最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,957

馬券闘資倶楽部 競馬予想サイトの無料予想検証|的中率と回収率の詳細分析

▼ 馬券闘資倶楽部の無料予想の検証結果

▼ 馬券闘資倶楽部の関連サイト情報

▼ 馬券闘資倶楽部の無料予想レポート


  1. 【検証①】馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料情報(無料予想)について徹底検証

    検証①-1-馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想(無料情報)の提供場所

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの提供する、無料予想(無料情報)について検証した、まとめページになる。
    先ずは馬券闘資倶楽部の無料予想(無料情報)の提供場所を見ていこう。

    馬券闘資倶楽部の提供する、無料予想(無料情報)だが、馬券闘資倶楽部の有料コースと同じように会員ページのメニューにある「ホーム」を押す。

    会員TOPページで中央情報、地方情報、無料情報の3つタブが並んでいるので、この「無料情報」が馬券闘資倶楽部の無料予想になる。

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイト(ボートレース予想サイト)の無料予想を確認する
    ▲ 馬券闘資倶楽部の無料予想の提供場所



    検証①-2-馬券闘資倶楽部の無料予想(無料情報)の提供内容・詳細

    次に馬券闘資倶楽部の提供する、無料予想(無料情報)の提供されるタイミングや、その内容がどのようなものか検証する。


    馬券闘資倶楽部の無料予想・無料情報の提供時間

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトで提供される無料情報(無料予想)は、早い時はレース前日の夜21時頃に公開されるが、基本的にはレース当日の昼(12:00頃)に予想が提供される。


    馬券闘資倶楽部の無料予想・無料情報の内容

    馬券闘資倶楽部で提供される無料予想(無料情報)の内容は、1日1レースの提供となり、券種は基本的に「3連複1頭軸4頭マルチ」の提供となる。

    点数は6点の提供で1点あたり500円を推奨しているので、1レースあたり3,000円の賭け金となる。



  2. 【検証②】馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の検証結果

    検証②-1-馬券闘資倶楽部の無料予想を抜き打ち検証

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトのサイト情報の徹底検証は行ったが、実際の馬券闘資倶楽部の予想精度はいかがなものか?
    そこで馬券闘資倶楽部の無料予想の買い目を抜き打ちで検証しようと思う。

    競馬予想サイトの公開直後は、馬券闘資倶楽部のことを既に有料評価しているような検証サイトでは、どこもやたら的中したことになっているので、少しタイミングをずらして無料予想の抜き打ち検証をしてみた。

    馬券闘資倶楽部の無料予想を分析することで、馬券闘資倶楽部の予想精度が、有料コースに参加しなくてもどのようなものか分かってくる。



    2024/01/06(京都6R)に提供された馬券闘資倶楽部の無料予想検証

    今回検証する馬券闘資倶楽部の無料予想(無料情報)は、2024/01/06の京都6R 3歳1勝クラスで提供された買い目である。

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ 馬券闘資倶楽部の無料予想(2024/01/06)

    結果:2-3-7

    10頭立ての競馬で6頭の馬を指名しながらも、2着アンクルクロスが抜け
    既に、現級で0.4秒差4着がある馬。
    さらには、使いながら適性を見極めていき徐々に成績が上がってきている馬。

    何故抜けになるのか?

    開幕週の内枠3番で、先行脚質だ。
    暮れから使い出され、ここは叩き3戦目。
    既にこの時点で、4つの買い要素をアッサリと導くことができる。

    対して、4番アナベルサクラは何故推奨になったのか?
    新馬戦を小倉の1800mで勝った後は、全くの鳴かず飛ばずで苦し紛れの距離短縮も、前走、前々走と二桁着順。

    どこに買い材料ががあるのか?
    結果9着。呆れた。

    1番ルージュレベッカは、函館で新馬勝ちも当時は6頭立て。
    多分に恵まれたと言える。
    その証拠に、その後の2戦は連続して二桁着順。

    買い材料は、強いて言えば1枠1番かもしれないが、先行してなんぼの好枠だ。
    前走を叩いて、踏ん張りが増すとは思えない調教内容。
    所属する昆厩舎で古川騎手は勝負騎手ではなく、役割としては競馬を覚えさせる騎手。
    勝負になるデキなら、鞍上を強化してきたはずだろう。

