競馬の楽しみ方~セレクトセール (2017 セレクトセール回顧) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
前回の競馬コラムでは、劇中の競馬ドラマについて書いたが、今回はどのような購買者が2017のセレクトセールで話題を作ったのか話そうと思う。
まず初日の1歳馬のセリで超インパクトを与えたのが、新参の購買者であるDMM.com。
今更、会社概要についての説明はいらないと思うけど、どうやら今後クラブ馬主として参入するようだ。
以下はスポーツ報知からの引用。
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ネットメディア大手で幅広く事業展開する「DMM.com」が、新たにクラブ馬主として参入することが10日、明らかになった。今年4月にJRAの馬主登録が完了し、金融庁の認可も得たことで、早ければ今月29日から「DMMドリームクラブ」としてスタートし、HPサイトで一口馬主の募集を開始する。
10日に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われたセレクトセールに参加した同社の野本巧取締役(48)は、ディープインパクト産駒の牝馬、ラヴズオンリーミーの2016を1億6000万円で落札。2016年ドバイ・ターフを制したリアルスティールを全兄に持つ良血馬。「リアルスティールの下で、下見もして決めていた。毛づやもピカピカだしね」と、1歳馬の“目玉”を用意できたことを喜んだ。
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初日にインパクトのある馬を競り落としたが、結果、2日間通して競り落としたのはこの馬を含めて3頭。
他の2頭はキタサンブラックの全弟の当歳牡馬を1億4500万円。
そしてセレクトセール初登場となった、母ドナウブリー二のディープインパクト産駒の当歳牝馬(ジェンティルドンナの全妹)を3億7000万円で落札した。
競馬ファンなら誰もが知っている血統馬を落としたということは、シンプルに看板馬が欲しかったんだろ。
流石ネットに流通しているDMM、3億7000万円は広告宣伝費。 わかりやすい。
今後どのような展開を見せるかわからないが、広告力のあるクラブということで、何かと話題になることだろー。
今回一番の盛り上がりを見せたのは、イルーシヴウェーヴの2017。
落札価格はセレクトセール史上2番目の高額価格となる5億8000万円で、落札者はアドマイヤの近藤利一氏。
報道によると、4億円を超えたあたりから場内に異様な分いいが漂い始めたということで、当の近藤氏も「途中から訳が分からなくなったけど最後まで行ってしまった」と、興奮冷めやらぬコメント残していたそう。
ちなみに弟分の大魔神佐々木は、(株) エスアール・コーポレーション名義で1頭落札してた。
高額馬の落札者の中で目立ったのはサトノでお馴染みの里見治氏、(株) ダノックス&野田みずき夫婦あたり。
今年の傾向としては、ぶっちぎりで高額なディープ産駒に迫ったのが時代を担うロードカナロア産駒が、かなりの頭数で落札されていたってトコだろーな。
安定株のハーツクライも健在、期待がかかるノヴェリストも検討した部類だろー。
オルフェーヴル産駒は思いの外、ふるいませんでしたね。
既に2歳馬の勝ち上がりのあるロードカナロア、我々の調査?によれば、今後は社台グループはディープとの両輪での活躍を現時点で考えているそう。
来年の今頃、「あの時のあの馬が」となるはずなので、さーて、どの馬がくるか今後が楽しみだw
(今回のコラムも、セレクトセールでテンション上がってる「Uスタッフ」と書きましたw)
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