最終更新日:2024年12月04日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:118,071

競馬の楽しみ方~血統編 (不人気種牡馬のバゴ産駒であったが…) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 不人気種牡馬のバゴ産駒であったが…

    2歳戦スタートどの産駒が活躍を見せるか

    春のGⅠ連続開催の終わりと同時に、2歳戦がスタートした先週の中央競馬開催。

     

    今年デビューする新種牡馬で注目どころと言えば、無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリア、ダートGⅠ(JpnⅠ含む)4勝のルヴァンスレーヴあたり。

    ともに「超一流」の期待度…とまでは言えないものの、ともに140頭を超える頭数を産んでおり、生産グループ内でもそれ相応の期待は掛かっている。

      

    その他にも外国から輸入したナダル、フォーウィールドライブ。国産馬でもタワーオブロンドン、ミスターメロディ、フィエールマン、アドマイヤマーズなどが顔を揃えており、どの馬の産駒が活躍を見せるのか非常に楽しみなところ。

     
  2. バゴ産駒で驚きの勝利

    ただ、そんな開幕週の新馬戦でひとつ、驚きの勝利があった

    6月1日(土)、東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ったのはウィンターベル。その父はバゴだ。

    ウィンターベル
    ▲ ウィンターベル(画像元:netkeiba)


    バゴ産駒と言って思い浮かぶのが、春秋のグランプリを制したクロノジェネシス。その他では初年度産駒で菊花賞を勝ったビッグウィーク、重賞2勝のステラヴェローチェあたりだが、そこからさらに…と言われるとなかなか続かない。


    その記憶、イメージ通り、コンスタントに活躍馬を排出することができず、年々種付け数も少なくなっていき、最初は230万円で設定された種付け料も一時は50万円まで下がる事態に。

    バゴ自体凱旋門賞を制した名馬であり、期待を持って日本に輸入されたものの、完全に期待を裏切る結果になってしまった。


  3. 今後のバゴ産駒の活躍は?

    そんな不人気種牡馬ではあったのだが、前出のクロノジェネシスの輩出で改めて見直しの兆しが…。そんな再チャレンジの1年目が、今シーズンなのである。

     

    バゴは日本軽種馬協会にけい養されており、いわゆる「社台・ノーザン」の大手グループとは繋がりがあまりない存在ではあったのだが、クロノジェネシスが産まれたことで社台・ノーザングループの評価も一転。第二のクロノジェネシスを産み出すべく、バゴとの種付けを積極的に行い始めた、という経緯だ。

     

    今年はノーザンファームとして7頭のバゴ産駒が誕生。これまでノーザンファームでは場産駒を来日から6頭しか種付けしなかったことを考えると、その意気込みは言わずもがなだ。前出のウィンターベルは、ノーザンファームの代表・吉田勝己氏

    まさに幸先の良いスタートを切ったと言っていいだろう。残りの6頭も一流の牝馬…というわけではないが、血統背景のしっかりした馬を相手にしており、近年にはないバゴ産駒の活躍が見られる可能性がある。

     

    ディープインパクト系やキングカメハメハ系の血が色濃くなっている日本において、非ディープ、非キンカメ種牡馬の台頭、血統の構築はここ数年の課題だ

    種牡馬としてはさすがにピークを過ぎてしまったバゴではあるが、ここでもうひと花咲かせて、バゴの血を日本で繫栄させて欲しいところである。

     

    もちろんノーザンファーム以外にもバゴ産駒はいるので、その馬たちにも頑張ってもらいたいところ。今年の2歳戦はちょっと違った視点で楽しみたいと思う



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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/23

テッパンという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

テッパン」という競馬予想サイトへ集客を行っていた「解体新書」による検証では「回収率470%」とのことだった。


しかし、競馬検証.comが30レース分の予想精度を独自に検証した結果、回収率わずか40%で、収支結果は88万超えどころか、▶︎マイナス−18万 100円となった。


今回検証するテッパンの無料予想(無料情報)は、2024/11/30に提供された3鞍の中から、京都3Rで提供された買い目の検証となる。


テッパンという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ テッパンの無料予想(2024/11/30)

結果:3-9-2

結果的には、1→3→7番人気で決まったのだが、テッパンが予想したのは1,2,5,9,10番人気の5頭。要するに、上位人気3頭と下位人気2頭の組み合わせというものだ。


騎手名を見ても分かる通り、武豊と短期免許の外人騎手に若手有望株の2名を入れていれば当たるだろうと考えたのだろう。
勿論、1着となった3メイケイレイン(武豊)の前走を見る限り、一本かぶりのグリグリ1番人気になることは予想されていたし、11頭立てであれば余裕で捌き切れて当然であった。


要するに、このレースは2,3着馬を探すレース

テッパンが提供したレース


5アイルランズコールは、C.デムーロ騎乗ということから2番人気に押し出されたのは明らかであり、ダート変わりと距離短縮という2つの変化に加えて、前々走から5→8着と着順を落としていたことも懸念されていた。
ヤネ(鞍上)が幸からC.デムーロに代わっただけであり、馬の調子や陣営の話とは関係なくチョイスしたようだ。

結果は5着
序盤から行きたがって抑えるのにひと苦労したようで、勝負どころから追い上げを図ったが、直線はピリッとした脚を使えなかった。やはりという感じだった。


そして、1ホウオウアーネストであるが、前々走から0.7秒差の4着→2.4秒差の6着と夏バテによる調子落ちから5番人気と競馬ファンからの評価も落ちていたのだが、R.ムーア騎乗となったことからテッパンの予想担当は「外国人マジック」に期待でもしたのだろう。
結果は8着。 全くと言っていいほど、良いところはなかった。


逆に、2着となった9ダイシンレアレアは3番人気にもかかわらず予想者が買い目から切ったというのは、鞍上が小崎綾騎手であったことによるものと思われる。
小崎綾騎手や3着のM.デムーロ騎手には悪いが、2歳未勝利戦であれば馬のレベルもまだ団栗の背比べ状態であり、騎手のレベル差はそれほど影響しない。

テッパンの予想者には、押し出された人気を見分けるコツを掴んでほしいところだ。




2024/11/30

「うまスグ」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するうまスグの無料予想(無料情報)は、2024/11/30の中京6Rで提供された買い目である。


うまスグという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ うまスグの無料予想(2024/11/30)

結果:10-11-5

結果的には1→5→3番人気での決着となり、買い目の5頭の内馬券になったのは1番人気の10アンシールただ1頭のみという残念すぎる内容。

うまスグが提供したレース

おまけに、◎に推奨した8カンタベリーハヤテは見せ場もなく16頭立ての16着という結果。
何故、15番人気の8カンタベリーハヤテを◎に推奨したのか理解に苦しむ


そして、◯に推奨した2番人気の12クアトロジャックは、4角では既に手応え劣勢となり直線坂下で内から来た勝ち馬を押し返す余力もなく流れ込み8着というもの。
ここ最近の永島まなみ騎手の実績を見るだけでも、2番人気とはいえ手を出すのは勇気がいるだろ


△2タイキバルドルが11番人気の割に健闘し6着ではあったが、8番人気の★15ラウダブルも直線では見せ場なく後退し13着という結果には、目も当てられない。

競馬は人気ではないというが、◎15番人気、◯2番人気、▲1番人気、△11番人気、★8番人気という予想は、「あくまでも高配当を狙ったものです」という注釈を入れてほしいものだ。
当たればラッキー」という思いが伝わってくる買い目である。
無料予想とはいえ、今回かなり無責任な予想であった。