    つまり、この2頭勝ち負けに加われる要素はなかった

    ましてや、勝った2番ピューロマジックは圧倒的一番人気であっさりと逃げ切っている。
    これを軸にしたのは妥当であるが、裏を返せば馬券の議席は残り2つしかなかったのだ。
    その2つの枠に前出2頭を入れるのは理解不能だ。

    馬券闘資倶楽部が提供したレース

    たったの10頭立てで勝ち馬を実際に軸馬にしているように、この組み立ては朝飯前だろ。
    さらに言えば誰にでも出来る。

    ならば、残りの9頭をしっかり精査すればこのような結果にはならなかっただろう。

    ダメ押しを与えるのであれば、2頭とも無印の競馬新聞が殆どだった。

    競馬新聞見てるのか?
    専門誌のトラックマンは必死に情報を集め、何故推奨なのか?何故「非」推奨なのかをしっかり説明している。

    馬券闘資倶楽部」は、この買い目を説明できるのか?
    無料情報とはいえ、軽率の誹りを免れない情報である。



    2023/09/30(阪神7R)に提供された馬券闘資倶楽部の無料予想検証

    以下、2023/09/30に提供された馬券闘資倶楽部の無料予想の検証結果である。

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
    ▲ 馬券闘資倶楽部の無料予想(2023/09/30)


    馬券闘資倶楽部無料予想(無料情報)だが、1ヶ月かけて検証した無料予想の予想精度も出た。
    的中率50%の、回収率58%

    そんな馬券闘資倶楽部の第一回目の抜き打ち検証は、長期検証最終日の翌週阪神7R

    馬券は人気で決まるものではないが、8頭立の3連複5頭BOXで結果的に2頭もスッコ抜けているのは、なかなかきつい。

    馬券闘資倶楽部が提供したレース

    このレースは、8頭立てで距離実績のある川田騎手騎乗の1番人気ウインルーティンで仕方がないというメンバー構成のため、他の有力馬がこのレースを避けることで少頭数となることは事前に予想できた

    同時に未勝利馬の2着コパノサントスは賞金的に除外の心配なく仕上げられる絶好のチャンスなら、メイチの仕上げが出来ることも予想に加味出来なかったのは失態と言える。

    ④コパノサントスの前走ダート出走を度外視すれば、それ以前の3走は未勝利を勝ち切れずにいたものの、展開次第では勝てていたレースもあったと仮定すれば1勝馬扱いしてよかった
    さらに言えば未勝利馬をそのまま登録抹消せずに残していたのであれば、この頭数ならその辺りも斟酌する必要はあったはず。

    この2つの要因だけでも買い材料
    ましてや52kgなら横との比較でも、この馬をピックアップする必要はあっただろう。

    3着⑧ファームツエンティは、叩き良化している点をなぜ加味しなかったのか?
    さらには、この馬は未勝利勝ちが芝2400m、叩いて「ここ」という着想が無かったのが不思議にさえ思える。

    少なくとも、去勢放牧明けの②ダノンペドロよりは信頼が置ける2頭だったはず。
    去勢一発目だけは走るか走らないかはやってみないと分からないのが定石。

    あわせて、休み明けを叩いたが調子が上がって来ていない雰囲気の、⑤カズキも状態に問題があったと取れる。

    いずれにせよこの少頭数なら、もう少し馬柱を見るだけでも結論は変わって来たはずで、無料情報とはいえ、安易な選択が多かった組み合わせのレースに思える。



  3. 【検証③】馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の回収率と的中率

    検証③-1-馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の長期検証結果

    以下、抜き打ちで1ヶ月間かけて検証した、馬券闘資倶楽部の無料予想の検証結果となる。

    馬券闘資倶楽部の無料予想の長期検証結果
    ▲ 馬券闘資倶楽部の無料予想の長期検証結果


    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料情報(無料予想)は、よく提供レースの開催日の表記を間違える
    これは利用者が混乱するから間違えないでもらいたい。

    以下、馬券闘資倶楽部の無料予想の検証は、基本的に無料予想の精度を検証開始しはじめた日から毎週提供された無料予想のキャプチャ画像を撮り、収集して的中率回収率などを算出している。(今回の検証で抜けてる日はありません)

    8/26 不的中 -3,000円
    8/27 不的中 -3,000円
    9/2 不的中 -3,000円
    9/3 不的中 -3,000円
    9/9 7.2倍 -1,400円
    9/10 不的中 -5,000円
    9/16 不的中 -5,000円
    9/17 6.0倍 -2,000円
    9/23 6.5倍 -1,750円
    9/24 28.8倍 +9,400円


