最終更新日:2024年11月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,959

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  1. 更に詳しく、2020凱旋門賞の展望

    コロナ渦の中、伝統の凱旋門賞が行われる。

    先週は「武豊、9度目の凱旋門賞挑戦が正式決定」という競馬コラムで、武豊がジャパン騎乗で正式に凱旋門賞に挑戦することが決まったことを書いたが、今回の競馬コラムはその続編といこう。


    2020凱旋門賞に挑戦する日本馬は、ディアドラのみ

    2020年度の凱旋門賞は、日本調教馬ではコロナによる渡航制限や、検疫の問題を考慮してか、参戦するのは、


    ディアドラ1頭のみだ。


    ただディアドラ昨年の中山記念を使って以来、一度も国内レースに出走していないという、かなり異例の変わり種
    2020凱旋門賞に挑むディアドラ
     


    ディアドラ陣営の考え

    国内レースで出走しない理由は定かではないが、もしかすると陣営が日本の競馬より海外の競馬の方が賞金が稼ぎやすいと考えてるのかもしれない。

    ディアドラは、馬の能力を数値化した国際レーティングも高い馬なので、海外の高額賞金レースに使いたい時に使えるように準備してきたのかもしれない。

    因みに今「凱旋門賞にかかる金額」を調べてみたら、トータル費用は約1千万円自費

    凱旋門賞の賞金総額は、6億5千万。
    凱旋門賞の1着の賞金は、約3億円
    5着までが賞金対象で5着で約1500万円


    そう考えると今年は頭数が少ないので、5着以内が望めるの踏んで、今年なら挑戦できると考えたのかもしれない。

    ディアドラで優勝は到底狙えないと思うので、JRAから出走給付金が500万円支給されるそうなので、それもあてこんでの挑戦かと思われる。

    血統的にみると、海外の芝が合ってそうなので、「あわよくば」を狙った感もある。
    JRAから凱旋門賞出走馬に500万円

    また、もしかすると凱旋門賞の後、日本に帰らず欧州を転戦することも考えてるのかもしれない。
    そうすれば、渡航費用は浮くのでそれも加味されている可能性もあるのかも。

    それと上の記事にも書かれているように、ディアドラがこのまま帰国して年内にJC、もしくは有馬記念に出走すれば、更に1000万円の給付金が支給されるようなので、足は出ないと踏んだのだろう。

    ディアドラは歳も歳だし、このパターンで引退かな。
    因みに騎乗するのは、英国のJ.スペンサー騎手を予定している。



    5番手評価のジャパンで挑戦

    武豊、9度目の凱旋門賞挑戦が正式決定」でも書いたが、改めて書くと、武豊騎手は今年の凱旋門賞で、3年連続9回目の挑戦となる。

    コンビを組むのは日本法人の輸入車販売などを行う株式会社マツシマホールディングスの、株式会社キーファーズが共同馬主に名を連ねる「ジャパン」というガリレオ産駒

    名前は「ジャパン」だけど、管理するのはヨーロッパのトップ厩舎であるA.オブライエン厩舎だ。

    この厩舎は無駄使いをしないことで有名で、当初、オブライエン厩舎はジャパンの凱旋門賞出走に対して確定はしてなかったが、ここにきて正式に出走することを表明した。…ということはそれなりの状態にあるんじゃないか。と、思われる。

    だが現時点での予想では、5番手程度の評価が与えられているダークホースだ。



    2020凱旋門賞の優勝候補筆頭は、ラブ

    オブライエン厩舎は何も持ち駒が「ジャパン」だけのジャパン頼みというわけではなく、ジャパンはオブライエン厩舎の中では2番手の評価だ。

    そもそもオブライエン厩舎は今回の凱旋門賞で5頭のG1馬の出走を予定している。
    その5頭は全てガリレオ産駒で、中でも優勝候補筆頭はラブという馬だ。(その直近の実力については先週のコラムで書いている)

    英オークスでも後続に9馬身の完封勝ちしたラブの快進撃は止まらず、今回人気を分け合うエネイブルとの勝負となりそうだ。



    エネイブルの凱旋門賞3勝への挑戦も見どころ

    エネイブルは、2017、18年と凱旋門賞を連覇した馬だ。

    昨年2019年には前人未到の凱旋門賞3連覇に挑んだエネイブルだったが、レースでは最後の直線で外から強襲したヴァルトガイストに敗れて2着となった。

    2年半ぶりに敗れ、騎乗したL.デットーリ騎手は、夜泣いたと言っていた。


    2019当初は凱旋門賞3連覇に挑みエネイブルはこのレースを勝利すると確信していたので、レースで勝利で飾って引退する予定だったのだが、3連勝が叶わなかったことで、陣営もここででキャリアを終えるわけにはいかないと考えたのか、現役続行を表明した

    そして今回2020年は凱旋門賞3勝目を目指すことになったのだ。
    因みに過去に凱旋門賞を3勝した馬はいない

    今年で6歳のエネイブルが昨年よりさらに強くなっているか?と言えば、少し疑問だが、武豊騎乗の「ジャパン」の強襲があっても驚けないのが2020年の凱旋門賞だ。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。