最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,953

伝説の馬券 競馬予想サイトの無料予想検証|的中率と回収率の詳細分析

▼ 伝説の馬券の無料予想の検証結果

  • ■サイト名:
    伝説の馬券
    ■補足情報:

    伝説の馬券という競馬予想サイトは、無料予想の1ヶ月検証でマイナス-49万超えとなった「やっぱり地下競馬」などと同グループのようで、伝説の馬券のことを推奨する集客サイトの検証結果は、競馬検証.comの検証と全然違う結果だった。競馬検証.comが伝説の馬券の1ヶ月検証した無料予想の予想精度は、28戦4勝24敗で、回収率20%の、マイナスー23万超えといった、全く期待のできない収支結果だった。

    ■無料予想(無料情報)の検証結果:
    無料予想の検証期間
    1ヶ月(28レース)
    無料予想の的中率
    14%(28戦4勝24敗)
    無料予想の回収率
    20%(-23万超)

▼ 伝説の馬券の関連サイト情報

▼ 伝説の馬券の無料予想レポート


  1. 【検証①】伝説の馬券という競馬予想サイトの無料情報(無料予想)について徹底検証

    検証①-1-伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想(無料情報)の提供場所

    伝説の馬券の提供する、無料予想(無料情報)だが、伝説の馬券の有料コースと同じように会員ページのTOPを下にだがると、ポイントコースのさらに下に「無料情報」とあるので、ここが伝説の馬券の無料予想だ。

    無料予想に参加して、買い目の公開時刻になったら「予想を見る」と書かれたボタンを押すと、確認ができる。

    伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想を確認する
    ▲ 伝説の馬券の無料予想の提供場所


    検証①-2-伝説の馬券の無料予想(無料情報)の提供内容・詳細

    次に伝説の馬券の提供する、無料予想(無料情報)の提供されるタイミングや、その内容がどのようなものか検証する。

    伝説の馬券の無料予想・無料情報の提供時間

    伝説の馬券という競馬予想サイトで提供される無料情報(無料予想)は、基本的にはレース当日の昼(12:00頃)に予想が提供される。



    伝説の馬券の無料予想・無料情報の内容

    伝説の馬券で提供される無料予想(無料情報)の内容は、1日3レースの提供となり、券種は複勝、馬連、3連複、3連単などの券種での提供となる。

    点数や賭け金などは券種によって異なる



  2. 【検証②】伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の検証結果

    検証②-1-伝説の馬券の無料予想を抜き打ち検証

    伝説の馬券という競馬予想サイトのサイト情報の徹底検証は行ったが、実際の伝説の馬券の予想精度はいかがなものか?
    そこで伝説の馬券の無料予想の買い目を抜き打ちで検証してみた。

    競馬予想サイトの公開直後は、伝説の馬券のことを既に有料評価しているような検証サイトでは、どこもやたら的中したことになっているので、少しタイミングをずらして無料予想の抜き打ち検証をする。

    伝説の馬券の無料予想を分析することで、有料コースに参加しなくても伝説の馬券の予想精度がどのようなものか分かってくる。



    2023/12/16(阪神1R)に提供された伝説の馬券の無料予想検証

    伝説の馬券無料予想(無料情報)は、1日に3鞍提供される。

    馬券券種は、複勝馬連3連複3連単、などで提供されているにもかかわらず、無料予想を1ヶ月間かけて検証(28レース)してみると、28戦4勝 24敗的中率14%という惨めな結果となった。

    回収率もヒドイもので、わずか20%の、マイナスー23万 2250円という収支結果となった。

    そんな伝説の馬券の無料予想だが、検証するのは12/16の阪神1R 2歳未勝利

    伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ 伝説の馬券の無料予想(2023/12/16)

    結果的に、軸馬が抜けてしまったのであれば話にならない。
    軸馬推奨⑯フーコサンライズはダートには目処は立っていたが、距離には目処が立っていなかった。

    伝説の馬券が提供したレース

    ならば、相手推奨筆頭の①クリノオリーブを上に取るべきではなかったか?
    実際に、ダート1400mで2度の2着がある馬。つまりは「実績」である。

    対して⑯フーコサンライズは、未知の距離とともに大外という不利もあった。

    まぁただこれは結果論。組み立てに難があったのは事実であるが、3着⑮リリーズブルーム抜けてしまったのはいただけない

    なぜなら、この時期の馬券対象の鉄則である「減量騎手」であったからである。
    メンバー唯一の52kg、前走でダート1400mで0.8秒差4着。しかも初ダートで休み明け。
    一度叩いての上積みも十分なところに持ってきて、更に3kg減騎手起用。状態良好とのコメントも後押し。

    減量騎手が、相当馬券に絡んでくるこの時期なのに、何故この馬を入れなかったのか?

