OMAKASEの会員登録前のトップページ
OMAKASEという競馬予想サイトの会員登録前のトップページはこのようなデザインになっている。

後に続く検証で、同じ振込先口座の存在からグループサイトであることが判明した「カチケン」や「サラコレ」と同様に、トップページのデザイン面は相応に作り込まれており、視覚的な印象を強く意識した構成になっている。
このようなビジュアルの傾向は、当該運営社に共通して見られる特徴で、会員登録前の段階で利用者に「潤ってそう」といった印象を与えることを意図したものと考えられる。

トップページの矛盾した「利用者の声」
OMAKASEの非会員TOPページを少しスクロールすると、「OMAKASE会員様からのリアルなクチコミの一部紹介」といった見出しとともに、利用者の声が紹介されている。
ただし、これらの口コミには明確な矛盾点が見受けられる。
2025年12月4日の17時10分の時点で、「OMAKASE」の情報検索したところ、検索エンジン上でOMAKASEの公式サイトを確認できず、「OMAKASE」に関する情報がまったく存在していない状況であったにもかかわらず、複数の利用者コメントが掲載されているのである。

さらに、各口コミには「年代」や「性別」といった属性情報が添えられているものの、会員登録の際にそのような個人情報を入力する項目は確認できなかった。
こうした整合性の欠如から、掲載されているクチコミには不信感を抱かざるを得ず、どのような手順で収集・作成されたものなのかについては、慎重に見極める必要があると考えている。
OMAKASEの不自然な会員数
OMAKASEという競馬予想サイトは、「LINEの友だち追加」による会員登録方式を採用している。現在はモバイルユーザーが多数派であることから、この形式は手軽であり、登録のハードルが低い点を特徴としている。
この仕組みにより、OMAKASEのおおよその会員数は容易に把握できる。
実際に確認したところ、2025年12月4日の17時10分時点で、OMAKASEの会員数は636人に到達していた。

しかし、同時点で「OMAKASE」を検索しても、公式サイトは表示されず、Web上にはほぼ一切の情報が存在していなかったにもかかわらず「636人」という会員数が登録されていた事実は、状況から見ても極めて異常だと判断せざるを得ない。
さらに不可解なのは、しばらくして会員数を再確認したところ、登録者数が「23人減少」していた点だ。

公開直後に『636人』まで会員が増えていた一方で、数時間後に23人も減るとはどういうことなのか。
短時間で急増したのち急減するという挙動は、ローンチ初期に一定数の登録者数を“演出”するための外部施策が利用された可能性も考えられる。
近年は、LINEのフォロワー数や会員数を見た目の信用度として提示する手法が普及しており、外部サービスによって登録数を増やす手段も一般化しつつある。今回観測された挙動は、このようなマーケティング的背景と一致する可能性がある。
OMAKASEを情報検索した結果
2025年12月4日の17時10分時点で、「OMAKASE 競馬予想サイト」という複合キーワードで検索を行ったところ、驚くことに一切の関連情報が確認できなかった。
加えて、検索結果内にOMAKASEの公式サイトがまったく表示されていなかった点は、特に注目すべきだ。
競馬予想サイトとして運営されている以上、通常であれば露出が最も高くなるはずの公式情報が見当たらない状況は、情報発信の設計や検索エンジン最適化(SEO)の観点から見ても異例であり、検討すべき余地が大きいと感じられた。

なお、検索結果には「omakase-keiba」というURLを冠したサイトが一つ表示されたが、その内容はガラケー時代を思わせる簡素な旧式サイトであり、OMAKASEとはまったく関係のない別サイトであることを確認した。

自然な戦績と口コミ
外部集客サイトによる不自然な戦績
前述のとおり、2025年12月4日の17時10分時点で「OMAKASE」の情報検索を行ったものの、検索結果には「OMAKASE」の関連情報は何ひとつ見つからなかった。
12月4日(16時20分)
16時20分時点の時点では、いつも監視している外部集客サイトすべてで「OMAKASE」の記事ページは存在しておらず、完全に“未発見”の状態であった。
12月4日(17時20分)
1時間後の17時20分時点に再確認すると、最初に「競馬戦線」で「OMAKASE」の記事ページが突如公開された。
一方、「ビビット」「解体新書」では、まだページの公開は確認できなかった。
12月4日(17時50分)
さらに30分後の17時50分時点、今度は「ビビット」で「OMAKASE」の記事が公開された。
「解体新書」では依然としてページは見当たらなかった。
12月4日(18時15分)
その25分後の18時15分時点、ようやく最後に「解体新書」がOMAKASEの記事ページを公開。
もちろんこの段階では、どのページも検索エンジンにはインデックスされていない。

