報について

    「うまスグ」という競馬予想サイトの提供する無料予想には「うまれぼ」などと同様に馬券の種別が一切記載されていない。そのため、どの券種に基づいた予想かは全く分からない。


    他にもトクスルや、競馬のコトナラのように、印のみを提供するサイトは存在するが、それらは推奨する券種や、本命に抜擢する理由といった見解が記されている。

    それに対し、今回の「うまスグ」は、競馬新聞以下の情報しか提供していない
    見解はおろか、何を根拠に打たれた印かすら不明で、レース後にどうとでも言い訳できる典型的なパターンだ。


    「うまスグ」に客を集めている集客サイトを見ると、「ワイド」での検証結果が示されていた。そのため、「競馬検証.com」でも今後「ワイド」の予想精度について詳細に検証を進めてみることにする。

     「うまスグ」の無料情報
    ▲ 「うまスグ」の無料情報



  18. うまスグという競馬予想サイトの口コミ・評判について検証

    うまスグ」という競馬予想サイトに関して、競馬検証.comに投稿された口コミ情報の中から、特に気になる口コミをいくつか抜粋してみた。

    (長文の口コミは一部抜粋して紹介している場合もあります。)

    うまスグの参考口コミ1
    現在のところ、「うまスグ」に関する有力情報はまだ届いておりません。

    競馬検証.com」では引き続き「うまスグ」という競馬予想サイトの検証は続けていくつもりですが、もしも「うまスグをご利用された方」や、被害・不満と思われている方、「うまスグ」の「関連サイト情報」などをお持ちの方、または「うまスグ」からの電話営業など証拠の残らない営業を受けられた方などいらっしゃいましたら、どんな些細な情報でも構いませんので、口コミ情報のご提供にご協力頂けると幸いです。m(_ _;)m



  19. うまスグという競馬予想サイトのコース一覧と料金プランについて検証

    競馬予想サイトのうまスグが販売している料金プランについて見てみよう。

    (予想サイトの目標金額などはまったくアテにならないので、競馬検証.comでは「あえて」記載をしていない。)


    以下の販売価格を見れば、うまスグがいくらくらいに設定しているか?、コース名と売値だけ変えてるのではないか?、コースだけ増やして「空売り」しやすいようにしているのではないか?…といったことも推測できるのではないだろうか。参考になればと思います。


    ※消費ポイント(金額)は変動することもありますので、参考程度で確認してください。



    中央競馬の有料コース一覧

    覇者の招待
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:3000pt (300,000円)
    勝負師の極意
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:2400pt (240,000円)
    レースプロファイル
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:1750pt (175,000円)
    疾風迅雷
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:1100pt (110,000円)
    クイックプロフェッショナル
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:900pt (90,000円)
    勝利のセオリー
    提供レース:4鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:5,000円以内
    参加費:650pt (65,000円)

    地方競馬の有料コース一覧

    地方最強ロジック
    提供レース:2鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:10,000円以内
    参加費:2300pt (230,000円)
    不敗神話
    提供レース:2鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:10,000円以内
    参加費:1600pt (160,000円)
    クレジットビルド
    提供レース:2鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:10,000円以内
    参加費:900pt (90,000円)
    勝ち方の流儀
    提供レース:2鞍
    券種:3連単
    点数:不明
    推奨投資金額:10,000円以内
    参加費:500pt (50,000円)


▼ うまスグの口コミ・評価・評判

1
  • 投稿者 : 名無しさん

    いま登録したばかり
    ちょっと思ったのが「お客様の声」ってこれ書いてるの運営でしょw

    うまスグの口コミ情報
  • 投稿者 : 名無しさん

    大野馬券師監修情報といとんでもない情報の案内がきた。
    大野氏5年間の的中配当が4億8000万?笑
    さすがにこの金額は信用できない。
    有名になるのに時間かかった言ってるけど1年で1億近く的中してたら即有名人だよ。
    なのに、そんな話聞いたこともない。
    逆にこれだけ派手な実績を出してるなら、もっと口コミで盛り上がっててもおかしくないだろうに。
    皆の者、こういう胡散臭い情報には引っかからないようにな、

    うまスグの口コミ情報
  • 投稿者 : 名無しさん

    ここ「ミニッツ」というサイトの運営と同じだと思います

    うまスグの口コミ情報
  • 投稿者 : 名無しさん

    ファームのとこか。ここは運営サイドに無能が多いと断言できる。予想は当たらない。対応も悪いぞ。

    うまスグの口コミ情報
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無料予想のある、優良競馬予想サイト

  • 【優良】

    魅力は「本物の馬主」によるガチネタと「本物の現役記者」のガチ内部情報だ!

