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凱旋門賞で横山和生騎手が5日間の騎乗停止
競馬の最高峰・凱旋門賞
2022年10月2日、今年も競馬の最高峰・凱旋門賞が行われた。
今年『も』、残念ながら日本馬の快挙はならず…
過去最高となる日本馬4頭の同時参戦となったが、日本競馬の夢は来年以降に持ち越しとなった。
・タイトルホルダー・11着
・ステイフーリッシュ・14着
・ディープボンド・18着
・ドウデュース・19着
お世辞にも健闘…とは言えない芳しくない結果に終わってしまった凱旋門賞だが、そこへ更に追い打ちをかけるような出来事が起こった。フランス競馬のルール
タイトルホルダーの本番馬入場の規定違反に関し、騎乗していた横山和生騎手が開催5日間の騎乗亭処分を受けたのである。▲ タイトルホルダーに騎乗した横山和生騎手
その詳細というのが「本馬場入場の際、他馬と並んで歩かずにスタート地点に向かったため」というもの。
フランス競馬では本馬場入場の際、「出走する馬を観客に対して披露する」という観点から、このようなルールが定められているのだが、タイトルホルダーは入場の際にスイッチが入ってしまったのだろう。抑え切ることができず(馬の気分を害さないよう)、馬の気のままに馬場を走らせてしまったためにこの裁決が下されたのだ。
競走馬の最大限のパフォーマンスを引き出す、という意味では裁決が厳しすぎるという見方はあるものの、このルールは昔から決められているもので、この「ルールを守ること」が、品位のあるフランス競走馬の最低限のスキルとされているため、反論はできないという見方・見解が強い。日本競馬ではどのようなルールが?
では、このようなルール、日本ではどのように定められているのか?
中央競馬でも本馬場入場の際、先入れしたり、自由に馬場に入ってキャンターを始める馬など、現地でレースを見たことがあるファンなら誰もが様々な本馬場入場の仕方を見たことがあるはずだ。
…しかし、この「本馬場入場ルール」だが、実は中央競馬でも法令として「騎手は馬場に出た馬を審判台の前を常歩で通過させなければならない」と、いわゆるゴール前で常歩差せることをルール化しているのである。
となると、なぜ中央競馬会(JRA)はこれまでの様々な競走馬の本馬場入場の仕方に対して裁決をしてこなかったのか?…という疑問が浮上するのだが、これに関しては私も???だ。
多分、良くも悪くも黙認していた、ということになるため正直なところ誰も何も言えないという状況だろう。
今回の裁決を踏まえ、JRAが今後どのような動きを見せるのかは気になるところだ。
「法令」にまで記されているのだから、このままスルーし続けるわけにもいかなくなるだろう。
とはいえ、ルールを厳しくして競走馬の活躍、ひいては日本競馬、日本の競走馬のレベルアップを妨げるようなことにもなりかねないだけに、この一件で様々なやり取り、議論が内部で行われるものだろうと予想している。
近年、競走馬の育成~デビューまでの時期が早くなっている(≒早めている)日本競馬。
過渡期…と割り切ってしまえば目を瞑れるかもしれないが、心身のバランスが伴わないままデビューを迎える競走馬も少なくはない。
その状況にあっての競馬場でのデビューだと何が起こるかはそのシーンに直面してみないと分からないとも言えるし、ある程度キャリアを積んだ馬であっても初めての事象には戸惑うものだろう。
兎にも角にも賛否両論分かれるこの問題だが、結果的に火種となってしまった横山和生騎手は残念のひとことだ。
この一件でファンにとっても関係者にとっても納得のいく形・方法として収まることを祈るばかりだ。
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12/1は「ギア1」という低額コースにて1つ目は269.7倍(161,820円獲得)、同日2つ目は77.2倍(54,040円獲得)のダブル的中 となった。
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