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日本馬 10頭が参戦!2019ドバイワールドカップデー
今年も3月30日(土)にドバイワールドカップデーが開催されるのだが、なんと今年2019年は、 -
ドバイゴールデンシャヒーン(G1)メイダン6R
1着賞金 1,500,000米ドル(約1億6,585万5,816円) -
ドバイターフ(G1)メイダン7R
1着賞金 3,600,000米ドル(約3億9,805万3,958円) -
ドバイシーマクラシック(G1)メイダン8R
1着賞金 3,600,000アメリカドル(約3億9,805万3,958円) -
ドバイワールドカップ(G1)メイダン9R
1着賞金 7,200,000アメリカドル(約7億9,610万7,917円)
日本からは10頭が参戦する!!
・ケイティブレイブ (牡6歳 栗東・杉山 晴紀厩舎) ドバイワールドカップ(G1)
・シュヴァルグラン (牡7歳 栗東・友道 康夫厩舎) ドバイシーマクラシック(G1)
・スワーヴリチャード号(牡5歳 栗東・庄野 靖志厩舎) ドバイシーマクラシック(G1)
・レイデオロ (牡5歳 美浦・藤沢 和雄厩舎) ドバイシーマクラシック(G1)
・アーモンドアイ (牝4歳 美浦・国枝 栄厩舎) ドバイターフ(G1)
・ヴィブロス (牝6歳 栗東・友道 康夫厩舎) ドバイターフ(G1)
・ディアドラ (牝5歳 栗東・橋田 満厩舎) ドバイターフ(G1)
・マテラスカイ (牡5歳 栗東・森 秀行厩舎) ドバイゴールデンシャヒーン(G1)
・デルマルーヴル (牡3歳 美浦・戸田 博文厩舎) UAEダービー(G2)
・ノンコノユメ (せん7歳 美浦・加藤 征弘厩舎) ゴドルフィンマイル(G2)
そして日本でもドバイワールドカップデーの馬券が発売を3月30日(土曜)7時から購入できるので、こちらも楽しみの一つだw
→JRAにおけるドバイワールドカップデー馬券発売について
「ドバイワールドカップデー」を楽しむ前の予備知識として、まずは出走レースと、日本からの出走馬や他国の有力馬をチェックしながらレースを検証していきたいと思う。
第6レース 現地時間 18時40分(日本時間 23時40分)発走予定
インターネット投票 日本時間 3月30日(土曜)7時00分発売開始
(注:17時30分から19時30分は計算機のメンテナンスを行うため、発売を一時中断される)
→ドバイゴールデンシャヒーン(G1)の出馬表(JRAニュース)
馬齢:3歳以上
距離:1,200 m(ダート)
出馬登録料:20,000米ドル(約2,212,350円)
騎手登録料:164米ドル
このレースには、日本からはマテラスカイ(武豊騎乗)が2年連続参戦する。
昨年からのパワーアップは明らかで、ダートの本場からやってくる馬達に「人気の面」で言えば現時点で劣っているが、得てしてこういう馬が好走するのもドバイワールドカップデーの特徴とも言える。
以下、8頭の日本馬が出走するレースを紹介するが、基本的に日本馬が勝ち負けになるのは、ほぼ芝のレースで、実際に日本国内でGⅠ級の扱いを受ける馬が目指すレースはドバイターフとドバイシーマクラシックに集中している。
裏を返せば日本馬の芝レースへの対応力は、既に世界レベルに達していると言えるので、個人的な希望的観測も込みで言わせてもらえば、この2つのレースは是非とも日本馬に勝利して欲しいところだ。
今年のドバイワールドカップデーは最低2勝、モレイラマジックでケイティブレイブが勝利するようなことがあればお祭り騒ぎとなるだろうw
ん?モレイラといえば…
今年のJRA騎手免許試験で不合格とされ、涙を飲んだのは記憶に新しいとこだが、もしココでケイティブレイブを勝たせるようなことがあれば…!!