「OMAKASE」を検索しても依然として公式サイトは出てこないにもかかわらず、外部集客サイトのみが次々と記事を公開していった事実から、このサイトが公開直後の段階にあったことが強く示唆される。
さらに、後述するOMAKASEのソースコードには、サイト名を特定できる情報が一切存在しないため、第三者が「OMAKASE」を事前に知る術はそもそも無かったと判断できる。
しかし外部集客サイトが公開した戦績を見ると、同一運営と推測される複数のサイトがすでに26日前〜32日前といった異様な早期段階から検証を開始していたことになっている。
その戦績は、8戦8勝、9戦9勝というように、いずれも的中率100%を主張している。

確かに提供券種が「ワイド10点」であれば的中が出やすいが、同グループと推測される他サイトのグループサイトの実測値は、競馬検証.comによる検証結果と常に大きく乖離していた。
そのため、今回のOMAKASEの提示されている戦績についても、額面どおり受け取るのは難しい。
それにしても、公式サイトも検索できず、サイト名すら特定できない段階で、外部集客サイトがどのようにしてOMAKASEの存在を把握し、さらに検証を開始できたのか。
この点はきわめて不可解であり、検証の独立性・透明性に強い疑問を残す結果となった。
口コミ投稿日時が示す時系列の矛盾
「OMAKASE」の情報ページが2番目に公開された外部集客サイト「ビビット」は、12月4日の17:20〜17:50のおよそ30分間に公開されたことが、時刻記録から確認できている。
ところが、その「ビビット」に掲載された口コミを確認すると、極めて不自然な点が見つかった。記事公開直後には口コミが一件も存在しなかったにもかかわらず、しばらくすると突如として11件もの口コミが追加されていたのである。
さらに「最古の口コミ」の日付が「11月28日」となっており、12月4日まで記事ページが公開されていなかった事実と、明らかに時系列が一致しない。

公開前のページに口コミが存在すること自体、整合性を欠いており、記録上の矛盾から判断すると、掲載された口コミは、
OMAKASEのソースコードを検証
念のためOMAKASEのソースコードを確認したところ、驚くべきことに サイト名が示されているだけで、運営実態の把握につながる情報が一切含まれていなかった。
この構造では、「OMAKASE 競馬予想サイト」に関連する 情報検索を行っても、 公式サイトが検索結果に出てこないのはむしろ必然といえる。
仮に正確なサイト名を知っていたとしても、検索エンジン経由で該当ページに到達するのは極めて難しく、 現状では検索によるアクセス導線が実質的に機能していない状態だと判断できる。

グループサイトとソースコードを比較検証
後に口座名義が完全一致し、さらに会員ページの構成まで酷似していた「サラコレ」と「OMAKASE」について、両サイトのソースコードを比較検証した。
まず結論として、
「非会員ページ」と「会員ページ」を並列で比較したところ、 特にHTML構造がほぼコピーのように一致していたのは「会員登録後ページ」であり、 両サイトが同じ設計思想のもとで構築されていることを示す強い傍証といえる。
後ほど紹介する会員ページの構成比較のとおり、 ソースコードの一致度は極めて高く、同一システム/テンプレート/制作元で動作している可能性は高い という点までは、ソース比較だけでも十分に読み取れる状況である。
head 内の構成・ライブラリ
両サイトとも共通パスの CSS を読み込んでおり、基本構造は同一。
片方にわずかなカスタムが加えられている程度で、ベースは完全に一致している。
header〜グローバルナビまわり
ハンバーガーメニューの構造、スマホメニュー内に問い合わせ導線や営業時間を配置する設計、 これらがいずれも同じ実装パターンで構築されている。
配置の思想や UI の役割までほぼ同じであり、同一制作元を示唆する。
グローバルメニュー内の「会員情報」ブロック
globalMenuSp 内に「ユーザー情報」をインラインのstyleで直接レイアウトする構造が両サイトで完全一致していた。
ユーザーID・ニックネーム・保有ポイントの表示方法まで共通しており、 コードの書きぶりにも「同じ開発者が作った」印象が強く残る。
結論として
TOPページの HTML 構造、読み込んでいるライブラリ、ハンバーガーメニューの挙動、 ナビ固定処理などを総合すると、両サイトは同一 CMS/テンプレートを基に構築された可能性が極めて高い。
一方で、ソースコードには運営会社名・住所・特商法情報といった運営実体を特定できる情報は含まれていない。
しかし、会員登録後に確認した口座名義が完全一致していた点を踏まえると、 両者が同一グループサイトであることは、ほぼ間違いないと判断できる。
OMAKASEという競馬予想サイトの基本情報について検証
OMAKASEという競馬予想サイトの運営社情報
OMAKASEという競馬予想サイトについて運営会社情報を調査したところ、フッターに掲載されている「特定商取引法に基づく記載」(上画像参照)には、当該サイトが「OMAKASE競馬 運営事務局」を名乗る組織によって予想販売を行っている旨が記されていた。

