最終更新日:2024年04月29日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,583

競馬の楽しみ方~春競馬編 (2017年クラシック展望 牡馬編) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

フェブラリーS、終わりましたね〜。
終わってみれば率直に言うと少しレベルが低かったかなという印象だった。
勝ったゴールドドリーム抜けた実績がないにもかかわらず、二番人気というのはやはりデムーロ人気だったのかな。それで勝つんだから一応力はあるんだろう。

それにしても種牡馬ゴールドアリュールってすごいな。土曜に亡くなったようなので、ご冥福をお祈りします。


…さて今回は現時点のクラシック展望をしてみたいと思う。
と言うのは、共同通信杯の勝ち馬スワーヴリチャードが勝った際に「とうとう出た(?)」って感じがしたからだ。

…鞍上の四位騎手は朝日杯を勝ってサトノアレスというお手馬もいるんだが、当時が6番人気の勝利なら間違えて勝っちゃった感が強く、コイツぁまったく大物感がない。
負かした相手もたいした馬はいないので、そこまで評価はできない。同厩舎に無傷の三連勝中のレイデオロという馬もいるけど、この馬も戦ってきた相手を考えるとまだまだ全幅の信頼は置けないだろー。

そんな中、スワーヴリチャード推しの理由の一つとしては、四位ジョッキーがダービーの勝ち方を知っているという点か。
陣営からは皐月賞直行と既に発表されてるが、皐月賞はお釣りを残してダービーへという風に上手くいけば見通しは明るいだろう。


しかしなぁああ・・・・・・・・・・・、
このスワーヴリチャードを東京スポーツ杯2歳Sで負かした馬がいる。…その名はブレスジャーニー
冠号トーセンの島川さんの生産馬なんだけど、ただ一回負かしたわけでなく、この馬は東京スポーツ杯2歳Sの前にサウジアラビアRCという重賞も勝っていて、現在重賞二連勝中なのだ。


この世代で重賞二連勝があるのはこの「ブレスジャーニー」だけで、普通ならこれだけの戦績なら話題になっておかしくないのだが、調べないと名前も見つからないような馬なのは何故か。

その理由としては、まず血統が父バトルプランというバリバリのダート血統、厩舎も関東本間忍厩舎、主戦柴田善臣(フェブラリーSのサウンドトゥルーの乗り方は酷かったね)、一応母系にダイナカールが入ってるからエアグルーブ一族といえば一族なんだけど・・・・購買価格は 激安270万円 (2015年北海道サマーセール)で、中央獲得賞金7,350.0万円(メッチャ回収してる!!)、サトノの里見氏がセレクトセールで2億円の馬をバンバン買っているのに比べると、もう言葉が見当たらないトコ。
トーセンの島川さんも金持ち馬主という事であれば中央で5本の指に入るのですが、ご本人もまさかまさかの結果だろう。


今年のクラシックが「混沌」としててつまらないのはデム、ルメ、戸崎に確たるお手馬がいないというのと、素質馬が京都の悪馬場で悉く不運な競馬を続けているというのもあるだろう。

まだこれから出てくる馬もいるかもしれないが、例年だと、もうすでに遅いからな。
昨年のように上位何頭かの持ち回りというようなことはないだろう。

今後も新G1の大阪杯やドバイ、クラシックトライアルなど、暖かくなるにつれて話題豊富な時期となるから、今後も面白いお話があればどんどん紹介していきますね〜w


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2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。