思い起こせばヴィクトワールピサをドバイWC勝ちに導いたのも、まだJRA騎手では無かったM.デムーロだったからなー。
ここでモレイラ騎手がワールドクラスのインパクトを与えるようであれば、JRAの風向きが少し変わるかもしれないぞ。
第7レース 現地時間 19時20分(日本時間 3月31日(日曜)0時20分)発走予定
インターネット投票 日本時間 3月30日(土曜)7時00分発売開始
(注:17時30分から19時30分は計算機のメンテナンスを行うため、発売を一時中断される)
→ドバイターフ(G1)の出馬表(JRAニュース)
馬齢:北半球産馬4歳以上
馬齢:南半球産馬3歳以上
距離:1,800 m(芝)
出馬登録料:60,000米ドル(約6,637,050円)
騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
このレースは13頭立てで、日本からはエース格とも言えるアーモンドアイを筆頭に3頭が出走する。
・アーモンドアイ ルメール
・ヴィブロス M.バルザローナ
・ディアドラ J.モレイラ
まだJRAの前売りオッズは発表されてないが、イギリスの老舗ブックメーカーであるウィリアムヒルはアーモンドアイを一番人気に推している。
また、このレースは2014年から2017年にかけて3頭の日本馬(2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティール、2017ヴィブロス)が勝利しているし、この1800mという距離も日本馬が最も得意とする距離なので、ここも取っておきたいレースだ。
第8レース 現地時間 20時00分(日本時間3月31日(日曜)1時00分)発走予定
インターネット投票 日本時間 3月30日(土曜)7時00分発売開始
(注:17時30分から19時30分は計算機のメンテナンスを行うため、発売を一時中断される)
→ドバイシーマクラシック(G1)の出馬表(JRAニュース)
馬齢:北半球産馬4歳以上馬齢:南半球産馬3歳以上
距離:2,410 m(芝)
出馬登録料:60,000米ドル(約6,637,050円)
騎手登録料:164米ドル
このレースは8頭立てで日本馬が3頭出走する。
・レイデオロ ルメール
・スワーヴリチャード J.モレイラ
・シュヴァルグラン H.ボウマン
頭数も手頃で、日本の中距離のエース格3頭が世界の名手3人を それぞれ確保して、ドバイシーマクラシック(G1)に挑む。
過去に日本から3頭の勝ち馬を送り出しているレースなので、ここも一つ取っておきたい。
第9レース 現地時間 20時40分(日本時間 3月31日(日曜)1時40分)発走予定
インターネット投票 日本時間 3月30日(土曜)7時00分発売開始
(注:17時30分から19時30分は計算機のメンテナンスを行うため、発売を一時中断される)
→ドバイワールドカップ(G1)の出馬表(JRAニュース)
馬齢:北半球産馬4歳以上馬齢:南半球産馬3歳以上
距離:2,000 m(ダート)
出馬登録料:100,000米ドル(約11,061,750円)
騎手登録料:164米ドル
1着賞金720万ドル(約7億9,600万円)、出馬登録料だけでも約11,061,750円の、この日のメインレース、ドバイワールドカップ(G1)には、日本からはケイティブレイブが出走する。
今年で24回目を数えるこのレース、1996年に創設された際にはダート2,000mで施行されていたが、2010年に競馬場をナド・アルシバからメイダン競馬場に施行競馬場が変更となった際に当時の潮流であった「オールウェザーコース」がドバイワールドCのコースに導入された。
「オールウェザーコース」というのは日本のトレセンでいうポリトラックコースに似た材質を使ったコースで、その特徴としては雨による影響を受けにくいということでこの世界的に広まった。
そして「オールウェザーコース」はその特質からあまりパワーを必要としないコースでもあったことで、2011年に出走したヴィクトワールピサはこの恩恵を最大限に活かし、勝利できたのだ。
ただ、スピード重視傾向の「オールウェザー」の導入によりパワータイプのアメリカ勢が不利と見て、徐々にこのレースに参加するのを回避するようになったため、2015年からアメリカ勢が積極的に参加できるようダートに戻し、現在に至った。
ドバイWCがオールウェザーからダートに戻った後、日本馬の活躍は無いが、今年は少し様相が違うようだ。
2014年から3年連続でドバイワールドCに参加したホッコータルマエは、全てのレースで幸騎手が騎乗していたのだが、今回のケイティブレイブはJ.モレイラ騎手を確保しているので、まぁ、幸騎手がダメってワケじゃないが、やはりモレイラ騎手の方が「場慣れ」してるから「もしかしたら?」って可能性は今年のほうが断然高いと言えるのではないだろうか。
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