最終更新日:2024年10月15日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,639

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  1. サウジカップで勝ったのは一口馬主のクラブ馬

    サウジカップデーにおいて、4頭の日本馬が勝利

    先週末、同じ海を渡った先で日本の競走馬が躍動した
    サウジアラビアで行われた『サウジカップデー』において、4頭の日本馬がグレードレースを勝利したのだ

    リヤドダートスプリント(G3・ダート1200m)では、ダンシングプリンス(美浦・宮田厩舎)

    ネオムターフカップ(G3・芝2100m)では、オーソリティ(美浦・木村哲也厩舎)

    1351ターフスプリント(G3・芝1351m)では、ソングライン(美浦・林厩舎)

    レッドシーターフハンデキャップ(G3・芝3000m)では、ステイフーリッシュ(栗東・矢作厩舎)

    が、それぞれ勝利した。
    ちなみにこの日のメインレースである、1着賞金10,000,000米ドル(≒約11億円)サウジカップに日本のマルシュロレーヌと、テーオーケインズの2頭が出走したが、ともに6着、8着と見せ場なく敗れた。
    勝ったのは地元・サウジアラビアのエンブレムロードだった。

    時期的にヨーロッパやアメリカなどの強豪国の馬が集まりにくかったり馬場も時計が出やすく重たい馬場に慣れた馬には不向きだという特徴的なため、一線級が集まっていたわけではないが、異国の地でしっかりと結果を出したことはシンプルに評価に値するだろう。

    また、今年で3回目の開催となるサウジカップデーだが、このような稼げるタイミングを狙って大挙参戦してくる日本競馬全体も少しずつ変化・成長を見せてきたともいえる。



    サウジカップデーで勝ったのは一口馬主のクラブ馬

    今回サウジカップデーで勝った4頭のうち3頭は、いわゆる一口馬主クラブ馬だった。

    ご存知「一口馬主」は賞金が個人に分配されるシステムだけに、とにかく賞金を稼いで馬主たちに還元できるかどうかが重要なポイントとなる。

    そして今回のこのサウジカップデーだが、クラスこそGIIIだが、賞金は日本のGIレベルだ。

    日本の強豪馬を相手にして入着賞金を拾いにいくよりも、多少のリスクはあれど相手が軽く、かつ賞金を稼げる見込みのある海外遠征を選択するのはある種当然の流れともいえる。

    もちろん参戦する馬すべてが上手くいくわけではないが、今回勝った馬たちに出資している方は非常に効率の良い勝利と分配金を手にすることができ、さぞ大満足だろう。

    クラブとしても稼げる馬を作ることは、今後のクラブ運営に大きく影響してくる。
    活躍できて稼げる馬を確保し、輩出できるクラブは需要が増え、一方でその逆になってしまうと需要がなくなり、経営が困難になる。
    様々な手法、選択肢で稼げる馬を増やし、馬主たちにより多く還元することを求めた結果が、今回のサウジカップデーでもある。

    …と、そんなお金のこともあるのだが、こういうことをキッカケに海外遠征がさらに頻繁に行われるようになるのも日本競馬の発展に望まれることである。
    一流の馬でなければ海外遠征はできない」というような感覚は少なからずあるが、適材適所で日本馬も海外という選択肢を選べるようになっていって欲しい。

    調教師やオーナーもだんだん若くて新しい考えを持った人たちが競馬界に入ってきたことで、ひと昔前の考え方ややり方が徐々に変わりつつあるようだ。
    今回一口馬主のクラブ馬が世界の舞台で活躍したことも、今後は追い風になっていくだろう。



    サウジ遠征で4つの重賞レースを勝利したC・ルメール

    最後に。冒頭で紹介した4頭の勝利馬だが、その手綱を取っていたのはC・ルメールだ。

    サウジ遠征で4つの重賞レースを勝利したのは、C・ルメール
     

    国内での騎乗をキャンセルしてのサウジ遠征で4つの重賞レースを勝利した

    この快挙現地でも大きく取り上げられたそうだが、この4つの勝利でルメール自身に入ってくる賞金は5,000万円になるのだとか。

    この開催で一番良い想いをしたのは、調教師・厩舎スタッフ、オーナーでもなく、ルメールだろう(苦笑)
    コロナによる隔離でしばらく日本での騎乗はできないが、この勢いで春のクラシック戦線も大暴れとなるのだろうか。
    国内復帰後のルメールには注目だ


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/10/12

万馬券マスターズという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

万馬券マスターズ」という競馬予想サイトは、無料予想の1ヶ月検証で、-49万 1250円という収支を記録した「やっぱり地下競馬」や、-65万 7350円の赤字となった「ファンファーレ」のグループサイトである。 これらグループサイトと同様に、「万馬券マスターズ」の無料予想も1日に3〜4鞍程提供されることが多い。


この4鞍はすべて異なる券種で提供され、1鞍ごとに1万〜6万円の賭け金が推奨されている。そのため、無料予想だけで1日に約15万円近くの軍資金が必要となる。


万馬券マスターズでも、この馬鹿げた賭け金で1ヶ月間、計33鞍を推奨通りに買い続けたとしたら、「無料予想」にもかかわらず、賭金は134万 2200円もかかることとなった。

気になる予想精度は的中率が39%(33戦13勝 20敗)、回収率は44%、収支結果は1ヶ月で−75万 7820円となった。


使えば使うほど赤字になる「万馬券マスターズ」だが、今回検証する無料予想(無料情報)の抜き打ち検証は、2024/10/12の京都8Rで提供された買い目である。


万馬券マスターズという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 万馬券マスターズの無料予想(2024/10/12)

結果:2-6-5

このレースでは頭数が少なかったため、点数を絞らざるを得ないレースではあったが、結果的に軸馬が飛び相手馬3頭で決まるという頭の痛い決着となった。そもそも、なぜ3マテンロウサンを本命に選んだのかが疑問である


メンバー中未勝利、もしくは新馬を勝ったばかりの馬が6頭中3頭もおり、未勝利馬2頭は当然除外すべき存在だったが、残りは1勝馬のみ。特に、OP競走を経験したのは3マテンロウサンと5ワンモアスマイルの2頭だけだったことから、本命馬はこの二択に絞られた。しかし結果的には、選択が間違ってしまった
では何故5ワンモアスマイルを本命に出来なかったのか?

ワンモアスマイルの前走3着は5頭立てという少頭数のレースで、そこまで評価できる内容ではなかったものの、4着馬とは5馬身差があり、そこまで酷いものではない。また、今回は叩き2戦目で、OP競走を経験してからの変わり身を期待できる状況だった。


一方で、本命3マテンロウサンは、札幌2歳ステークス6着以来の競馬で、内容も先行してずるずると下がり勝ち馬から1秒以上離されている。中央開催や休み明けという厳しい条件下では、ガラリと変わることを期待するのは無理があったと言えるだろう。

万馬券マスターズが提供したレース


さらに、今回の買い目は一頭軸流しの3点だったが、仮にボックスと購入したとしても4点。4点でも結果的にはプラスになっていたレース。

前述したように、6頭中2頭が未勝利馬なら4頭を熟考すればよかったのだが、、能力比較のむずかしい4頭と考えれば、BOX購入を考慮してもよかったと感じさせられた組み立てであった。