    たしかに、キャリア不足は物理的に否めないが、それを補って余りある騎乗技術が今の減量騎手にあるのは、他の減量騎手を見ても一目瞭然。

    西塚騎手は現時点で通算24勝だが、12月の成績だけをみても5勝なら技術向上は明らかだ。
    あと6勝すればハンデの恩恵が1kg増えてしまう現状で、実際到達は目と鼻の先の乗れている騎手。
    3kgで乗れる騎手が引っ張りだこで、敢えて中京に行かず阪神で騎乗するのも、技術の高さを裏打ちする。

    馬券の組み立てもさることながら、今回は「減量騎手」について勉強になったとしておいて欲しい。



    2023/11/18(東京6R)に提供された伝説の馬券の無料予想検証

    今回検証するのは2023/11/18の東京6R2歳1勝クラスの買い目である。

    伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ 伝説の馬券の無料予想(2023/11/18)

    この買い目は購入券種ワイドということで、3着以内に2頭入れば馬券になるのだが、1頭しか入っていないのは寂しい限り。

    ②アイファーバトルは、惜しくも4着。
    1400m適性があるのを考慮しての推奨であったのだろうが、キャリア5戦が全て後方からの競馬。

    前走で未勝利を勝っているが、この時は藤田菜々子起用の減量の恩恵があり、54kgでフルゲート18頭の競馬だった。
    当然のようにハイペースとなり、差しが嵌まって勝てたがメンバーはローカル開催の未勝利戦。

    今回はクラスが上がり、当然メンバーレベルも上がる一戦で斤量も定量の56kgだ。
    少頭数でペースが上がらないことが予想されるなら、末脚不発も予想するべきではなかったか?

    さらには、この馬は根元厩舎の管理馬ということから、頑なに所属騎手を乗せることで有名であり、今回は所属の野中悠太郎だった。
    対戦相手に騎乗するのは、松山、横山武史、ルメールと今年既に100勝以上を挙げている騎手ばかり。

    確かに、馬券圏内にくれば配当が上がるのは明らかだが、馬券にならなければどうしようもない。
    ましてや、この時期の2歳馬は馬質の差が顕著に見れる。
    お世辞にも根本厩舎の所属馬は質が高いとは言えない。

    少し狙いすぎたのは否めない。

    もう一頭の推奨馬⑨ココナツキュートは、門別からの転入馬で、門別時代に実績を残していたのであればまだしも、4戦して1勝。
    その1勝も新馬戦。その後の3戦は、秒単位で負けている。
    今回も、案の定最下位だ

    伝説の馬券が提供したレース

    馬券になった横山武史や松山弘平が乗る馬とは、馬の質に天と地の差があるのは明らか。

    「伝説の馬券」などと名乗っているからか、高配当を期待したいのは全ての予想者に共通することでもあるが、無責任な予想はやめるべき。
    「配当」とは的中してこそのモノだろ。
    伝説の馬券にはその辺りのアプローチを正すことを進言したいね。



  3. 【検証③】伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の回収率と的中率

    検証③-1-伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の長期検証結果

    以下、抜き打ちで1ヶ月間(28レース)かけて検証した、伝説の馬券の無料予想の検証結果となる。

    伝説の馬券の無料予想の長期検証結果
    ▲ 伝説の馬券の無料予想の長期検証結果


    伝説の馬券という競馬予想サイトの無料情報(無料予想)の検証は、基本的に無料予想の精度を検証開始しはじめた日から毎週提供された無料予想のキャプチャ画像を撮り、収集して的中率回収率などを算出している。(今回の検証で抜けてる日はありません)

    10/28 1.4倍 +4,000円
    10/28 不的中 -10,000円
    10/28 不的中 -12,000円
    10/29 不的中 -10,000円
    10/29 不的中 -10,000円
    10/29 不的中 -10,800円
    11/4 1.5、2.7、2.3倍 +11,550円
    11/4 不的中 -10,000円
    11/4 不的中 -10,800円
    11/5 不的中 -10,000円
    11/5 不的中 -10,000円
    11/5 不的中 -10,800円
    11/11 1.6倍 +6,000円
    11/11 不的中 -10,000円
    11/11 不的中 -10,000円
    11/12 不的中 -10,000円
    11/12 不的中 -10,000円
    11/12 不的中 -10,800円
    11/18 不的中 -9,900円
    11/18 不的中 -10,000円
    11/18 不的中 -10,800円
    11/19 不的中 -9,600円
    11/19 3.5倍 -3,000円
    11/19 不的中 -10,800円
    11/25 不的中 -12,000円
    11/25 不的中 -10,000円
    11/26 不的中 -9,000円
    11/26 不的中 -13,500円


