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菊花賞 (10月・GⅠ) (来たる2016 菊花賞) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今年も、もう菊花賞ウィークなんだな(≧ω≦)

2016菊花賞メンバーを見渡したところ、皐月賞前に三強と言われていて内の一頭、リオンディーズ故障で引退ダービー馬マカヒキは凱旋門賞に出走したことでここには出られず、結果サトノダイヤモンドだけが出走となったが、皐月賞を勝ったディーマジェスティもその後の戦績からみても世代最強レベルなのは明らかで、今度の2016菊花賞二強対その他大勢という構図といったところか。


しかし今回に限っては、前哨戦やこれまでの競馬を見る限りサトノダイヤモンド有利としか言えないかも(?)

…と言うのは、
競馬の基本は余程のことがない限り先行有利で、距離が延びれば伸びるほどその傾向は顕著なものとなります。「サトノダイヤモンドだけが出走」がスタートが速く、どこからでもスパート出来る自在性を持っているのに対して、「ディーマジェスティ」は若干スタートが遅く、溜めて切れるタイプなので、自然と、自分の形を作っている間にサトノとの位置取りの差は離れていってしまう。…2016菊花賞は、そんな走りになるのかもしれない。

といって出していくと持ち味が殺がれる恐れがあり、桜花賞馬のジュエラーがそうであったように、自分の型を崩すとあと後にも影響するケースが往々にしてあるので、おそらくここは早めのスパートはあるにしても「出していい位置」を取りに行くということはないだろう(間違っていい位置が取れてしまう場合も、ままあるけどね)。

ましてや鞍上が蛯名騎手なら自分の形を崩してまでもというタイプではないため、おそらく馬の行く気に任せてそれで届かなければ仕方がないという競馬となるんじゃないかな。


ディーマジェスティ脚質的な不利があるとすれば、今回の構図はディーマジェス脚質てきなティが頭一つ抜けているのは間違いないが、それはその他大勢の中でのものと考えるのが妥当で、それでなくても三連系の馬券ならば一議席既に開いていて何が飛んできておおかしくない状態。

そんなところに飛び込んでくる馬とは?
…ずばり「色気を持たないで乗る」コンビだろう。


先週の秋花賞がいい例です。


3着で穴馬券の立役者となったのは8番人気のカイザーバルで、この馬も3着に来れる くらいのちからは元々あったのだが、京都内回りの外枠を引いたことにより四位騎手が腹をくくって自分の競馬に徹したことにより、ジュエラーの追撃を振り切り3着となりました。

一見不利な外枠だったが、外枠を引いた時点で四位騎手が考えた戦法は「いかに距離ロスなく回ってくるか」というものだったんだろう。
結果、先行有利を意識した馬が内に集中したため外枠といえども そこまで外を回らなくても済んだための好走と言えた。


長距離は騎手の腕がものをいうという」という競馬の格言があるが、ベテランになればなるほど先週の四位騎手のような欲を捨てた競馬が出来るようになる事からこんな格言が生まれたんだろうと、思いますねw


ここまで一頭を除いた「横一線の勢力図」なら、若気の至りで一発を狙って極端な乗り方をしてくるジョッキーも当然現れるだろう。

ただ、前述したように自分の型を崩すともっといる力さえも出せなくなるのも競馬で、今年の菊花賞の穴の使者は「自分の競馬に徹したことによって”結果的に”馬券になった」という性格を持つ人馬となるのではないか?と、私は見ています。

「色気は禁物」というフィルターでふるい落とし、3着くらいはあっていい馬が、棚ぼたで2着まで来てしまったという馬を狙えれば、きっと配当もいいところとなるだろうな。
もし馬券を買われるのであれば、「自分流では」少額でこんなアプローチを試すのも一考かと思いますよ。


さて、競馬予想サイトがどんな馬を推薦してくるか。

…面白いもので私のように長年競馬やってる人は、あれこれ考え過ぎて当たりません(苦笑)…きっと自分のまわりでも競馬好きな人って、案外当ててないでしょw
今度の2016菊花賞は当てれる自信ありますが、そこはいつも「自分流の競馬」と「予想屋の競馬」と分けて楽しんでます。今度もきっと「自分流」は当たらないんだろーな(笑)


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2024/04/27

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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

トクスルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。