【女性騎手】世界の女性ジョッキー (サウジCが終わって見た世界の女性騎手) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
-
サウジアラビア開催2020出来事と、女性騎手3名が表彰台に
2月6日に「サウジC、賞金は世界最高の総額約 22億円!」というタイトルで海外競馬コラムにも書いたが、2020年 2月28日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」が行われ、日本からは武豊騎手が参加した。 -
世界の女性騎手と世界のジョッキー
昨今、世界各国で若手の女性騎手の活躍が目立っているようだが、今回のサウジCでも世界の趨勢とも言えるのか、男性騎手相手に表彰台に女性騎手が3名というのは驚いた。
世界中からも男女各7人、計14人の名手が集結した。
レース結果は、世界の名手たちを相手に美人ジョッキーのミカエル・ミシェル騎手が総合3位タイの成績でレースを終え、初戦から10着、2着、4着、10着と15ポイントをあげ表彰台にランクイン。
日本の武豊騎手はこのレースで8着に敗れ、総合8位タイで終えた。
第4戦を制したのはスイスのS.ヴォークト騎手で、総合優勝は33ポイントでアメリカのマイク.スミス騎手(54歳)。
2位にスイスのS.ヴォークト騎手。
3位にニュージーランドのL.オールプレス騎手と並び、M.ミシェル騎手が入り、女性騎手が3名表彰台にあがった。
出場した騎手は下記の14名。
《 男性 》
・武豊(日本)
・O.ペリエ(フランス)
・L.デットーリ(イタリア)
・M.スミス(アメリカ)
・I.オルティス(アメリカ)
・A.アルファライディ(サウジアラビア)
・C.オスピーナ(サウジアラビア)
《 女性 》
・M.ミシェル(フランス)
・C.パコー(フランス)
・L.オールプレス(ニュージーランド)
・S.ドイル(アメリカ)
・E.ウィルソン(カナダ)
・N.カリー(イギリス)
・S.ヴォークト(スイス)
ところで今回、最終的に表彰台に上がれたものの、M.ミシェル騎手は今回のサウジ遠征でムチの使用についての違反行為があったとして2日間の騎乗停止となってしまった。
ムチの使用回数や使い方については、世界各国様々なレギュレーションがあり、サウジの場合は2回連打が制裁の対象となるようで、M.ミシェル騎手はそこに引っかかったようだ。
他の国でもムチを打つ回数など国によって規定があるそうで、今回のM.ミシェル騎手がこのサウジルールをどこまで知っていたかは不明だが「ここでムチを入れないと勝てない」とジョッキーが判断すると、レースによっては騎乗停止覚悟でムチを連打するのは当たり前なのだとか。
女性騎手の大将格なのは、今回3位となった女性騎手のフロンティアともいえるニュージーランドのL.オールプレス騎手だろう。
美しすぎる女性騎手として現在南関東に短期免許で騎乗中のM・ミシェル騎手については、連日日本のメディアでその活躍ぶりが報道されている。
他国の女性騎手に目を向けてみると、同じフランス競馬所属でミシェル騎手に迫る勢いなのが、今回参加したコラリー・パコー騎手だ。
C.パコー騎手は2015年デビューの6年目で、1998年9月22日生まれの21歳。
昨年は年間71勝を挙げ、ミシェル騎手が持つ女性年間最多勝利騎手記録にあと1勝と迫った。
そんなC.パコー騎手は、先日「2月15日、小倉5Rで藤田菜七子落馬はマジ痛い。」という競馬コラムでも書いたように、藤田菜七子の落馬負傷により、藤田菜七子騎手に替わっての出場であったのだが、実績では藤田菜七子騎手にむしろ負けていないくらいの騎手だった。
因みにM.ミシェル騎手が24歳で、藤田菜七子騎手が22歳だ(2020年3月時点)
…他に今回の海外ジョッキーについて書くと、
イギリスから参戦したN.カリー騎手はまだ若いのですが昨年冬のオールウェザーコースにおいて見習い騎手チャンピオンになっている。
アメリカから参戦したS.ドイル騎手は、弟に近年活躍が目覚ましいJ.ドイル騎手を持つ兄弟ジョッキーで、2013年にイギリスからアメリカに拠点を移すと、2015年に初めて重賞を勝ち徐々に頭角を現し始め、昨年は米GⅠのコティリオンSを勝利した実力派だ。
これまで世界の女性ジョッキーの情報がほぼ入って来なかったが、今回のサウジ開催で、実力を知ることができた。
関連コラム
- 世界の女性騎手でJRA短期免許有資格者は誰か? (2020/08/21)
- 女性騎手短期免許新設でホリー・ドイル騎手も来日か? (2020/08/12)
- 世界の美人ジョッキーを集めろ。JRA免許取得要件の新設 (2020/08/07)
- サウジCが終わって見た世界の女性騎手 (2020/03/05)
11/17には、またしても「いきなり万馬券」で東京9Rにて391.8倍の配当を得た。推奨金額最大600円が、23万 5080円という払い戻しの結果となった。ココは常に論理的で今回も説得力がスゴかった! 同日、無料予想でも86.8倍的中。
…現役の記者による唯一無二のサイト!
「俺の競馬予想」のサイト内ブログは、新聞や雑誌では知れないネタが満載。