    検証③-2-伝説の馬券の無料予想の予想精度結果発表

    伝説の馬券という競馬予想サイトの無料予想の検証を1ヶ月間行った、伝説の馬券の予想精度の結果発表となる。

    もし仮に伝説の馬券の推奨する金額で1ヶ月(28レース)の検証期間中、馬券を買い続けたとしたら、かかった賭金は29万 700円にもなり、結果払戻しは5万 8450円となっていただろう。

    1ヶ月間で収支結果は、

    マイナス−23万 2250円だ。


    伝説の馬券の無料予想の検証結果

    検証期間 1ヶ月(28レース)
    的中率 14%
    回収率 20%
    収支結果 −23万 2250円


    鬼・検証レポートはコチラ
    ↓ ↓
    伝説の馬券の検証レポ



伝説の馬券という競馬予想サイトの「検証レポート」も見てみる。

▼ 徹底検証した、注目度の高い無料競馬予想サイト

【検討中】 逆転競馬

逆転競馬」という競馬予想サイトの運営会社を調査したところ、以前に「めざまし万馬券」として検証されていた際、12戦1勝11敗の、回収率11%という非常に低い予想精度を示した会社と同じ運営社であることが判明した。「逆転競馬」の戦績については、集客サイトによる検証は疑わしいものだったので、集客サイトと同じ条件(期間・金額)で独自に検証を行った結果、14戦4勝10敗42%という異なる数値が出た

逆転競馬という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 14日間 ※集客サイトと同じ
的中率 29%(14戦4勝 10敗)
回収率 42%(−3万 7600円)
【検討中】 アナタノケイバ

アナタノケイバという競馬予想サイトを検証した結果、「馬ゴラク」という競馬予想サイトと同じ運営会社であることが明らかになった。アナタノケイバの運営会社「株式会社ブレイブ」の運営所在地を検証すると、家賃4.6万円のアパートであることが判明。さらに、住所変更前の旧住所は「須賀・森」という個人の住居だった。…また、アナタノケイバのサイト内で紹介されている「利用者の声」についても調査したところ、「年齢、性別、職業」など、実際に尋ねられていない個人情報が記載されており、これらが間違いなく捏造したものであることが分かった。

アナタノケイバという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 80%(10戦8勝 2敗)
回収率 87%

競馬総本舗ミリオン」という競馬予想サイトを始めて検証したのは2013年の7月頃だ。それから10年以上経ち、一時は休眠状態だったミリオンが、2024年に入り突然集客サイトに現れた。「解体新書」という集客サイトは「29戦25勝4敗で 回収率849%」などと持ち上げているが、競馬検証.comが1ヶ月かけて検証した結果は惨憺たるもので、16戦0勝16敗という、まさに全敗マイナス-24万円となった。こんな予想で客から金を取るなど恥ずかしくないのか?それにしても一体どうやったら「29戦25勝」から「16戦0勝」に化けるのか理解に苦しむ。単にミリオンと一緒になって大ボラを吹いているだけか。

競馬総本舗ミリオンという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 0%(16戦 0勝 16敗)
回収率 0%(-24万円)

えーあい(AI競馬)という競馬予想サイトの運営社について検証を行った結果、これまでに何度も社名変更を繰り返していたことが判明した。さらに、悪評競馬予想サイトの「ギンギラ競馬」と同じ運営社であることが明らかになり、加えて「えーあい」のグループサイトも確認された。…「えーあい」の検証開始時に、情報検索しても、なにひとつ情報が出てこなかったにもかかわらず、会員数が既に1,431人もいた。「えーあい」に辿り着くことさえ不可能なのに、ありえない。購入した会員だろう。また、サイト名から少し期待したが、実際にはAIを裏付ける証拠はなく、AI技術を開発したと信じることは到底できないものであった。

えーあい(AI競馬)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 88%
回収率 70%

競馬予想サイトアイホース(iHorse)は、アイホースの会員登録特典として運営責任者が書いたという書籍がプレゼントされると宣伝しているが、どこ探してもその情報が見つからない。アイホースに登録後に確認したところ、特典はウソだったことが判明。…アイホースの検証時、完全無名のサイトなのに、アイホースの会員が705人もいて笑えたw…1ヶ月かけて検証したアイホースの無料予想の予想精度回収率39%で、収支はマイナス-12万超え。アイホースへの集客サイトの検証結果と全然違う(笑)

iHorse(アイホース)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 50%(10戦5勝 5敗)
回収率 39%(−12万 1400円)

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。