国税庁サイトでOMAKASEの運営会社を確認できるか?
OMAKASEという競馬予想サイトは、「OMAKASE競馬 運営事務局」なる組織が運営主体として記載されているものの、この名称は法人名としての体裁を備えておらず、事業者の実体を明示したものとは言い難い。
このように正式な法人名が提示されていない以上、国税庁サイトでの法人照会も当然不可能であり、運営主体の実在性や事業内容を裏付ける公的情報にはアクセスできない状態である。
結果として、OMAKASEは特商法ページにおいて運営会社名を積極的に公開する意思が無いと受け取らざるを得ない。
OMAKASEという競馬予想サイトの運営所在地を検証
次に、OMAKASEの住所(運営所在地)について確認してみる。
OMAKASEの特定商取引法に基づく表記に記載されていた所在地(東京都渋谷区恵比寿南1-20-6)を調査したところ、同一住所に「リージャス」が運営するバーチャルオフィスが存在することが判明した。
なお、OMAKASE側の特商法ページには建物名が明記されていなかったため、記載住所だけで直ちにバーチャルオフィスと断定することはできない。
しかし、該当エリアの建物用途や一致状況を踏まえると、バーチャルオフィスを利用している可能性は十分に考えられると言える。

OMAKASEという競馬予想サイトのIPアドレスを検証
OMAKASEのIPアドレス(送信元や送信先を特定するために使用される識別子)は「133.242.146.98」なのだが、OMAKASEのグループサイトを見ると「133.242.1〜」までの部分が一致しているサイトがいくつも確認できる。

- スーパーマンバケン(133.242.185.91)
- 競馬2.0(133.242.130.88)
- えーあいNEO(133.242.152.107)
- トッカ(133.242.182.18)
- 競馬サンシャイン(133.242.186.200)
- うまスグ(133.242.173.186)
- 競馬のコトナラ(133.242.141.163)
- 競馬ライク(133.242.159.214)
- 競馬365(133.242.185.242)
- 万馬券TOTTA(133.242.150.47)
- モーカル(133.242.179.223)
- ギンギラ競馬(133.242.166.101)
- えーあい(133.242.155.99)
口座名義が「株式会社オリオン」
次に確認したいのは、OMAKASEに会員登録した後に判明した振込先口座の名義である。
OMAKASEの振込先を調べたところ、名義は「カ)オリオン」となっていた。
この段階で、同じグループと考えられる「サラコレ」の振込先を再確認してみたところ、以前の検証時には「カ)レッツコーポレーション」と記載されていた名義が、現時点ではOMAKASEと同じ「カ)オリオン」に変更されていたことが分かった。
さらに、過去の検証で「カ)レッツコーポレーション」を名義としていた複数の競馬予想サイトを調べ直したところ、すべてのサイトで振込先名義が「カ)オリオン」へ置き換わっていた。

