競走能力ではなく、生産リスクで評価が揺れる
「ポエティックフレア」はアイルランド生まれの外国産馬。現役時代は英国の2000ギニー、セントジェームズパレスSのGⅠを2勝。キャリア11戦5勝、4歳で早々に種牡馬入りし、社台スタリオンステーションが購入し日本へやって来た。

スピード豊富なマイラー、血統背景からも日本での活躍が十分に期待され、初年度は108頭に種付けをし、上々の種牡馬デビューとなるはずだったのだが、その初年度、種付け後に受胎し産まれてきたのはわずか38頭のみ。
受胎率は約35%にとどまり、翌2023年も66頭の種付けに対して生まれたのは20頭と、受胎率は初年度とほぼ一緒の3割程度。
更に昨年の種付け数は7頭までに落ち込んだ。受胎率3割なら産駒は2頭のみ。
受胎率の低さが判明したのである。
受胎率の低さというのは、その年だけたまたま…というケースはほぼなく、その種牡馬の性質として変わらないもの。
通常、競走馬の種牡馬として求められる受胎率は60%以上とされており、ポエティックフレアの場合はその半分。年に一度しか種付け/出産できないことを考えると、生産者サイドとしてはこの受胎率の低さはとにかくリスクでしかない。
産駒リアライズシリウスの衝撃と、再評価の兆し
種牡馬として産駒がデビューする前に落第点と評価されてしまったポエティックフレアだが、冒頭のリアライズシリウスが強い走りを見せたことで競馬関係者の見る目が一気に変わった。
リアライズシリウス含め、先週までに4頭の産駒がデビューしており、【1-1-1-1】という上々のスタート。
もともと産駒自体の評判は良かったが、実践でも結果を出したことで駒への期待がグンと上がっている。





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