最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,521

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  1. 日本馬の海外遠征がスタンダードになる

    海外での日本馬の出走

    今年の凱旋門賞こそセブンスルーシーズ1頭のみの参戦ではあったが、その他の海外レース含め、非常に日本馬の出走が盛んになっている昨今。

    先週行われたアメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップでも多くの日本馬が出走した。
    優勝こそなかったものの、ブリーダーズカップクラシックでは3歳馬デルマソトカゲが見せ場たっぷりの2着と健闘。
    他にも海外の一線級と互角の走りができるようまでになった日本競走馬である。
     
    ひと昔前までは明らかにヨーロッパ、アメリカとのレベルの差があったが、今は間違いなく同じステージに立てるだけのレベルになったと言っていいだろう。

    まだ、少し差は見えるものの、ポジティブに考えればまだまだ成長の余地があるということ。
    これからも海外で活躍する日本馬の走りを楽しみに見ることができるはずだ。
     
    そんな今やスタンダードとなった日本馬の海外遠征だが、遠征する理由はただの「ロマン」だけで遠征に行く訳ではなく、基本「金」だ(笑) 
     
    日本のみならず、世界の競馬主要国で賞金額を上げ、海外の強豪を自国のレースに呼び、レースを盛り上げる風潮が強まっている。 



    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬が制した

    …という中で先週、オーストラリアの高額賞金レースザ・ゴールデンイーグル』を日本馬が制した。  
      
    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬オオバンブルマイが制した
    ▲ 豪州高額賞金レースを制したオオバンブルマイ


    3歳GⅠ未勝利馬オオバンブルマイ、春のNHKマイルC3着からの参戦で、見事1着賞金約5億円をゲットした。

    ザ・ゴールデンイーグル」はグレードレースの格付けはなく、走る馬も超一流が集まってはいなものの、オーストラリアの名物レースとして2019年から始まった3歳戦だ。

    オーストラリアの競馬で有名なグレードレースと言えば『メルボルンC』があるが、その1着賞金を大きく上回るレースだけに近年はその注目度が上がっていた。
     
    そのオオバンブルマイ、ここで5億円を獲得したことで、国内の世代の獲得賞金額トップに躍り出た(約6億2,000万円)
    ダービー馬、タスティエーラ(約5億7,000万円)に約5,000万円ほどのリードをつけた。

    GⅠ未勝利馬がこのようなポジションに立つのは異例の出来事だが、よりチャンスのある舞台、より賞金を獲得できる舞台を走るのが競走馬の本質だ。

    今後、こういう選択肢をする馬も出てくることだろう。
    3歳馬のマイル路線としても、NHKマイルCが終わると、秋はマイルCSしか国内ではほぼ選択肢がない。

    古馬との力関係などを考えて無理に走らせるより、同世代との戦いでチャンスがあり、そしてより魅力的な賞金にチャレンジができること。
    オオバンブルマイが門戸を開いたことで、おそらく来年以降は日本からの参戦が増えるだろう。

    このオオバンブルマイの勝利、唯一の心残りは元々騎乗する予定だった武豊騎手が前週の開催で負傷しタッグを組めなかったことだ。
    乗り替わりが功を奏した?可能性は無きにしもあらずだが、こういったビッグレースではやはり日本人ジョッキーが背中に乗っていてもらいたいところだ。


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2023/12/03

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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?