「カ)レッツコーポレーション」から「カ)オリオン」へ社名を変更した可能性も考えられるが、「カ)オリオン」は「株式会社オリオン」という表記に対応するため、国税庁サイトで検索したところ、同名・類似名が218件ヒットし、該当の運営会社を特定するには至らなかった。
それでも、これらのサイト群が同一名義へ収斂している事実を踏まえると、同じグループまたは共通の決済基盤を利用している可能性は高く、OMAKASEを含む複数サイトが同一の運用体制下にあると推測される。
同じ口座名義を使用しているサイト:
- OMAKASE(133.242.146.98)
- カチケン(133.125.41.214)
- ツカメル(153.127.65.31)
- 競馬2.0(133.242.130.88)
- サラコレ(133.125.34.43)
OMAKASEという競馬予想サイトの電話番号を検証
次に確認したいのは、OMAKASEの特定商取引法に基づく表記に記載されていた電話番号(03-5579-5154)である。
完全一致する別サイトは見つからなかったものの、同一グループと考えられるサイト群の中から、わずか1桁違いの番号を使用している例が2件確認された。
このように、上位の番号帯が完全一致し、末尾のみ異なるパターンは、「ナイセンクラウド」のようなクラウド型転送電話サービスが利用されている場合によく見られる。
これらのサービスでは、固定電話回線を設置せずとも、共通プレフィックスを持つ複数の転送番号を発行できる仕組みが一般的であり、運営側が複数サイトを展開する際、同一帯域の番号を割り当てるケースも多い。
今回のOMAKASEでも、番号の大部分が一致している点から、グループサイト間で共通の転送サービスを利用している可能性が高いと考えられる。
OMAKASEという競馬予想サイトのグループサイトについて
これまで調べてきた情報と、OMAKASEの会員登録後にも得た情報などを元に考えると、以下の競馬予想サイトがOMAKASEのグループサイトとして考えられる。
OMAKASEのグループサイト
- OMAKASE(133.242.146.98)
- スーパーマンバケン(133.242.185.91)
- 競馬2.0(133.242.130.88)
- サラコレ(133.125.34.43)
- ツカメル(153.127.65.31)
- えーあいNEO(133.242.152.107)
- カチケン(133.125.41.214)
- 的中ファーム(133.125.42.163)
- うまマル(153.120.75.75)
- LAP競馬(153.127.15.237)
- TORURU(133.125.49.55)
- TEBIKI(133.125.39.116)
- ドンピシャ(133.125.41.107)
- トッカ(133.242.182.18)
- 競馬サンシャイン(133.242.186.200)
- うまスグ(133.242.173.186)
- MOTTO(153.120.120.241)
- トクスル(153.126.142.136)
- 競馬のコトナラ(133.242.141.163)
- 競馬ライク(133.242.159.214)
- 競馬365(133.242.185.242)
- 万馬券TOTTA(133.242.150.47)
- モーカル(133.242.179.223)
- ギンギラ競馬(133.242.166.101)
- えーあい(133.242.155.99)
- 投稿 うまライブ!(153.126.149.126)
- スプラッシュ(160.16.100.128)
OMAKASEのグループサイトの予想精度
事前にOMAKASEのグループサイトの無料予想の予想精度がどれほどのレベルなのか知っておいた方がいいと思うので、いくつか紹介しよう。
どれも無料予想を1ヶ月以上かけて長期検証した結果となる。
カチケン
戦績:36戦1勝 35敗
収支:-23万 5000円
これが現実→実際の検証結果(1回目)
これが現実→実際の検証結果(2回目)
これが現実→実際の検証結果(3回目)
| 検証期間:1ヶ月 | 的中率:3% | 回収率:35% |
|---|
競馬サンシャイン
戦績:16戦6勝 10敗
収支:-12万 6500円
これが現実→実際の検証結果(1回目)
これが現実→実際の検証結果(2回目)
| 検証期間:16レース(集客サイトと同じ) | 的中率:38% | 回収率:21% |
|---|
ツカメル
戦績:24戦17勝 7敗
収支:-10万 6600円
これが現実→実際の検証結果(1回目)
これが現実→実際の検証結果(2回目)
| 検証期間:1ヶ月 | 的中率:71% | 回収率:56% |
|---|
OMAKASEを退会する方法を検証
OMAKASEを退会する方法は、OMAKASEの利用規約(下画像参照)を見ると「利用者は、LINEメッセージ等、当社が定める手段により退会の意思を通知することで、いつでも情報配を停止できます。」とだけ載っている。
OMAKASEでは、LINEの「友だち追加」を通じて会員登録を行う仕組みを採用しているため、退会を希望する場合には、LINE上で「ブロック」→「削除」を行うことで、通知等は原則停止できる。
ただし、ここで留意すべきは個人情報の扱いだ。LINEアカウントは、本名やそれに近いニックネームを使用しているケースがあり、登録時に「メールアドレスの共有」等の連携項目の確認が求められる場合がある。
つまり、LINE連携で登録した場合、LINEに登録されたメールアドレス等がOMAKASEの運営元へ共有・保持される可能性があるということだ。
そして現時点では、退会操作後における個人情報の削除や破棄に関する明確な説明や保証が公式には確認できていない。このような競馬予想サイトを利用する際には、登録に用いるLINEアカウントにも氏名など個人が特定され得る情報を含めないよう配慮するべきだ。
また、プライバシー保護の観点からは、必要以上の個人情報を提供しない、使い分け可能なメールアドレスを利用する、規約・プライバシーポリシー・特商法表記を確認する、という基本対応が有効だ。
OMAKASEという競馬予想サイトのサイト・サービス内容について検証
OMAKASEという競馬予想サイトへの会員登録の方法を検証
OMAKASEへの会員登録は、LINEの友だち追加のみだ。