     10/20には「いきなり万馬券」で新潟7Rにて455.4倍の配当を得た。推奨金額最大600円が、27万 3240円という払い戻しの結果となった。ココは常に論理的で今回も説得力がスゴかった!本物の馬主に、現役の記者による唯一無二のサイト!
    「俺の競馬予想」のサイト内ブログは、新聞や雑誌では知れないネタが満載。

  • 【優良】

    無料予想の回収率がズバ抜けて高かった!
    3ヶ月かけて検証した無料予想は、1回目の回収率が163%、2回目が206%、3回目が534%だった。

     10/20 にはアブソリュートワンというコースで新潟5Rにて189.5倍の的中となった。推奨金額の最大900円で購入していたら17万 550円の払い戻しだ。 …コンスタントに当ててはいるが、7月のアーリータイムズ(150pt)で炸裂した2382.1倍(214万 3890円の払い戻し)にはとても及ばなかった。
    無料予想の3ヶ月かけて検証した結果は、はじめの1ヶ月の回収率が163% 、更に続けた無料予想の、2回目の1ヶ月回収率が206%、そして3回目の1ヶ月回収率は534%だった。

  • 競馬、競艇、競輪の無料予想を、1つのアカウントで見れる。三競競馬

     10/19に 「1ツ星」で東京12Rにて184.2倍の配当金がついた。今回ももちろん、提供される予想には常に見解が載っており、レース選定の根拠が明確で納得できる。「三競-競馬」は、いつもの安心推奨金額なのだが、今回は珍しく推奨金額の提示が抜けていた。普段の推奨金額である300円 で買っていたら、5万 5260円の払い戻しとなっていた。…1ヶ月以上の徹底検証の末、無料予想の3連複の精度も高く、馬券の組み立て方が上手い。

  • 【優良】

    リフレインの無料予想は、地方競馬の回収率もよく、非常に優れた的中率と回収率を誇っている。

     10/13に提供された「アディショナルタイム」というコースでは、京都12R469.5倍の高配当を的中させた。今回も18点という少ない点数で狙い、推奨単価はリスクを抑えた600円となっていたので、28万 1700円の払い戻しとなった。
    リフレインは、地方競馬予想においても精度の高さを証明しており、信頼性の高い予想サイトだと言えるだろう。

  • 【優良】
    原点 (307)

    玄人でも満足できる無料コンテンツが充実している競馬予想サイト。提供される予想にも見解が載っている。

     10/12は「ギア1」という16,000円のコースにて1つ目15.4倍で馬券代が返ってきた形になったが、同日2つ目は1着固定30点で提供し、1284.8倍を打ち抜きダブル的中 となった。「ギア1」は最安価プランだし、きっと大勢参加していたのではないだろうか
    「原点」独自の「重賞原点」という無料コンテンツや、提供される予想には無料予想でさえ常に載っている見解(短評)、それと検証当初から連日的中で地方競馬の回収率も高かったこともあり、「原点」への期待は高まるばかりだ。

  • 【優良】

    トレセンリアルリポートは必見だ。 Yahoo!ウォレット認定されてている。

     10/12 の「エコノミープラン」では、新潟6Rにて40.4倍、続けて新潟9Rにて112.9倍2鞍W的中となった。1点あたり最大の500円〜700円で購入していたら2鞍合計で8万 4730円の払い戻しとなった。
    ターフビジョンの無料予想の長期検証結果は回収率130%となる。ターフビジョンの画像付、美穂と栗東の両方からの関係者の現地取材レポートは超濃厚で、競馬新聞では得られない貴重な情報だ。

