最終更新日:2024年04月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

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  1. 凱旋門賞で横山和生騎手が5日間の騎乗停止

    競馬の最高峰・凱旋門賞

    2022年10月2日、今年も競馬の最高峰・凱旋門賞が行われた。
     
    今年『』、残念ながら日本馬の快挙はならず
    過去最高となる日本馬4頭の同時参戦となったが、日本競馬の夢は来年以降に持ち越しとなった。 

    ・タイトルホルダー・11着 
    ・ステイフーリッシュ・14着 
    ・ディープボンド・18着 
    ・ドウデュース・19着 
      
    お世辞にも健闘…とは言えない芳しくない結果に終わってしまった凱旋門賞だが、そこへ更に追い打ちをかけるような出来事が起こった。  



    フランス競馬のルール

    タイトルホルダー本番馬入場の規定違反に関し、騎乗していた横山和生騎手開催5日間の騎乗亭処分を受けたのである。

    タイトルホルダーに騎乗した横山和生騎手
    ▲ タイトルホルダーに騎乗した横山和生騎手


    その詳細というのが「本馬場入場の際、他馬と並んで歩かずにスタート地点に向かったため」というもの。

    フランス競馬では本馬場入場の際、「出走する馬を観客に対して披露する」という観点から、このようなルールが定められているのだが、タイトルホルダーは入場の際にスイッチが入ってしまったのだろう。抑え切ることができず(馬の気分を害さないよう)、馬の気のままに馬場を走らせてしまったためにこの裁決が下されたのだ。

    競走馬の最大限のパフォーマンスを引き出す、という意味では裁決が厳しすぎるという見方はあるものの、このルールは昔から決められているもので、この「ルールを守ること」が、品位のあるフランス競走馬の最低限のスキルとされているため、反論はできないという見方・見解が強い。



    日本競馬ではどのようなルールが?

    では、このようなルール、日本ではどのように定められているのか?

    中央競馬でも本馬場入場の際、先入れしたり、自由に馬場に入ってキャンターを始める馬など、現地でレースを見たことがあるファンなら誰もが様々な本馬場入場の仕方を見たことがあるはずだ。
     
    …しかし、この「本馬場入場ルール」だが、実は中央競馬でも法令として騎手は馬場に出た馬を審判台の前を常歩で通過させなければならない」と、いわゆるゴール前で常歩差せることをルール化しているのである。 

    となると、なぜ中央競馬会(JRA)はこれまでの様々な競走馬の本馬場入場の仕方に対して裁決をしてこなかったのか?…という疑問が浮上するのだが、これに関しては私も???だ。
    多分、良くも悪くも黙認していた、ということになるため正直なところ誰も何も言えないという状況だろう。

    今回の裁決を踏まえ、JRAが今後どのような動きを見せるのかは気になるところだ。
    「法令」にまで記されているのだから、このままスルーし続けるわけにもいかなくなるだろう。

    とはいえ、ルールを厳しくして競走馬の活躍、ひいては日本競馬、日本の競走馬のレベルアップを妨げるようなことにもなりかねないだけに、この一件で様々なやり取り、議論が内部で行われるものだろうと予想している。

    近年、競走馬の育成~デビューまでの時期が早くなっている(≒早めている)日本競馬。
    過渡期…と割り切ってしまえば目を瞑れるかもしれないが、心身のバランスが伴わないままデビューを迎える競走馬も少なくはない。

    その状況にあっての競馬場でのデビューだと何が起こるかはそのシーンに直面してみないと分からないとも言えるし、ある程度キャリアを積んだ馬であっても初めての事象には戸惑うものだろう。
     
    兎にも角にも賛否両論分かれるこの問題だが、結果的に火種となってしまった横山和生騎手は残念のひとことだ。
    この一件でファンにとっても関係者にとっても納得のいく形・方法として収まることを祈るばかりだ。


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2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。