最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,952

バビロン(BABYLON) 競馬予想サイトの無料予想検証|的中率と回収率の詳細分析

▼ バビロン(BABYLON)の無料予想の検証結果

  • ■サイト名:
    バビロン(BABYLON)
    ■補足情報:

    バビロンという競馬予想サイトは社名も公開している。 「有限会社ルーツ」は1ヶ月半検証して全滅(14戦0勝)だったゴールデンスターズ同じ運営社だった。バビロンの検証当時、5ヶ月も前から100万超えを当て続けてるように実績紹介されていたが、競馬検証.comが1ヶ月かけてバビロンの無料予想を検証すると(しばらく提供もなかったので運営すらしてなかったようだ)的中率0%(12戦0勝 12敗)で、回収率0%のマイナス-17万円超えの収支結果となった。何が100万超えだ。完全に自作自演の捏造だろう。

    ■無料予想(無料情報)の検証結果:
    無料予想の検証期間
    1ヶ月
    無料予想の的中率
    0%(12戦0勝 全滅)
    無料予想の回収率
    0%(-17万超)

▼ バビロン(BABYLON)の関連サイト情報

▼ バビロン(BABYLON)の無料予想レポート


  1. 【検証①】バビロンという競馬予想サイトの無料情報(無料予想)について徹底検証

    検証①-1-バビロンという競馬予想サイトの無料予想(無料情報)が提供されない?

    バビロンの無料予想」は検証当時、通常の予想サイトであればレース前日21時頃から、レース当日の昼12時までには無料予想の提供がされるものだが、バビロンの場合、一向に提供される気配がなかった。(13:00ころまで確認していたが提供できず)

    その為、しばらくバビロンの無料予想は検証対象外としていたのだが、4月1日に「名無し」さんから無料予想の確認ができている。というメールを頂き、私も確認をすることができた。
    以下の検証は2023年4月1日以降に再開したバビロンの無料予想について検証した、まとめページとなる。



    検証①-2-バビロンの無料予想(無料情報)の提供場所

    バビロンという競馬予想サイトが提供する無料予想(無料情報)だが、会員ページのメニュータブに「無料予想」と記載があるので、そこを押すと次のページで確認ができる。(下画像参照)

    バビロンという競馬予想サイトの無料予想を確認する
    ▲ バビロンの無料予想の提供場所



    検証①-3-バビロンの無料予想(無料情報)の提供内容・詳細

    バビロンの無料予想・無料情報の提供時間

    バビロンの無料予想を確認すると、しばらくはいつ見ても「只今の時間"無料情報"はありません」となっていたが、いつからだか提供されるようになったようだ。

    現在は、毎週土日、レース当日の昼過ぎ(12:30〜14:00頃)に予想が提供されることが多く、提供時間が固定で決められていないので、いつ提供されるのか分からない

    少なくともここに書かれているような「競馬開催日の前日の夕方頃から公開」というのはウソで、私が知る限り、開催日の前日に予想が公開されたことは、1度も、無い


    バビロンの無料予想・無料情報の内容

    バビロンで提供される無料予想(無料情報)の内容は、1日1鞍の提供で、提供される無料予想の馬券券種は、基本的に「3連単フォーメーション」での提供となる。

    点数も賭け金も決められておらず、レースによって違う。



  2. 【検証②】バビロンという競馬予想サイトの無料予想の検証結果

    検証②-1-バビロンの無料予想を抜き打ち検証

    バビロンという競馬予想サイトのサイト情報の徹底検証は行ったが、実際のバビロンの予想精度はいかがなものか?
    そこでバビロンの無料予想の買い目を抜き打ちで検証してみた。



    2023/05/06(京都11R)に提供されたバビロンの無料予想検証

    以下、2023/05/06に提供されたバビロンの無料予想の検証結果である。

    バビロン無料予想(無料情報)は、初期の頃無料予想が提供されていなかったが、しばらくして確認できるようになり、そこから1ヶ月かけて無料予想の検証をしてみたが、その結果12戦 0勝 12敗全滅となった

    無料予想の収支結果は…と、言うと、マイナス-17万 9200円という、救いようのないクズサイトの烙印が押された。というわけだ。

    バビロンのグループサイト「ゴールデンスターズ」も1ヶ月半も検証して全滅だったし、もしも同じ予想担当者だったとしたら最速で「クビ」か、給料9割カットにした方がいいだろう。
    それくらい無駄な人材である。(それか、ここまで無責任な予想を出し続けることができる「立場」ということは、社長自ら道楽で予想を出しているのかもしれないな)

    さて、最後に検証するのは土曜京都11R京都新聞杯(GII)

    バビロンという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ バビロンの無料予想(2023/05/06)

