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2021 ドバイミーティング
  1. 日本馬も数多く出走する、ドバイミーティング

    日本馬も多数出走する、ドバイミーティング2021

    今週末、日本では中京競馬場で高松宮記念G1が行れ、海外ではメイダン競馬場(アラブ首長国連邦・ドバイ)にて、ドバイミーティングが開催される。

    ドバイミーティングには日本馬も多数出走することになっている。
    今回はドバイミーティングを考察したいと思う。



    海外勢のレベルが低いドバイミーティング2021

    まず念頭におきたいのは、今年のドバイミーティングは海外勢のレベルが例年になく低いということだ。

    これはシンプルに日本馬のレベルが上がったと言うことでなくコロナの影響海外の実力馬が遠征を自重したことに起因する。

    実際に日本馬も自重した馬は多かったが、状況は昨年より緊急度が下がっているため、ある程度の下準備ができた馬は遠征に踏み切れたようだ。



    ドバイミーティング2021は、日本馬にもチャンス大

    日本馬クロノジェネシスの勝算

    まず最も注目というか、勝つチャンスがありそうなのがシーマクラシックに出走するクロノジェネシスだろう。
    ドバイワールドカップ2021に出走するクロノジェネシス
     
    クロノジェネシス2歳時には430kg台の馬体重で走っていて、3歳時450kg前後、そして4歳時に宝塚記念G1を勝った際には460kg台、2020年有馬記念G1を勝った際には470kg台と、自身最高体重で勝利しているので、2歳時から相当成長していることがわかる。

    牝馬で圧倒的な強さ有馬記念を勝つくらいだから、日本のトップホースと言える馬なのは間違いない。
    輸送さえ無事にクリアし、自身の走りができれば勝ち負け濃厚だ。


    日本馬ラヴズオンリーユーのチャンス

    そして同じレースには同世代のディープインパクト産駒でオークス馬のラヴズオンリーユーも出走する。

    オークス時にはクロノジェネシスを負かしている馬だが、その後勝ち星なしと低迷が続いている馬だ。
    現在の2頭を比較して総合力と実績では圧倒的にクロノジェネシスが上を行っているが、今回ラヴズオンリーユーはO.マーフィー騎手が騎乗するので神騎乗発動する可能性もある。

    これまでずっとM.デムーロ騎手が騎乗していたが、前走で川田騎手が騎乗したところ今までの不振ぶりから少し改善した部分が見られた。
    今回はさらなる鞍上強化なので侮れない部分もあるのだ。



    ドバイミーティング2021、他の日本馬にも注目

    ドバイゴールデンシャヒーンには日本馬が4頭出走予定だ。
    内、レッドルゼルを除くマテラスカイコパノキッキングジャスティン2月のサウジアCデーから転戦で輸送も楽なので、ここも楽しみである。

    実際サウジアラビアで行われたリヤドダートスプリントでは、コパノキッキングがW.ビュイック騎手騎乗で勝利し、戸崎圭太騎手騎乗のマテラスカイとのワンツーフィニッシュを決めている。

    コパノキッキングは引き続きビュイック騎手が騎乗するので、こちらも勝機アリだろう。
    尚、ジャスティンには坂井瑠星騎手が騎乗レッドルゼルにはR.ムーア騎手が騎乗予定となっている。

    おそらくこの4頭のうちどれかが勝つと、私は見ていますw


    ドバイターフにはヴァンドギャルドが出走予定。
    こちらもM.バルザローナ騎手を確保して臨戦態勢は万全だ。
    ヴァンドギャルドは、日本での実績は十分とはいえない馬だが鞍上込みでこの馬にもチャンスはあると思える。

    UAEダービーにはこちらもサウジダービーからの転戦組が多数おり、中でもサウジダービーを戸崎騎手で勝利したピンクカメハメハ有力な一頭だろう。
    他にもタケルペガサスフランスゴデイナも出走予定。
    ここも日本馬にチャンスありとみる。

    最も賞金の高いドバイWCには昨年のチャンピオンズC・G1勝ち馬チュウワウィザードサウジCから転戦して出走予定となっている。

    ただダートのこの距離は芝に比べてどうしても現地の馬や海外の馬が圧倒的に強い
    過去に3年連続で挑戦したホッコータルマエ(現種牡馬)も海外の壁に散々打ちのめされており、正直、どこまで戦えるかと言うところだろうな。


    昨年はコロナの影響で開催直前に中止となったドバイミーティングだが、今年はそれを踏まえて着々と開催への準備が進んでいるようだ。

    一昨年はアーモンドアイもドバイターフを勝っているように、過去に何頭も日本馬が勝利しているドバイミーティング。
    今年も期待馬が多く非常に楽しみである。


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2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。