    検証③-2-馬券闘資倶楽部の無料予想の予想精度結果発表

    馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの無料予想の検証を1ヶ月間行った、馬券闘資倶楽部の予想精度の結果発表となる。

    もし仮に1点あたり500円1ヶ月の検証期間中、馬券を買い続けたとしたら、かかった賭金は4万 2000円になり、結果払戻しは2万 4250円となっていただろう。

    1ヶ月間で収支結果は、

    マイナス−1万 7750円だ。


    馬券闘資倶楽部の無料予想の検証結果

    検証期間 1ヶ月
    的中率 50%
    回収率 58%
    収支結果 −1万 7750円


    鬼・検証レポートはコチラ
    ↓ ↓
    馬券闘資倶楽部の検証レポ



馬券闘資倶楽部という競馬予想サイトの「検証レポート」も見てみる。

▼ 徹底検証した、注目度の高い無料競馬予想サイト

えーあい(AI競馬)という競馬予想サイトの運営社について検証を行った結果、これまでに何度も社名変更を繰り返していたことが判明した。さらに、悪評競馬予想サイトの「ギンギラ競馬」と同じ運営社であることが明らかになり、加えて「えーあい」のグループサイトも確認された。…「えーあい」の検証開始時に、情報検索しても、なにひとつ情報が出てこなかったにもかかわらず、会員数が既に1,431人もいた。「えーあい」に辿り着くことさえ不可能なのに、ありえない。購入した会員だろう。また、サイト名から少し期待したが、実際にはAIを裏付ける証拠はなく、AI技術を開発したと信じることは到底できないものであった。

えーあい(AI競馬)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 88%
回収率 70%
【悪評】 うまれぼ

うまれぼ」という競馬予想サイトの運営会社の旧社名を突き止めたことで、関連グループサイトも判明。「うまれぼ」に登録後、口コミレビューを検証したところ、うまれぼのサイトURL契約後わずか4日で「うまれぼ」で課金して口コミ投稿したという内容があったが、これは不可能。競馬検証.comが調査した時点で「うまれぼ」情報サイトがインデックスされたのは5時間前の1サイトのみで、ソースコードを確認しても、ドメイン契約直後にサイトを見つけることは現実的に不可能。したがって、これらの口コミは捏造されたものであると断定できる。

うまれぼという競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 40%(10戦4勝 6敗)
回収率 32%(-68,100円)

プレミアムという競馬予想サイトは「有限会社ルーツ」が運営する、数多くの絶望的な予想精度を誇る競馬予想サイトの一つである。2016年に一度検証を行い、その後8年が経過し、2024年には集客サイトの「解体新書」が「的中率100%」を謳いこのサイトの集客に加担していた。とても信じられなかったので、競馬検証.comでも1ヶ月にわたってプレミアムの無料予想を再度検証した結果は、10戦全敗の成績で、的中率0%、回収率0%、収支はマイナス12万円となった。

プレミアム(PREMIUM)という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 0%(10戦全敗)
回収率 0%(マイナス-12万円)
【悪評】 馬生

初期の馬生には勝手に登録され、会員ページに入れないのに実績だけ更新されてる捏造サイトだった。数年後に「舟生」の登場に合わせ競馬版もリニューアル。馬生を再検証したところ、馬生の運営社から様々な社名が浮かび上がる。無料予想はアカウントによって見せてる画面を変えている。という証拠を抑えた。…1ヶ月間検証した馬生の無料情報利用価値ナシ

馬生という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 1ヶ月
的中率 30%(20戦6勝 14敗)
回収率 18%(-20万超)
【検討中】 逆転競馬

逆転競馬」という競馬予想サイトの運営会社を調査したところ、以前に「めざまし万馬券」として検証されていた際、12戦1勝11敗の、回収率11%という非常に低い予想精度を示した会社と同じ運営社であることが判明した。「逆転競馬」の戦績については、集客サイトによる検証は疑わしいものだったので、集客サイトと同じ条件(期間・金額)で独自に検証を行った結果、14戦4勝10敗42%という異なる数値が出た

逆転競馬という競馬予想サイトの無料予想を徹底検証

検証期間 14日間 ※集客サイトと同じ
的中率 29%(14戦4勝 10敗)
回収率 42%(−3万 7600円)

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。