  • 【優良】

    高配当21の特筆すべき点は、やはり「有料コースが激安」というところだろう。

     10/6にはなんと、わずか20pt予想(2000円)で参加できるコースで、新潟9Rにて624.6倍198.1倍、それと17.9倍の全3券種的中。。…仮に500円で全券種を買ってたら、今回は2000円予想で、合計42万 300円の配当だ。
    数年前には1000円予想3237.5倍他全2券種的中といい、すごい。…因みに過去最強は、1000円予想で当てた6479.2倍だ(コレ)。

  • 【優良】

    タイムマシンと同じ住所 無料予想がいい

     10/6 には「メイチネタ」というコースで京都7R 165.8倍(18,2380円獲得)、続けて新潟8R233.5倍(256,850円獲得)W的中となった。
    推奨通りに買っていた場合、2つ合計でなんと43万 9230円獲得だ。
    …平日は地方競馬、土日は他と同じで中央競馬の予想を提供。予想に見解などは載っていないが、無料予想を長期検証した結果116%となり、今後に期待したい。

  • 【優良】

    無料予想の回収率が高く、現場記者による現地からのX(ツイッター)が面白い。

    無料予想回収率が高く無料予想が注目されがちなレープロだが、10/5には「クラブ法人」というコースで300.3倍の的中となり、最大1点1000円の推奨だと30万 300円の獲得となった
    …現場からのトレセンの写真とツイート(X)超生情報で、新聞では知れない情報が同日に何度も更新される。

  • 【優良】

    無料情報の回収率が高く、漫画コンテンツがある。

    1ヶ月以上無料予想を検証して、無料の回収率は162%。検証後も的中が続き、手堅くも取りこぼさない安定感はバツグン。どの無料情報にも必ず載ってる短評(最近少し短いw)も、有益情報で必見だ。
    また、9/28には「ブロンンズカップ」で179.1倍(20点)の的中をさせ、安心の少額賭け金の300円で5万3730円の払戻しとなった。このように少ない投資なので、払戻金のインパクトは小さいがリスク管理されている。

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/10/19

プレミアムという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2016年に一度検証を行った競馬予想サイト「プレミアム」だが、8年の時を経て2024年にはプレミアムへの集客サイト「解体新書」が「的中率100%」を謳い、プレミアムへの集客に加担していた。


しかし、競馬検証.comによる1ヶ間再検証で明らかになった結果は、10戦全敗。的中率0%、回収率0%、収支はマイナス12万円という散々な成績だった。


「解体新書」が主張する予想精度とは大きくかけ離れた結果であった。


2024/9/8をもって長期検証は終了し、その後しばらく間を空けて、10月5日〜10月20日までの3週間(10/21は提供なし)にわたり、再度抜き打ちで無料予想の検証を行った結果、またしても5戦 全てが不的中となった。

プレミアムの低次元すぎる予想精度
▲ プレミアムの低次元すぎる予想精度


プレミアムが提供した無料予想で的中したことがあるのか?と、疑われても仕方ないほど、プレミアムが提供する予想精度が全く救いようのないものであることが、今回の検証で再度明らかになった。



さて、今回検証するプレミアムの無料予想(無料情報)は、2024/10/19の京都9R 北國新聞杯で提供された買い目である。


プレミアムという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ プレミアムの無料予想(2024/10/19)

結果:2-4-8

まず、特別レースなのだからレース名くらいは表記すべきだろう。

このレースの不的中の原因は至ってシンプルで、3着(8)ノットイナフ入れられなかったことに尽きる。

この馬は未勝利戦と1勝クラスを連勝した後、4戦すべてがオープン競走や重賞という格上のレースに参戦してきた。明らかに強豪馬たちと戦ってきたことが分かるうえ、今回は自己条件に戻っての参戦いわば2階級降級に相当する。これだけでも普通に「買い」なのに消しに走ったのは何故か?
夏をしっかり休ませて自己条件からの再スタートとなった今回、その間の調教も十分にこなし、さらにブリンカーを装着して臨むなど、万全の態勢での出走だった。


降級馬を狙うのは競馬の鉄則であり、血統面でも母の母がG1を3勝したファレノプシスならば、十分に能力があると見込める馬であった。


これだけの買い材料が揃っていたにもかかわらず、この馬を消した理由は何だったのか?休み明けを嫌ったのかもしれないが、降級して自己条件でのレースを待ち、しっかりと準備を整えてきた今回こそ、まさに「買い」のタイミングだったのではないか?