    5マコトヴェリーキー(10人気)と9マキシ(4人気)を1着固定に指定してきたバビロン。
    あれ?京都新聞杯って、そんなに荒れるレースだったか!?
    昨年が8-7-5番人気で決まったからとか言って、そこまで荒れるレースではない京都新聞杯。

    「まだ体形が幼いので本格化は秋以降」と言われていた5マコトヴェリーキー(10人気)に、ゲートで落ち着きがなく、放牧へ出して精神面をリセットしていた9マキシ(4人気)に、1着固定にする程の情報などバビロンに入ってくる訳がない。

    結果は、5マコトヴェリーキー(10人気)が7着で、9マキシ(4人気)が4着と、どちらも馬券には絡まなかったそりゃそうだろう

    バビロンが提供したレース

    1着の6サトノグランツ(1人気)は辛うじて買い目の2着指定に入っていたが、2着の7ダノントルネード(2人気)も3着の12リビアングラス(7人気)も買い目には入っておらず、1オメガリッチマン(5人気)と11ディープマインド(11人気)が3着指定に足されただけの大穴狙いの買い目である。(バビロンのくせに。である)

    一体どんな情報精査をすればこのような買い目が完成するのやらというものである。

    結果的には、1着川田に2着西村淳、3着鮫島駿というリーディング上位のヤネで決まっている。
    要するに、上位人気馬にリーディング上位の騎手が乗れば実力通りの結果が出るというお手本のような重賞になったのだ。

    無理に穴馬を探そうとするから、こういう獲り易いレースすら獲れなくなるという悪い見本となった。

    完全に、終わってるサイトである。



    2023/04/15(中山11R)に提供されたバビロンの無料予想検証

    以下、2023/04/15に提供されたバビロンの無料予想の検証結果である。

    バビロンの無料予想は検証当時、何度リロードしてもしばらく提供されることがなかったので、検証対象から外していたのだが、4/1に口コミで無料情報の確認できている。との情報を頂き、そこから再検証がはじまった。

    バビロンの無料予想は他の競馬予想サイトの提供時間より遅く、レース直前まで悩めているはずだが、4/1から、4/24/84/94/154/16と、6連敗、全滅だ。
    これまで6レースで合計-8万 3200円のマイナス収支となっている。

    さて、初回検証は4/15 中山11Rグランドジャンプ(J•GI)の無料予想を検証する。
    バビロンという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ バビロンの無料予想(2023/04/15)

    ニシノデイジー(1人気)が、単勝1.8倍のグリグリ1番人気なのだが、前走の阪神スプリングジャンプを見た方であれば、「おいおい道中掛かったら、また痛い目見るんじゃないの?」という疑問が湧いたはずだ。

    いくら昨年の中山大障害を制したとはいえ、どう考えても軸にするには不安がある馬である。
    しかしバビロンは、そんなことはお構いも無しに1着に固定した。

    いや、まだミッキーメテオ(2人気)を1着固定で並べるのならまだわかるが、バビロンが相手に選んだのは、障害重賞初挑戦のジューンベロシティ(7人気)なのだ。これに関しては真剣にギャグかと思った
    まだ、GIで太刀打ち出来るレベルには達していない。

    結果であるが、ご存知の通りニシノデイジー(1人気)はスタートで出遅れてしまい、道中でポジションを上げて行ったことと、外回りコースを抜けて勝ち馬に被せられたところで嫌気を差してしまい万事休す。
    恐れていたことが起こり、10頭立ての9着に惨敗

    そして、前出の1着指定ジューンベロシティ(7人気)もゲートのタイミングが合わずジエンド。…それでも6着ならニシノデイジーよりはマシかw

    馬券に絡んだ馬で、買い目にあったのはイロゴトシ(6人気→1着)だけなのだが、3着候補まで。
    2着のミッキーメテオ(2人気)も3着のダイシンクローバー(5人気)も、買い目には入っていなかった。

    こんなので「情報精査したものの」とか、口が裂けても言ってはいけないだろう。

    過去に閉鎖したバビロンのグループサイトを見ても、どうやら成長は無いようだ。



  3. 【検証③】バビロンという競馬予想サイトの無料予想の回収率と的中率

    検証③-1-バビロンという競馬予想サイトの無料予想の長期検証結果

    以下、抜き打ちで1ヶ月間かけて検証した、バビロンの無料予想の検証結果となる。

    バビロンという競馬予想サイトの無料情報(無料予想)の検証は、基本的に無料予想の精度を検証開始しはじめた日から毎週提供された無料予想のキャプチャ画像を撮り、収集して的中率回収率などを算出している。(今回の検証で抜けてる日はありません)

