最終更新日:2024年11月22日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,959

菊花賞 (10月・GⅠ) (来たる2016 菊花賞) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今年も、もう菊花賞ウィークなんだな(≧ω≦)

2016菊花賞メンバーを見渡したところ、皐月賞前に三強と言われていて内の一頭、リオンディーズ故障で引退ダービー馬マカヒキは凱旋門賞に出走したことでここには出られず、結果サトノダイヤモンドだけが出走となったが、皐月賞を勝ったディーマジェスティもその後の戦績からみても世代最強レベルなのは明らかで、今度の2016菊花賞二強対その他大勢という構図といったところか。


しかし今回に限っては、前哨戦やこれまでの競馬を見る限りサトノダイヤモンド有利としか言えないかも(?)

…と言うのは、
競馬の基本は余程のことがない限り先行有利で、距離が延びれば伸びるほどその傾向は顕著なものとなります。「サトノダイヤモンドだけが出走」がスタートが速く、どこからでもスパート出来る自在性を持っているのに対して、「ディーマジェスティ」は若干スタートが遅く、溜めて切れるタイプなので、自然と、自分の形を作っている間にサトノとの位置取りの差は離れていってしまう。…2016菊花賞は、そんな走りになるのかもしれない。

といって出していくと持ち味が殺がれる恐れがあり、桜花賞馬のジュエラーがそうであったように、自分の型を崩すとあと後にも影響するケースが往々にしてあるので、おそらくここは早めのスパートはあるにしても「出していい位置」を取りに行くということはないだろう(間違っていい位置が取れてしまう場合も、ままあるけどね)。

ましてや鞍上が蛯名騎手なら自分の形を崩してまでもというタイプではないため、おそらく馬の行く気に任せてそれで届かなければ仕方がないという競馬となるんじゃないかな。


ディーマジェスティ脚質的な不利があるとすれば、今回の構図はディーマジェス脚質てきなティが頭一つ抜けているのは間違いないが、それはその他大勢の中でのものと考えるのが妥当で、それでなくても三連系の馬券ならば一議席既に開いていて何が飛んできておおかしくない状態。

そんなところに飛び込んでくる馬とは?
…ずばり「色気を持たないで乗る」コンビだろう。


先週の秋花賞がいい例です。


3着で穴馬券の立役者となったのは8番人気のカイザーバルで、この馬も3着に来れる くらいのちからは元々あったのだが、京都内回りの外枠を引いたことにより四位騎手が腹をくくって自分の競馬に徹したことにより、ジュエラーの追撃を振り切り3着となりました。

一見不利な外枠だったが、外枠を引いた時点で四位騎手が考えた戦法は「いかに距離ロスなく回ってくるか」というものだったんだろう。
結果、先行有利を意識した馬が内に集中したため外枠といえども そこまで外を回らなくても済んだための好走と言えた。


長距離は騎手の腕がものをいうという」という競馬の格言があるが、ベテランになればなるほど先週の四位騎手のような欲を捨てた競馬が出来るようになる事からこんな格言が生まれたんだろうと、思いますねw


ここまで一頭を除いた「横一線の勢力図」なら、若気の至りで一発を狙って極端な乗り方をしてくるジョッキーも当然現れるだろう。

ただ、前述したように自分の型を崩すともっといる力さえも出せなくなるのも競馬で、今年の菊花賞の穴の使者は「自分の競馬に徹したことによって”結果的に”馬券になった」という性格を持つ人馬となるのではないか?と、私は見ています。

「色気は禁物」というフィルターでふるい落とし、3着くらいはあっていい馬が、棚ぼたで2着まで来てしまったという馬を狙えれば、きっと配当もいいところとなるだろうな。
もし馬券を買われるのであれば、「自分流では」少額でこんなアプローチを試すのも一考かと思いますよ。


さて、競馬予想サイトがどんな馬を推薦してくるか。

…面白いもので私のように長年競馬やってる人は、あれこれ考え過ぎて当たりません(苦笑)…きっと自分のまわりでも競馬好きな人って、案外当ててないでしょw
今度の2016菊花賞は当てれる自信ありますが、そこはいつも「自分流の競馬」と「予想屋の競馬」と分けて楽しんでます。今度もきっと「自分流」は当たらないんだろーな(笑)


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。