プレミアムが提供したレース

4、5、6着馬とは接戦であったが、6着のトゥルブレンシアと比較すると、この馬の前5戦は決して一票に値するものではなく、ノットイナフと比較すれば結論は容易く出たのではないか?


セオリー通りに考えればノットイナフは絶対に「買い」の馬である。

この馬が降級していることにも気付かずに馬券を組み立てていたのであれば、それはまさに競馬においてあり得ない発想としか言えない。


「プレミアム」の存在は競馬予想サイト業界に迷惑なだけだし、こんなサイトを優良評価にしている集客サイト責任を感じてもらいたいものである。




2024/10/19

競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「競馬ミニッツ」という競馬予想サイトが提供する「無料予想」は、通常の競馬予想サイトの買い目とは異なり、競馬ミニッツのグループサイト悪名高いうまれぼ」と同様に、印のみを提供する形式となっている。

つまり、馬券の種別や見解がなく、閲覧者が自ら判断しなければならないという、競馬新聞以下の不親切な内容となっている。


競馬ミニッツの集客サイトが「ワイド」券種で検証を行なっていたので、競馬検証.comでは同じ条件で「ワイド」で1ヶ月検証を実施したわけだが、予想通り、集客サイトとは異なる結果となった。


さらに、1ヶ月検証からしばらく期間を空け、抜き打ちで10月5日から10月20日まで再度検証したところ、しばらくぶりの予想精度は6回分のレースで「ワイド」券種にも関わらず、6戦1勝 5敗的中率17%という低い結果に終わった。

さて、今回検証する競馬ミニッツの無料予想(無料情報)は、その6回のレースの中から2024/10/19の東京7Rで提供された買い目である。


競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬ミニッツの無料予想(2024/10/19)

結果:4-8-10

結果的に、推奨馬5頭のうち1頭しか馬券に絡まなかったのなら、券種問わず不的中は当然の結果だろう。
2着ラズライトは、馬柱だけを見ると安定感に欠ける印象を受けるかもしれないが、凡走している多くのレースは小回りコースでスピード勝負を強いられた時に発生している。
実際、ゆったり走れる東京1600mで未勝利勝ちをしていおり、今年の春にこのクラスで4着した際も見せ場を作ってよく踏ん張っていた。

夏に新潟を2度叩き中山をスキップしてのここ臨戦を狙い通りと読めるなら、ここは一票投じる価値はあったのではないだろうか?


3着テンペストは一番人気であった。
人気があるからといって必ずしも買うべきとは限らないが、それでも一番人気に推されるには相応の理由があるはずだ。恐らく初ダートを嫌ってのものであったのだろうが、砂を被らない外目の枠を引いたのなら初ダートの試走にはもってこいだったはず。

ましてやルメールと国枝厩舎のコンビ、父ロードカナロアはダートでも十分実績を残している。この馬にも一票を投じる価値はあった


勝ったセイウンマカロンは、東京ダートで4戦し、3戦が馬券圏内で前走はこの舞台で勝利している。
6月の段階で未勝利を脱出できたことで、夏を休ませて成長を施し得意コースのここまで待ったのであるなら、この馬も買いの余地はあった馬だ。


対して、本命に据えられていたマフィンは、休み明けの前走が10着で負けすぎといえば負けすぎ。
東京コースとの相性を重視して変わり身を期待していたのかもしれないが、あまり体が大きい馬ではないので、叩いて変わり余地は少ないと見てもよかったのではないかと判断できる。
実際、このレースでの6番人気という評価もそれを裏付けている。全く実績のないこのクラスにおいて推奨出来なくもなかったが、思い切って切る手もあった。


さらには、未勝利を勝った後の7戦で一度も掲示板に入れなかったプチボヌールは、唯一の買い材料が未勝利を東京コースで勝利したという点に過ぎなかった。前2走は得意と思われていた東京1600mで連続二桁着順で敗れていることを踏まえると、休ませて変わるというのは希望的観測に過ぎなかったのではないだろうか。


1勝クラスのレースはなかなか取捨選択が難しいが、買い材料がある馬を選んでいけば、結果はもう少し変わったのでないかと感じさせる組み立てであった。

競馬ミニッツが提供したレース