最終更新日:2024年11月24日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,996

競馬の楽しみ方~春競馬編 (春競馬 回顧クラシック編) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

皆さんこんにちは。いよいよ梅雨も明け本格的に夏ですね~w
この時期は、「競馬の暦」からみれば中盤戦。
この中盤戦、更には秋を見据えての馬券作戦の前に、一旦春競馬を振り返ってみようと思う。

わかりやすく月ごとに覚えておきたいレース、印象に残ったレースをクラシック編と古馬編に分けてピックアップしてみたので、皆さんも思い出してもらえると楽しめると思う。


春競馬 回顧クラシック編

1月 シンザン記念

1月のシンザン記念での勝ち馬はロジクライなんだけど、その後故障して 春はここで一旦終わりだったが、このレースの2着馬が後の桜花賞馬のジュエラーだった。
放送したアナウンサーが「矢のような伸び」と実況したように言葉通りに、もの凄い伸びだった。この時点で「桜花賞はこれか!」と思わされたが実際に勝ったからな。…この馬は新種牡馬ヴィクトワールピサの初年度産駒でもあり、「この産駒は走るな~」という印象を受けた。


2月 クイーンC

2月のクイーンカップでの勝ち馬は後のNHKマイルカップ勝ち馬のメジャーエンブレム。メジャーエンブレムは前年の暮れに阪神JFを勝っており、ここは桜花賞に向けての始動戦となったんだが、内容は驚愕のものとなった。…冬のこの時期の東京マイル戦で 1分32秒5を持ったままの5馬身差勝ちで、これは前の週の古馬重賞の東京新聞杯が勝ち馬スマートレイアーで1分34秒1。…単純比較で1秒6も早かった。

スマートレイアーはその後の阪神牝馬Sも連勝しヴィクトリアマイル4着。
既にこの時点で古馬G1級のポテンシャルを見せていたなら、牝馬ながらにNHKマイルカップを勝ったのもう頷ける。
まだ2016の秋はどの路線になるかわからないが、同世代同士の対決なら秋華賞は脚質的にも間違いなくチャンスだろうな。


3月 弥生賞、チューリップ賞

弥生賞勝ちのマカヒキは後のダービー馬となるんだけど、この時期から既にリアルに「ディープインパクト2世」を感じさせる走りだった。2016 凱旋門賞が楽しみだね。(平成28年07月04日更新の「凱旋門賞 (10月)」)

チューリップ賞勝ちのシンハライトは、ライバルのジュエラーを競り落として無傷の3連勝を飾り、この時期にマイル戦で1分32秒台で走れている訳だから、このレース2着のジュエラーと前述メジャーエンブレムは、3頭ずんどこで能力が抜けていたってことだ。


4月 桜花賞、皐月賞

桜花賞では揉まれこんで最後に失速したメジャーエンブレム…自分の競馬が出来ないと脆いという弱点を露呈してた。壮絶な叩きあいを制したのは前述ジュエラーで、とんでもない馬が出たと思ったら、残念ながらまさかの故障。早い復帰が待たれます。

皐月賞はあっと驚くディーマジェスティだったが、これはある意味人気の盲点だった。…ただ、ダービー云々を置いておいてここでメイチにつくったという話だったが、それでも坂を上ってから更に伸びた脚凄ぇ!の、一言だった。
2着のマカヒキも、この馬の激走にはこの時は霞みましたな。昨年の朝日杯FS勝ち馬のリオンディーズは、このあたりからどうにもメンタルが不安定になってきちゃったって感じだ。


5月 NHKマイル、オークス、ダービー

NHKマイルはオークスを捨てて挑んだメジャーエンブレムが貫録勝ちとなった。
桜花賞を教訓に、変に抑えず力任せに行っての逃げ切り勝ちで、2月のクイーンカップの時点で東京マイルで1分32秒台で走れていた馬、ある意味順当勝ちだろう。
父のダイワメジャーがそうだったように、早いラップを刻んで後続になし崩しに脚を使わせるという戦法があっているようだ。
これから更に成長するようなら、父ダイワメジャーを超える馬になっても驚けないだろう。ただ、距離はもって2000mってとこかな…

オークスは3強のうち2強がいなければシンハライトが順当勝ちだった。
最後は一瞬ひやっとしたけど、体当たりして進路を確保し馬群をこじ開けた勝負根性が、この馬のセールスポイントだろう。コース問わずに走れている馬なので、取り敢えずはローズステークスから秋華賞で、勝ったらJC(ジャパンカップねw)でいいんじゃないかな。

ダービーでは、マカヒキが鬼脚を炸裂させて勝った。
2着サトノダイヤモンドの上がりが33.4秒、ディーマジェスティがマカヒキと同じ33.3秒と大差はなかったんだが、数字に表れない瞬発力がこの馬が抜けていたというだろう。

2着のサトノダイヤモンドは、この時点ではここまでが精いっぱいってカンジで、瞬発力勝負に向く馬ではないので、個人的には「むしろよく走った」と感動すらしてしまったw…で、3着の皐月賞馬ディーマジェスティは、マカヒキと同じ上がりを繰り出したんだが、サトノダイヤモンドに寄られる不利もあったにはあったんだろうけど、やはり皐月賞で走り過ぎて疲れが抜けきらなかったのか、最後の一伸びを欠いたんだと思います。
…ここまでレベルの高い馬がメンバーに揃うと、皐月賞、ダービーの両方を取るのは至難の業だろうね。「マカヒキと2冠を分け合えたという事で良し」としてもいいだろう。


ちなみにマカヒキは2016年度の 凱旋門賞挑戦が決まっており、サトノダイヤモンドは案外菊花賞向きのスピード持続型なので、取り敢えず一冠を取りに行くのが無難だろうな。ディーマジェスティはマカヒキ並みの切れ者と見てるので、今年は古馬勢が手薄なので個人的には天皇賞からJCと向かってほしいですね!

…総括としては、
牝馬路線は引き続き「シンハライトが中心」と見ていいのではにだろーか。
牡馬路線で大きく強調したいのは皐月賞、ダービーともにディープインパクト産駒がワン、ツー、スリーを飾ったという事。…これは、とても大きなファクターとなっている。
…というのは、牝馬は初年度から活躍馬を出していたディープインパクトだったが、牡馬でこれだけ圧倒的な成績を残せたのは多分今年が初めてで、産駒5期目でようやく牡馬のディープ産駒の仕上げ方を掴んだと考えていいだろう。この3頭以外にも、まだまだ遅咲きのディープ産駒はこれから出てくるはずで、夏の上がり馬も当然ディープ産駒になると思いますよっ!


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。