    4/1 画像リンク -14,400円
    4/2 画像リンク -14,400円
    4/8 画像リンク -14,400円
    4/9 画像リンク -14,400円
    4/15 画像リンク -16,000円
    4/16 画像リンク -9,600円
    4/22 画像リンク -16,000円
    4/23 画像リンク -16,000円
    4/29 画像リンク -16,000円
    4/30 画像リンク -16,000円
    5/6 画像リンク -16,000円
    5/7 画像リンク -16,000円


    検証③-2-バビロンの無料予想の予想精度結果発表

    バビロンという競馬予想サイトの無料予想の検証を1ヶ月間行った、バビロンの予想精度の結果発表となる。

    もし仮にバビロンが推奨する金額で1ヶ月の検証期間中、馬券を買い続けたとしたら、かかった賭金は17万 9200円にもなり、結果、1度も当たらなかったので、払戻しは0円となった。

    1ヶ月間で収支結果は、

    マイナス-17万 9200円だ。


    バビロンの無料予想の検証結果

    検証期間 1ヶ月
    的中率 0%
    回収率 0%


    鬼・検証レポートはコチラ
    ↓ ↓
    バビロンの検証レポ



バビロン(BABYLON)という競馬予想サイトの「検証レポート」も見てみる。

▼ 徹底検証した、注目度の高い無料競馬予想サイト

【悪評】 シンケイバ

シンケイバという競馬予想サイトの調査を行ったところ、検証時点には会員登録が不可能であり、サイトも正常に稼働していなかったことが確認されている。しかし、集客サイトでは3ヶ月前からシンケイバの検証をしていたと言う。登録できない状況下で、どのようにして検証を行ったのだろうか? シンケイバには「327件」の口コミレビューが掲載されているが、会員登録も正常にできない状態でこれほど多くの口コミが存在しているのは非常に不自然だ。これらの口コミは捏造されたものである可能性が高いと言える。加えて、シンケイバの口座名義が、過去に悪評を集めたサイト「ホライズン」と同一であることも判明している。

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月(11鞍)
的中率 9%(11戦1勝 10敗)
回収率 34%(-2万 9500円)

競馬総本舗ミリオン」という競馬予想サイトを始めて検証したのは2013年の7月頃だ。それから10年以上経ち、一時は休眠状態だったミリオンが、2024年に入り突然集客サイトに現れた。「解体新書」という集客サイトは「29戦25勝4敗で 回収率849%」などと持ち上げているが、競馬検証.comが1ヶ月かけて検証した結果は惨憺たるもので、16戦0勝16敗という、まさに全敗マイナス-24万円となった。こんな予想で客から金を取るなど恥ずかしくないのか?それにしても一体どうやったら「29戦25勝」から「16戦0勝」に化けるのか理解に苦しむ。単にミリオンと一緒になって大ボラを吹いているだけか。

競馬総本舗ミリオンという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 0%(16戦 0勝 16敗)
回収率 0%(-24万円)

プレミアムという競馬予想サイトは「有限会社ルーツ」が運営する、数多くの絶望的な予想精度を誇る競馬予想サイトの一つである。2016年に一度検証を行い、その後8年が経過し、2024年には集客サイトの「解体新書」が「的中率100%」を謳いこのサイトの集客に加担していた。とても信じられなかったので、競馬検証.comでも1ヶ月にわたってプレミアムの無料予想を再度検証した結果は、10戦全敗の成績で、的中率0%、回収率0%、収支はマイナス12万円となった。

プレミアム(PREMIUM)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 0%(10戦全敗)
回収率 0%(マイナス-12万円)
【検討中】 アナタノケイバ

アナタノケイバという競馬予想サイトを検証した結果、「馬ゴラク」という競馬予想サイトと同じ運営会社であることが明らかになった。アナタノケイバの運営会社「株式会社ブレイブ」の運営所在地を検証すると、家賃4.6万円のアパートであることが判明。さらに、住所変更前の旧住所は「須賀・森」という個人の住居だった。…また、アナタノケイバのサイト内で紹介されている「利用者の声」についても調査したところ、「年齢、性別、職業」など、実際に尋ねられていない個人情報が記載されており、これらが間違いなく捏造したものであることが分かった。

アナタノケイバという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 80%(10戦8勝 2敗)
回収率 87%

競馬予想サイトアイホース(iHorse)は、アイホースの会員登録特典として運営責任者が書いたという書籍がプレゼントされると宣伝しているが、どこ探してもその情報が見つからない。アイホースに登録後に確認したところ、特典はウソだったことが判明。…アイホースの検証時、完全無名のサイトなのに、アイホースの会員が705人もいて笑えたw…1ヶ月かけて検証したアイホースの無料予想の予想精度回収率39%で、収支はマイナス-12万超え。アイホースへの集客サイトの検証結果と全然違う(笑)

iHorse(アイホース)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 50%(10戦5勝 5敗)
回収率 39%(−12万 1400円)

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。