最終更新日:2024年11月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,959

天皇賞・秋 (11月・GⅠ) (秋の大一番、天皇賞(秋)) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 秋の大一番、天皇賞(秋)

  2. 今週はいよいよ秋の大一番、天皇賞(秋)だ。
    この2週間は台風に悩まされたが、なんとか今週末は良い馬場で見たいですねー。

    さて天皇賞(秋)の主役となるのは、やはりなんと言ってもアーモンドアイサートゥルナーリアの、両 ロードカナロア産駒だろう。
    天皇賞でアーモンドアイVSサートゥルナーリア
     


    2頭ともノーザンファーム産で、
    アーモンドアイシルクレースホース所属サートゥルナーリアキャロットファーム所属と分かれてはいるが、生産者が同じなので、ほぼほぼ同馬主と考えていい。

    そしてアーモンドアイはノーザンファーム天栄仕上げ、サートゥルナーリアはノーザンファーム信楽仕上げだ。
    ノーザンファームが誇る外厩牧場の 東西対決となるので、そういった見方での楽しみも今回はあり、牧場の方も力が入る一戦となるのは間違いない。


    鞍上は、
    アーモンドアイルメール
    サートゥルナーリアスミヨン
    という形に落ち着いたが、おそらくお手馬がかち合ったルメールが、自らアーモンドアイを選んだんじゃないだろうか。
    また同時にノーザンファームもスミヨンを事前に確保していなければ、こうもスムーズに交代劇は進まなかった様に思える。



  3. 馬主的に、どちらに勝たせた方がいいのか?

  4. ただ、現実的に「どちらに勝たせたいか?」…という話になると、そこはやはりサートゥルナーリアとなるだろう。

    …何故ならアーモンドアイは牝馬ということで、もう十分賞金も稼ぎまくったし、今後は繁殖牝馬になるしか道は残されてないけど、サートゥルナーリア種牡馬としての未来がほぼ約束されているので、ここでもう一つ勲章が欲しいところだ。

    そういった心情も今回のレースに表れるだろうか。



  5. 舞台は、東京芝2000m。

  6. さて、舞台は東京芝2000m
    第104 回 天皇賞(秋)、1991年に武豊騎乗のメジロマックイーンが1着からの18着降着という事件があった舞台だ。

    その時の降着の理由は、最初のコーナーでメジロマックイーンがスタート直後に外枠から強引にインを取りに行ったため斜行し、他馬を妨害したという判定となり、結果18着の降着となった競馬史に残る有名なレースだ。

    その後コース改良がされ、多少は最初のコーナーが緩やかになってはいるが、それでもスタートしてすぐに鋭角にコーナリングしなければならないコース設定はいまだに健在で、外枠の馬は毎回ロスを強いられるコースだ。


    …そんな「東京芝2000m」なので、アーモンドアイとサートゥルナーリアの2頭が揃って外枠を引く様なら波乱の目も十分にありえるだろう。


    そこで2頭に続く馬はどれか?と、登録馬を確認したところ…おっと。ダノンプレミアムの名が。

    安田記念では他馬と接触して最下位入線し、はたして現役復帰出来るのか?と一時は騒がれたが、川田騎手を確保しここ出走なら幸い怪我の程度が軽症だったということだろう。


    前記した様このレースはにコース形態を考えると最初のコーナーでいい位置を取れる馬が有利な舞台なので、内枠を引いた馬、もしくは逃げ馬にコースは有利に働く

    ならば」ということでアエロリットか。
    毎日王冠こそダノンキングリーの鬼脚に屈したが、走破時計は上々で、秋初戦ということを考えればもう一段上げてくることも予想できるし、おそらく単騎逃げになりそうだからアエロリットは「台風の目」になるんじゃないだろうか(リアル台風はこりごりだが)


    問題児のデムーロは?
    ゴーフォザサミットに騎乗するようだが、自業自得とはいえ「M.デムーロいよいよ本格的にピンチ」にも書いたが、乗り馬の質の低下は歯止めが効かない様だな。

    それと、今年は「過去最強の布陣・外国人騎手来日!」でも書いたように今後デットーリ騎手や、マーフィー騎手ムーア騎手といった世界の一流どころの騎手が来日予定なので、ますます騎乗馬確保が難しくなるのは確実で、デムーロは先週ブレイクしたシュタルケ(月曜東京で3連勝を含む4勝)にも乗り馬を奪われてもおどろけないという「危険水域」に来ていると言えるだろう。
    色々な人間模様もありますます面白くなる秋競馬だ。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。