OMAKASEへの登録は、登録前TOPページの「今すぐLINEで簡単登録」と書かれた緑の四角いボタンを押すと、LINEの友だち追加のページになるので「友だち追加+」を押す。
ページが切り替わったら(上画像参照)「本登録はコチラ」と書かれたテキストリンクを押す。OMAKASEにメアドを開示していいかと確認画面になるので「許可する」を押すと登録完了となるので、「会員専用ページへ」を押すとOMAKASEの会員ページにログインすることができるようになる。
自動返信ページがそっくり
OMAKASEへの会員登録の過程で、自動返信メールに記載された「本登録はコチラ」というテキストリンクを押して登録を進めるところがあるが、この自動返信メールの構成が、グループサイトに該当する「サラコレ」のものと驚くほど類似していた。

OMAKASEという競馬予想サイトの会員ページを検証
OMAKASEにログインすると、OMAKASEの会員ページ(下画像参照)に入ることができる。

この会員TOPページも、やはりグループサイトに該当する「サラコレ」にページ構成がそっくりだ。

OMAKASEのポイント還元を検証
多くの競馬予想サイトでは、新規登録者に対し初回限定ポイントが与されるケースがあるが、今回検証を行ったOMAKASEでは、ポイント還元の仕組みは確認されなかった。
実際に会員ページに表示されている保有ポイント数も「0」のままであり、ポイントによる割引制度は導入されていないようである。

口コミレビューに見られる投稿日と時系列の矛盾
次に確認したのはOMAKASEの口コミレビューである。 2025年12月4日の17時10分時点で情報検索を行っても、検索結果に「OMAKASE」に関する情報は一切表示されず、公式サイトも見つけることはできなかった。
しかし、OMAKASEに会員登録した後に確認したユーザー投稿の口コミレビューには、初めから「127個」もの口コミが掲載されていた。
さらに、OMAKASEの最古の口コミは11月29日と記されていた。
ところが、12月4日の公開時点ではOMAKASEを検索で発見することは不可能であったため、 これらの投稿者がどのような経緯でOMAKASEにたどり着いたのかは説明がつかない。
こうした時系列のずれを踏まえると、口コミレビューの成立過程には現実味が乏しく、捏造の可能性が高いと判断せざるを得ない。

OMAKASEという競馬予想サイトを利用するメリットとデメリット
OMAKASEという競馬予想サイトを利用する際に注意すべき最大のポイントは、予想を購入した結果、収支がマイナスとなった場合に生じる後悔である。したがって、OMAKASEに関心を持っている場合は、まず無料予想を一定期間試してみることを推奨したい。
「無料予想」は、多くの競馬予想サイトにおいて重要な集客コンテンツであり、有料情報への誘導を目的として提供されているケースが多い。
そのため、無料予想の内容には一定の水準が求められ、言い換えれば、運営側がもっとも注力して提供する予想であるとも言える。
もしその無料予想において期待値を下回るような結果が続く場合は、有料予想の購入についても慎重な判断が求められる。特に有料予想は、購入の段階で費用が発生するため、的中しなかった場合の損失がそのまま利用者の負担となる。
その意味でも、OMAKASEの予想精度を見極める上で、まずは無料予想を通じて収支や的中状況を確認し、信頼できると感じられるかどうかを検証することが重要だ。
結果が伴っていると判断できれば、OMAKASEを利用する意義が見えてくるだろう。
OMAKASEという競馬予想サイトが提供する競馬予想について検証
OMAKASEが販売する競馬予想(有料情報)を検証
OMAKASEが提供している競馬予想(有料情報)についても検証を行ったので、ここで紹介しておきたい。
OMAKASEが販売している予想情報は、会員ページのメニュー内にある「商品購入」という項目から確認できる構造になっている。
このボタンを選択することで、有料コースの一覧が表示される仕組みである。

