最終更新日:2024年11月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,959

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  1. 凱旋門賞直前の舞台裏


  2. 2019年の凱旋門賞は、

    10月6日の日曜、23:05に発走する。


    スプリンターズSを勝てたので、気持ちよくフランスに行けそうだ。飛行機でもよく眠れると思う」と、タワーオブロンドンスプリンターズSを勝ったルメール騎手のコメントは、リラックスしたものだった。

    今年は一体何頭の日本馬が挑戦するのか?…と、色々と憶測が流れたが、、実際蓋を開けてみると、日本馬が3頭挑戦する「2019年凱旋門賞」となった。

    そして、今年の凱旋門賞の舞台裏では様々な動きがあるようだ。



  3. 厩舎関係者はほぼ「蚊帳の外」??

  4. 今回の図式は一応は日本馬3頭なんだが、キセキ陣営は早々とフランス入りして「キセキ。フォア賞惨敗にみる2019凱旋門賞」でも書いたように一戦消化済み(負け)、フィエールマンブラストワンピースは、まずイギリスに渡ってからニューマーケットで調教師フランス入りするという全くの別路線となったようだ。

    実際には「キセキ陣営」と「ノーザンファーム陣営」という図式なのだ。
    生産牧場が違いうので、これはこれで仕方のないことなんだろう。


    ただ、ノーザンファーム陣営の2頭はフィエールマンキャロットファーム所属で、ブラストワンピースシルクレースホース所属で、両方ともにノーザンファーム天栄仕上げの馬だ。

    実際に現地の調教でもノーザンファーム関係者が陣頭指揮を取ってて、厩舎関係者はほぼ「蚊帳の外」のようだ?
    国内でもノーザンファーム天栄で仕上げて、入厩10日で使うことがあるらしいから、こう言うのも日常茶飯事なのかもしれないが、一応は馬を任されているのは厩舎なので、もう少し一丸となって取り組む姿勢があってもよいのかな?と思った。(まぁ実際現場での空気感とかはわからないので断言はできないし、これがベターなのかもしれないが)と、同時にノーザンファームの発言力の強力さを改めて感じ入った。



  5. 実際に凱旋門賞で通用するか?

  6. さて、それではこれらの馬が実際に凱旋門賞で通用するか?…というと、どうなんだろう?

    キセキについては前哨戦のフォア賞よもやの敗退
    前哨戦と割り切っての敗退ならまだ救いはあるが、ひと叩きして前走以上を期待できないとなると、かなり厳しいと思われる


    ノーザン勢2騎についてだが、フィエールマンはディープインパクト産駒で、切れ味を売り物にここまで菊花賞、天皇賞(春)を制してきたが、この2つのGⅠはともに3000m超のレースだったからスタミナに関しては申し分ないと言えるだろう。

    血統的にも母系にかなりのステイヤー血統であるグリーンダンサーが入っているし、この血は欧州競馬にフィットしてると思う。
    日本での好調時の状態を維持できてれば、いい勝負になる可能性も大いにあるので、期待が持てると思う。


    ブラストワンピースについても、530kgを超す巨漢馬なので、力を要する欧州の芝は歓迎だろうw
    タフな中山の2500mで有馬記念を勝っているというのも推し材料となる。

    さらには血統。
    同じハービンジャー産駒であるディアドラがイギリスのGⅠナッソーSを牝馬の身で60kgのハンデを背負いながらも勝ったというのは強調材料となるし、サドラーズウェルズ系の血統でもるから、血統的にフィエールマンよりも優位という見方もできる。


    あとは、外国勢との力関係がどうか?ってトコだが、かつてオルフェーブル2度凱旋門賞に送り込んで、2回の2着に敗戦するという、本当に惜しい経験をした池江泰寿調教師は、2017年にサトノダイヤモンドで凱旋門賞に挑戦した際に言った「あのオルフェーブルでも勝てなかったのだから…」という、名台詞がある。

    つまりはオルフェーブルクラスの馬でないと勝ち負けは難しいということを示唆したのだろう。
    今回挑戦する3頭の力がそこまでのものかどうかは、世代も違うし、直接対決もないことから計り知れないところがある。
    まして、相手も違うわけだからな。

    ただ、個人的な見解で言わせてもらうのであれば、一矢報いる可能性を感じるのはブラストワンピースなのではないか?と。

    実績十分の日本馬3頭なので、下馬評を覆しての検討を祈りたいと思います!!


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。