OMAKASEという競馬予想サイトの無料予想(無料情報)を検証
OMAKASEが提供している無料予想(無料情報)についても確認しておこう。
無料予想は有料コースと同様に、会員ページのメニュータブにある「情報公開」を選択することでアクセスできる。
買い目が公開される時刻になると、同ページを少しスクロールした先に表示される「無料情報」と書かれたボタンを押すことで、当日の無料予想内容を閲覧できる仕組みになっている。

OMAKASEという競馬予想サイトの口コミ・評判について
競馬予想サイトに関して、「競馬検証.com」にはこれまで多数の口コミが寄せられている。
可能な限り投稿内容を反映する方針で運営しているが、近年はコンテンツポリシーや名誉毀損への配慮が求められており、表現の自由には一定の制約が生じているのが現状である。
「競馬検証.com」では、今後も引き続き「OMAKASE」という競馬予想サイトの検証を継続していく。
実際に利用した方や、ご意見・ご感想・関連情報をお持ちの方、あるいは電話による営業などの事例を経験した方がいれば、ぜひ情報共有をお願いしたい。
OMAKASEという競馬予想サイトのコース一覧と料金プランについて検証
「OMAKASE」という競馬予想サイトが販売している料金プランについて見てみよう。
なお、各プランに付随して提示されている目標金額については、根拠や検証過程が明示されていないケースが多いため、競馬検証.comでは敢えてその詳細は記載していない。
本情報が、利用を検討されている方の参考になれば幸いである。
※消費ポイント(金額)は変動することもありますので、参考程度で確認してください。
OMAKASEの有料コース一覧
| ロイヤルセレクション |
|---|
| 提供レース:3鞍重賞1鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:17,800円 |
| 馬体シグナル |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:60,000円 |
| 血統エクセル |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:80,000円 |
| メイチのサイン |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:100,000円 |
| シナリオマスター |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:120,000円 |
| シックスセンス |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:180,000円 |
| ローテのカラクリ |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:250,000円 |
| 異端フォーメーション |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 点数:10点以下 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:300,000円 |
| 中山最前線 |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 点数:10点以下 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:350,000円 |
| 破天荒リターンズ |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 点数:10点以下 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:400,000円 |
| 不動の羅針盤 |
|---|
| 提供レース:土日3鞍 |
| 点数:10点以下 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円以内 |
| 参加費:600,000円 |
OMAKASEという競馬予想サイトのまとめ
今回検証したOMAKASEという競馬予想サイトでは、特定商取引法に基づく表記に「OMAKASE競馬 運営事務局」と記載されていた一方で、実際の振込先口座名義は「カ)オリオン」となっていた。
さらに注目すべき点として、過去に「カ)レッツコーポレーション」名義を使用していた同一グループの複数サイトにおいて、口座名義が時期を同じくして「カ)オリオン」へ一斉に書き換えられていた事実が確認できた。
この名義変更のタイミングと一致性は、サイト群が共通の運営基盤で管理されている可能性を示唆している。
口コミ情報に関しては、最も不自然さが際立つ部分である。 12月4日時点ではOMAKASEを検索エンジンから発見する手段はなく、Web上にも痕跡が存在しなかったにもかかわらず、会員登録後には既に127件の口コミが掲載され、最古の投稿は11月29日となっていた。
この時系列上の矛盾は説明不能であり、口コミが自然発生的に集まったとは考えられず捏造の可能性が極めて高いと言わざるを得ない。
総合的に見て、OMAKASEは運営情報の不透明さに加え、口コミや情報更新のタイミングに不自然な点が多く、サイトとしての実態を読み解くには慎重な姿勢が求められる。
サイト内に提示された情報だけで事実関係を判断することは難しく、客観的な検証データに基づいて内容を精査する必要があると言える。






ワイド15点って、素人か!!!
びっくりしたわ、こんなの俺以下だぞ